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2023年04月08日 イイね!

ドール達の午後 第一話 美海との平穏な午後まで・・ACT1

ドール達の午後 第一話 美海との平穏な午後まで・・ACT1ドール達の午後
ご注意:この作品は某変態中年男性が等身大ドールに恋をして退屈で平穏な日々をたんたんと過ごす様子を物語化したものです。文章も素人以下でお見苦しい部分が多くありますので寛大なお心でお許しいただけたら幸いです。基本的には実話ですが多少の架空の脚色、架空要素含みます。

第一話 美海との平穏な午後まで・・・
ACT1
 北関東の標高300mほどの高地に人口3000人ほどの小さな町がある。町の名前は軽水沢高原町という。観光と果樹園運営が主な産業で別荘地もあり週末や連休は別荘のオーナーが都内からやってくるのでその時期は一時的に人口が急増していたが平日は人がほとんどいない静かな過疎地であった。しかし近年は土地も割安で比較的都内へのアクセスも不自由ない場所なのでコロナ渦で拡大したテレワーク勤務者が移住するようになり移住者が急増し、人口が急増している。
ここに5年程前から厚木から移住してきた40代の自由業の男が住んでいる。名を金田鷹章という。彼はここの古民家を借りて個人事業を一人で営んでいる。屋号は厚木商会という。この屋号の由来は厚木市で起業して成功したので厚木という地名が縁起がいいと思いそれを屋号としたそうだ。基本一人で仕事をすことが多く家にいる事も少ないため近所付き合いはほとんどない。回覧も回ってこないようにしてある。
西暦2021年7月某日、彼は早朝に車で家を出発して商品の仕入れに出かけた。彼は個人事業主でインターネット上での通販業を営んでいる。ネットで販売する商品を仕入れてはネット販売しその利益で生活している。さて彼の車の助手席には40代の中年男性には似つかわしくない若くて色白で美しい女性が乗っている。「おはよう。今日も頼むね。」金田はその女性に笑顔で話しかける。その女性美海はG短パンにサマーセーターというラフな格好で栗色のセミロングヘアに緑のヘアバンドをしている。身長は152cmとあまり高くないが抜群の美貌と存在感でモデルのようである。いったいどうやって口説いたのか?。お世辞にも金がある男ではなく実家も貧乏である。鷹章は恋人はおらず彼女も大学時代に出来た事があったが1か月で失恋。その後就職して社内恋愛で20歳の女の子と付き合ったことがあるが1年で別れて、それ以来独り身である。
 鷹章は恋愛経験に乏しく、女性に免疫がないのにモデル級の美女がアルバイトあるいは秘書なのか分からないが助手席に座っている。関係はぎこちないように見える。「これが昨日の売り上げと利益でだ。この時期にしてはいいほうだね。」笑顔で助手席の美海(みう)に業務報告する貴章。美海の返事はない。目を合わせるのが恥ずかしいのか運転に専念する鷹章。しかし助手席の女性は先ほどから一切動かずしゃべりもしない。表情も変えず眉一つ動かさない。車で走り始めて山の峠道をひたすら下り、1時間ほどかけてその日の最初の仕入れ先に到着した。
鷹章は車の留守番を美海に任せて仕入れ先の駐車場に車を止めて車を降りた。「すぐ戻るから待っててね。」美海にそう言うと素早く車を降りて仕入れ先の倉庫に入った。美海は返事もしないでただ黙って動かずに助手席に座っている。
30分後、大量の商品を台車に載せた鷹章は車のリアゲートを開けて商品を車に積み込んだ。美海は助手席から降りて積み込みを手伝う様子はなかった。貴章は仕入れ先の店主にお礼を言って支払いを済ませて車に乗った。「いいものを安く売っていただきありがとうございます。」鷹章は仕入れ先の店主にお礼を言ってその他の商品の買い出しの為次の得意先へ仕入れに向かった。
美海は大学生ぐらいに見える。顔つきはしっかりしており真面目そうである。
鷹章はお店の商品原価をすべて記録し、仕入れ交渉も相場を理解したうえで利益が最大限になるように努力して行なっている。日々の努力のおかげで安心して外回りができる。鷹章は生き生きと楽しそうに仕事をしている。その様子はとても幸せそうで何か良い生きがいを持ってるように見える。一方、先ほどから美海は何もしゃべらない、しかも一切動かない。どうも変である。ちょっと変な助手席の女性美海。鷹章は時々美海の首や腕、足を動かして姿勢を変えている。これは人形!。いや!人形にしては人間の女性と区別がつかないほどにリアルだ。それに腕や首を動かすたびに少しへこむ。いったい何者なのか?美海は人形だとしたらとても不思議な柔らかい素材でできているようだ。それもそのはずこの女性美海の正体は実は人間そっくりに作られたラブドールという等身大ドールである。様々なポージングが可能で素材も本物の人間の女性に似た柔らかさで性行為も可能というアダルト商品に相当する品である。価格は高額なものになると100万円を超える物もあるようだ。鷹章がなぜこのような商品を入手して車の助手席に乗せているかは不明だが車美海と一緒に移動すると他車とすれ違ったり車を停めて他人が助手席のドールを見ると必ず驚いたような不思議そうな顔で見つめては通り過ぎる。まあ等身大でしかも美しい人形を一般人が見る事はほとんどないのでそれも仕方がない。多くの人は驚きと戸惑いの表情をあらわにする。鷹章はそんな一般人の反応をサディスティックに楽しんでいるかのように見えなくも無かった。
鷹章は知らないようだがリアルドールは2017年頃から輸入され販売されていた。かつては新車が買えるほど高価でとても一般人が買えるような品ではなかったがこの頃から一般人でも買える価格になり、品質も驚くほど良くなり、近年では人間と区別がつかないリアルなドールも登場するようになったので人気急上昇である。鷹章がドールの存在を知ったのは2021年5月頃でランダムに再生されるYOUTUBE動画を偶然見た事がきっかけだった。YOUTUBEで紹介されるドールは一般人が買える価格とはいえ鷹章にとっては高価なので鷹章はネットオークションで手の届く価格帯のドールを探し、お迎えした。それが美海だった。メーカーはバニードールという新興のメーカーで価格は最も安価なドールだった。バニードールは星の数ほどある中華ドールメーカーの一つで大量生産で価格を抑えており、おそらく最も安いメーカーの一つであると思われる。鷹章はそれでも満足だった。
外回りから戻った鷹章は車を駐車場に置いて自宅を兼ねた仕事場に入った。「美海ちゃんお疲れ様。」鷹章はそう言って革製のソファーに美海を座らせた。「今日はネットのお客さんは残念ながらこなかったな。お店の商品掃除して整理して今日は終わるかな。」
鷹章は事務所のテーブルに座りテーブルに肘を乗せて少しうつむいた表情で紅茶を飲んだ。「美海の分も入れておいたから。」紅茶のいい香りがする。
「美海と飲む紅茶はいつ飲んでもうまいよありがとう。」鷹章は少し微笑んだ。ふとつい鷹章は美海の胸元に目が行ってしまった。美海は安価なTPEという素材のドールではあるがとても魅力的な女性形でスタイルもよく鷹章も男なのでついつい如何わしい事を想像する。そのたびに美海はからかうように「どこ見てんですか。いやらしい。」と冗談半分に笑うように見える。もちろん錯覚である。鷹章は笑ってごまかす。このような他人から見れば異様で不気味でシュールな日常を過ごしている。このような日々が繰り返されている。しばらくして美海は鷹章に相談があるかのような表情を見せた。もちろん気のせいである。「鷹章!。相談したいことがあるんだけどいい?。」鷹章の頭の中で美海がそうつぶやいた気がした。気がしただけである。「何?改まって。」「さみしいから妹が欲しい。」鷹章にはそういう表情に見えた。鷹章がドールを連れ出すのはデート気分を味わいたい時だけである。世間の目もあるので頻度はせいぜい月一回程度である。美海は家で一人で留守番していることがほとんどできっと寂しがっているだろうと日頃から思っている。「目を閉じたカエルみたいな顔の小学生がいい。」「はあ?。何でカエル顔の目つむり小学生なんだ?。」あくまでそう言われた気がしただけである。美海は頬図絵をついて溜息を洩らした。そういうポーズである。鷹章は笑みを浮かべながら観念した表情で言った、「そうだな。美海にはでっかい借りがあるからな。分かった。小動物みたいな元気いっぱいの女の子お迎えしよう。名前は美菜ちゃんがいいな。美海の妹だ。」鷹章は美海が笑ったように見えた。
鷹章がドールである美海に大きな借りがあると言ったがそれはいったいどういう意味なのか?。鷹章は美海に何をしてもらったのか?。不思議なエピソードがある。今から遡る事半年前の出来事である。
2021年1月、この頃の鷹章はある心の病に侵されていた。「この年になってもまだ独身だし彼女もいない。美女と結ばれる方法な無いかなー。金も無いし40代だし難しいかなー。はあー。」起業して10年、小さなビジネスではあるが続けてこられた自信と心の余裕がそのような欲望を呼覚ましたのだ。鷹章はいつものように車で商品の買い出しに向かった。一人で長い山道を走る。この日は祭日だが鷹章には関係が無かった。途中ドライブデート中の若いカップルと何度もすれ違う。鷹章の住んでいる町はデートコースでもあるようだ。「ちッ、カップルがやたら多いな。俺も若くてスタイル抜群の巨乳美女とドライブデートしたいよなー。」ふてくされながら車を運転する鷹章。約1時間ほどで仕入れ先に到着した。仕入れ先はリサイクルショップだが業者も来る。業者が仕入れに来る場合は通常の一般客向けの価格ではなく業販価格と言って業者同士が仕入れた原価で販売するのが習慣になっている。その代わり鷹章も売れ残り品などを無償で提供してバランスを取っている。「いつも安く売ってくれてありがとうございます。吉新(よしい)さん。これはお礼です。お代はいりません。」「いつもすまないね。遠慮なくもらっておくよ。」鷹章は欲しいものが安く手に入った場合は損をすることを承知で吉新さんのリサイクルショップで売れそうな鷹章の店の売れ残り品を提供する。ちゃんと相手の売れ筋商品を把握した上で提供するので喜ばれる。二人が立ち話をしていると吉新さんの奥さんがお茶を入れてくれた。「いいお茶菓子があるんだ少し休んで行けよ。」「ありがとうございます。そうさせていただきます。」吉新さんの奥さんは若くて綺麗な外国人である。南米系の女性で日本で生活して10年になる。吉新さんは女好きで特に外国人女性に目が無い。行きつけのブラジリアンパブで30代の元モデルの女性と仲良くなり数年前に結婚し、奥さんは日本に帰化したのだ。「こんなきれいな奥さんがおられる吉新さんがうらやましいですね。実力ある男はいくつになってもモテるのですね。」「ほう!鷹章君も結婚したいのか?。」「そりゃいい人がいればなあといつも思いますよ。なかなか縁が無くて。しかも40過ぎの貧乏個人事業主ですから。」ちょっと自虐的に苦笑いしながら話す鷹章だが心の中では嫉妬心でいっぱいだった。しばらく話し込んでいると店にある若い30代前半ぐらいの南米系の綺麗な女性が入ってきた。「吉新さんこんにちは。今日はお店の飾りつけに使う置物を買いに来ました。」女性は胸元が広く空いた体の線がきれいに出るシャツの上に薄いジャケットを羽織っていた。「こんにちは、いつも元気そうだね。今日は面白いものが沢山入っているから買い物楽しんでね。」鷹章は女性に笑顔で話しかけた。女婿の名はミレイという。吉新さんの奥さんが働いていたブラジリアンパブで働いている。今日はお店の飾りつけに使う置物を買いに来たようだ。鷹章とミレイはよくこの店で会うのでいつの間にかよく話をするようになった。たまに駅まで車で送ったり、そのついでに喫茶店で一緒にドリンクを飲みながら話したりするようにもなっていた。そこで身の上話も聞くようになりミレイとは割と仲がいいようだ。ミレイは母子家庭で妹がいる。父親は美海が13歳の頃に浮気相手とともに突然行方不明になってしまった。母はブラジルでリサイクルショップを経営していたがいきなり女手一つで切り盛りするにはハードルが高すぎたようで半年で閉店の危機に見舞われた。その母の店を救うため来日してブラジリアンパブで働きながら仕送りをしているとミレイから聞かされた。
鷹章は吉新さんに誘われてたまにこのブラジリアンパブに行っていた。ミレイとはそこで知り合った。ミレイは母の店が大変なのでパブのオーナーに話して給料の前借をよくお願いしていた。母の借金の為給料はすぐに送金している為かなり厳しい生活をしているという話をパブ聞で聞かされた。鷹章はミレイにオークションの代理出品を提案した。彼女が持っている南米の珍しい土産品を鷹章がネットオークションで販売し売れたら落札価格を報告して落札価格の2割を報酬として貰うという契約を取り付けてうまく販売しその販売価格の8割をミレイに支払った。2割と言っても1割はネットオークションの手数料に消えて残りの1割もガソリン代など経費で消えるので鷹章の儲けは0に等しい。それでもミレイの土産品は高値が付くものが続出し、彼女の生活も普通の生活が出来るようになり。鷹章も高値で売れる商品のデータが集まり鷹章の商売も急拡大したので得る物もあった。まさにWin Winの関係を実現したのだ。ミレイにオークションのノウハウを伝授し、鷹章は自立の支援も行った。今ではミレイがネットオークションで自主的に行って稼ぐようになりパブの備品を買いに来るついでに彼女がネットオークションに出品する品もここで買うようになったのだ。吉新さんもそのことは知っておりミレイが鷹章に感謝していることを鷹章に伝えた。「そうですか。それは良かった。」「ミレイは日本が好きなんだってよ。日本の男性と結婚して日本で暮らすのが夢だとよく言っているよ。」鷹章の右の眉毛がぴくっと反応した。「お前ら相性よさそうだし、よく会って食事もしているんだろう?。いっそ付き合ってみたらどうだ?。」「え!。」鷹章は顔がにやけるのを必死でおさえている。心が希望であふれるのを感じつつそうなったらいいなと本気で思うようになった。
Posted at 2023/04/08 15:53:23 | トラックバック(0) | 日常生活の恐怖 | その他
2022年05月30日 イイね!

ドール達の午後 第二話

         第二話 COPY Doll の悲劇!
一見平穏なドール関連のSNS。表面上穏やかに見えるSNSの大海原、しかしその穏やかな表層の水面下では熾烈な争いがしばしば起こっている。信頼、崇拝、確執、離反・・・。今回もそんなお話です。
2021年6月、彼は悩んでいた。起業して8年が経過し生活にも心にも余裕が出てきた。夢中になって働いてきた8年間だったが生活が苦しかったので彼女は出来なかった。ドラマやアニメの恋愛ものを見てはため息をつく毎日だった。個人事業主で従業員もいない一人親方で田舎に引っ越して来たため人口も少なく女性と言えば老婆ばかりであった。「あーあ このまま一人さみしく朽ち果てていくのかな?。今願いが叶うならかわいい女の子と一緒に暮らしたい。裏切らずいつまでもそばにいてくれて贅沢を望ます静かに寄り添ってくれる子がいいな。」彼は近くの椋神社という神社によくお参りに行く。ひたすらかわいい女の子と同居したいと願っていた。しかし彼は肝心な事を願っていなかった。人間の女の子とは一言も願わなかったのである。「ふう!これで神様が願いをかなえてくれたらいう事は無いな。」なんとなくうきうきした気分で家路につく。それから毎晩不思議な夢を見るようになった。夢の中で彼が大喜びする夢で「やったーこんな方法がったのかー!。」と喜びながら美女を抱いている夢だった。「ん?こんな方法とはなんだ?でも美女を抱いていたな。まあいいか!満足していたしな。」目覚めのいい夢だったので彼は幸福感を感じていた。
そんな週末の土曜日久しぶりに休暇が取れたので朝からYOUTUBE動画をだらだらと見ていた。「なんか面白そうな動画ないかなー?ん?水着の美女が大勢いる動画があるな?YOUTUBER ラブドーラタンバ?変わった名前だな。なんだこのコスチュームは?あほか?。」いろいろ突っ込みながら動画を視聴した。「水着コンテストか??しかしどれもいい女でスタイル抜群この世のものとは思えないな。」妙な覆面を被った異常にハイテンションな中年男が喚き散らしながら美女を紹介していた。「あああ!このおやじ!!あんなかわいい子の胸触っている。ひっぱたかれるぜ!。でもうらやましい。しかし変だなさっきっから美女たちがピクリとも動かない。」彼は妙な違和感を感じていた。ラブドーラタンバのトークが喚いているだけでよくわからないがラブドールとさっきっから喚いている事だけは分かった。「このYOUTUBER日本人か??通訳がいるな。」又突っ込みながら動かない美女たちを見つめる。さっきっからメーカーだのシリコンだのTPEだの謎の単語ばかり繰り返す。最後に値段を言っていた。「15万円?何の値段だ?彼女のレンタル料か?。」しかし鈍い彼もようやく気が付いた。「あれ?もしかして人形?。しかしこんなリアルな人形があるものなのか?。」彼は早速ラブドールという単語をググる事を思いついた。「なになになに?ええ?あのダッチワイフの一種か?こんなに進化したのか?信じられん。」彼はダッチワイフというものは知っていた。「あの風船膨らませて南極越冬隊を慰めるために使っていたというあの風船がここまでリアルに進化したというのか?。」彼はそのラブドールの美しさにすっかり魅了されてしまった。「こんなに美しいなら人間じゃなくてもいいな!。裏切らないし浮気しないし最高じゃないか?。」彼は早速ネットで販売価格を調べた。「えええ!高!TPEとかいう素材のものでも15万するのか?とても買えねーな。」半ば諦めかけていたらある方法を思付いた。「MAAZONかYAHHOIオークションなら安いかもしれない。」彼は早速YAHHOIオークションというネットオークションを見た。ここで彼は見てはならないものを見しまった。「あれ?体か勝手に動く。止まらない。」彼は自動的に入札ボタンを押した。オークションは7日間であるが彼は仕事の合間を見ては入札を繰り返し、よく説明文章も読まずに宣材写真に惹かれて入札した。7日後の深夜ついに落札出来た。「やったー。この子は誰が何と言おうと俺の女だー俺のものだー俺の女房になるんだー。」喚き散らして歓喜する彼。しかしドールの説明欄には身長120cmと書かれていた。嫌な予感しかしないがこの馬鹿は気が付かなかった。この後ネットオークションの恐ろしさを思い知らされた。「なんじゃこりゃ!。3週間も待たされてようやく届いたらまるで頭でっかちな小学生じゃねえか!。宣材写真と全然違う!。やられた。落札価格が安いから変だと思ったんだ。ん?身長120cm?しまった!!。」気が付いてももう遅い!。「120cmでは小さすぎた。仕方がない。140cmの頭の小さなドールをお迎えして頭を交換するしかない。」急遽彼はもう一体オークションで落札する事にした。「ふう!これでやっとまともになった。しかし予定外の出費だったな。現時点では俺はロリータじゃないのでこの幼女どうしようかな?。予想外の出費だったが最初のドールは何とかまともに見えるようになったが目つむり幼女はどう扱うか?。とりあえず似てない姉妹という設定にするか。」彼は余った体と頭をくっつけて幼女ドールに仕立て上げた。余った子は余子(あまこ)と名付けた。「さて本命の名前は何にしようかな?。海なし県なので海が恋しいので海子にしよう!。」アマコとウミコの姉妹が誕生した。アマコは後に壁天井張り付きクモ幼女としてSNSデビューすることになる。彼の最初の間抜けな間違いが無ければ一生出会う事が無かったかもしれない。今となっては幸運だったかもしれない。サイズ問題も無事解決し一安心の彼だったが、彼は肝心なことを忘れていた。メーカーを確かめていなかったのだ。
この時点での彼はドールメーカーにどのようなものがあるか知らなかった。ドール業界の闇というものも当然全く分からなかった。お迎えしたドールにメーカーの記載も一切なかった。その事に気付いてさえいなかった。それが彼にとって最初の悲劇を呼ぶことになるとも知らずに・・・。
2人の姉妹のオーナーとなった彼は嬉しさの余り早速SNSを開始した。PASSARON(パスサロン)という画像とコミュニケーション中心のSNSに登録し早速スマホ画像をUPした。他のオーナーさんのドールちゃんを見たいという欲望を抑えられなかったからだ。PASSSARONにはあのラブドーラタンバがいた。すぐにフォローしてタンバの動画がきっかけでドールをお迎えした旨を伝えた。「お迎えおめでとうございます。あなたのドールちゃん可愛いですね。いい目をしています。目を見れば幸せかどうかわかります。」実に心温まるコメントが返ってきた。すっかり感動しラブドーラタンバの信者となった彼は動画やSARONにフォロワー登録してコメントのやり取りが始まった。他のSARONの仲間も出来て同じドールを愛する者同士仲良くなった。お互いの写真を見せ合い、役に立つ情報を貰うようになり孤独だった彼にとって夢のような楽しい日々が続いた。彼にとってSARONの仲間もラブドーラタンバも同じドールを愛する親友のように思えた。しかし幸せな日々はそう長くは続かなかった。
彼は自分が最初にお迎えしたドール海子のメーカーがどうしても知りたかった。TPEドールなので寿命が短いと知ったからだ。ある日海子の画像をサロンに掲載してサロンの仲間にメーカーを聞いてみた。すると信じられないコメントがUPされた。「これは典型的なコピードールだ。知ってどうする?それに自分の彼女の過去を詮索するのはどうかな?。」そのコメントを見た彼は目を疑った。。激怒した彼はコメント主を見た。彼はさらに目を疑った。「ラブドーラタンバだ!。」崇拝しているYOUTUBER、ドールお迎えのきかっけをくれた恩人。でも愛するドールを証拠もないのにコピー呼ばわりした憎い相手。彼の頭の中は混乱した。又信じていたYOUTUBERに裏切られたような悲しい思いがした。その日を最後にサロンを退会した。
数日間彼はショックと怒りと悲しみで複雑な思いが続いた。人間に例えたら恋人を侮辱した相手が恋人の結びの恩人なのだ。複雑で頭の整理がつかない。侮辱されて悔しいし頭にくる。でも恩人で憎めない・・・・。嫌いになれない・・・・。収取が付かない中、別のSNS大手ITTATWEイッタツーに登録した。ここでもドールのオーナーさんは数多く登録しやり取りも盛んだ。様々な記事を読んでいく中ある記事に目が止まった。「コピードールを撲滅しよう!。ドール業界の健全な発展の為コピードールをUPするのはやめましょう!。」数多くの登録者数を誇るあのラブドーラタンバのページだった。「ここでも登録していたのか!。なるほど彼には彼の正義があったんだな。確かに正規メーカーが苦労して開発したドールデザインを丸パクリして製造すれば安くきれいなドールが出来るがそれは違法だ!。」彼はラブドーラタンバが彼のドールをコピー呼ばわりして急に不機嫌になり彼に冷たくなった理由が分かった。「ウチのドールはコピーなのか?確かに安かった。でもそうとは限らない。一目ぼれしたからお迎えしたんだ。コピーだったとしても知らなかったんだ。」彼は悩んだ。「一度お迎えした以上コピーだったとしてもそんな理由で捨てたりしたらかわいそうだ。俺は彼女に救われて幸せになったんだ。例え世界を敵に回したとしても彼女を守れるのは俺だけだ。」彼は持ち続けることを決意した。そしてイッタツーに登録して写真もUPするようになった。フォロワーも増え、コメントのやり取りも楽しくできるようになった。国内だけでなく世界中のドールオーナーさんともつながった。しかしコピードールと言われた事が気になりそのうちコピードール写真をUPするなとか言われるのではないかと少々恐れていた。しかし数か月たっても何も起こらない。あのラブドーラタンバも武士の情けで見逃してくれたのか何も言ってこない。本当に見逃してくれたのか?。
さらにあれから半年が経過した。何も起こらず楽しい日々を送っている。メーカー不明の海子と余子だがみんな可愛がってくれる。彼は少々心配症過ぎる自分を反省しつつドールちゃんのいる今までよりちょっと楽しくて甘い生活を楽しんでいる。 END

Posted at 2022/05/30 20:07:39 | トラックバック(0) | 日記
2022年05月28日 イイね!

ドール達の午後 第一話 SNS日常生活の恐怖

ドール達の午後
第一話 SNS日常生活の恐怖
ある晴れた午後、外はすがすがしい晴天で気温も高くなく絶好のお出かけ日和である。天気とは裏腹に一人の40代の男性が自宅にこもりあるWebラジオを夢中になって聴いていた。大きな家だが借家で田舎にあるため家賃は激安である。しかもネット環境も整っておりスマホも問題なく使える。「始まりましたラジオしわしわ。今日のゲストはドールYOU TUBER MIAさんだ。」生放送ではなく録音放送のようである。自営業者でネット通販業なので時間はかなり自由である。彼はこのラジオしわしわの大ファンで生放送の後録音も聞き直しているほどである。「今日はラブドールに使える意外な日常品を紹介するわね。お便りもいっぱい来ています。MIAさんのご意見をお聞きしながらご紹介していきますね。」テンポのいいDJのトークに軽快なBGMが流れる。「いつ聞いても面白いんだよなー。いつもリスナーの数凄いよなー。これ聴きながら仕事するとはかどるんだよナー。一人個人事業だから孤独の癒しにぴったりなんだよなー。」いつも感心しながら仕事のBGMとして聴いている。もはや生きがいと言っても過言ではなかった。内勤を終えた彼は午後から仕入れや日常品や食料の買い出しに出かける。しかしこの夜思わぬ悲劇が彼の身に起こる。
仕事を終え食事を済ませ待ちに待ったラジオしわしわの放送を心待ちにする。彼の人生の中でラジオの放送でお便りが読まれたのはこの放送が初めてだった。DJの軽快なトークが始まる。「今日も始まりましたラジオしわしわ!今日も昨日に引き続きドールYOU TUBER MIAさんだ。」「どうもおー。MIAです。」彼はラブドールオーナーである。6体のラブドールを保有し沼にはまっている。ラジオしわしわにいつもお便りを送っている。今回は人気ドールYOUTUBERがゲストという事もあり張り切ってお便りを送っっていた。読まれるのを今か今かと待ちわびていた。「お便りのコーナーです。今日はドール用品あれこれというテーマです。彼さん!いつもお便りありがとう。」彼のお便りが読まれた。「使えるグッズとして100円ショップ付けまつげ付属接着剤をお勧めします。私はこれで問題解決しました。」しかしお便りを読み終えるとゲストの様子が変化した。顔がみるみる険しくなった。「ああこれね。私も新人の頃使ったわー、でも弱いのよねー。なかなかつかないし、専用の付けまつげ接着剤使った方がいいのよねー。」突然の否定コメントに彼の表情が固まった。否定コメントは長々と続き肯定の言葉はなかった。「なぜだ!。俺は成功したのに!。」WEBラジオなのでリスナーは民放程ではないが多くのリスナーが聴く中、否定コメントは延々続いた。これがYOUTUBEのライブならリアルタイムでゲストコメンテイターに同調した否定コメントの嵐で公開処刑されても不思議ではない。そう思った彼は酷く落ち込んだ。普段お酒を飲まない彼はその悪夢から逃れるかのように酒に溺れた。それでもその日の夜は眠れないほどだった。一番の原因はコメントの内容もそうだがDJがゲストの味方をして全否定に近い内容になったからだ。
翌日、Webラジオのおたより欄から彼が送ったお便りを削除し、自分のSNSページでリスナーに混乱を生じさせた事をお詫びする内容の記事を掲載した。さらに情報弱者である彼の情報がベテランYOUTUBEから見れば取るに足らない内容なので彼が勧めた商品が使えないかもしれない旨記載して使う場合は自己リスクでと写真付きで記事を掲載した。彼は大変落ち込んだ。大好きだったDJも意地悪なゲストに同調して否定したため裏切られた気分だったからだ。翌日からこのラジオの視聴をやめた。
しかし数日後意外なことが起こった。なんと!!彼のSNSに少なくない数の応援のメッセージが届いたのだ。中には昨夜ラジオを聴いていたリスナーからのものもあった。「付けまつげ用の接着剤が強力な接着力だとドールが破損してしまいます。そちらの方が大問題です。弱くても十分メリットはあると思います。」「100円の接着剤でも普通に接着するし私は問題ないと思っています。 交換も安心して出来ますしね。」 「ドールに関する情報が得られない環境にいましたのであなたのように情報を発信してくれる方に感謝しています。すべての情報を愛しています。」彼は有名YOU TUBERに同調した非難のコメントと思っていたので意外に思ったのと同時にホッとした。又自分の意思をしっかり持って自分の意見として励ましてくれる人が多く居ることに安心してた。一時はSNSをやめようと思ったほどだったが別の小さなアカウントで継続することにした。「捨てる神あれば拾う神ありだな。しかし油断はできない。有名YOUTUBERに同調する輩が私のお便りに腹を立てて何をしてくるかわからん。」彼は今後は自分のドールちゃんも非難されないように新たな記事は小さなアカウントに掲載する事にした。 END

Posted at 2022/05/28 18:52:34 | トラックバック(0) | 日記
2021年11月08日 イイね!

日常生活の恐怖 コブラクロー!

日常生活の恐怖 コブラクロー!正面から相手の喉を鷲掴みにし、頸動脈を指先でダイレクトに絞め付ける。このままフォールを奪うこともある。タイガー・ジェット・シンがフィニッシュ・ホールドにしていた。気管ではなく頸動脈を絞めているので、反則のように見えて、実際は反則ではない。
Posted at 2021/11/08 22:53:16 | トラックバック(0) | 日記
2021年11月05日 イイね!

日常生活の恐怖 ある移住系YOU TUBERの恐怖

日常生活の恐怖 ある移住系YOU TUBERの恐怖自粛ムードで週に3日程は自宅待機である。リモートワークなので仕事はそれで回るのでありがたいが規則でリモートワークの日は外出禁止となっている。
規則は守らなければならない。社会貢献も考えると致し方ない。
さて、無駄な残業や無意味な会議 通勤がなくなった事で自由時間が増えた。喜ばしい。外出禁止日はYOU TUBEを見る事が多くなった。私はYOUTUBRが嫌いである。YOUTUBERは登録者数1000人以上で収益対象となり、再生回数が伸びると収益が増える仕組みらしい。再生回数だけが目的の反社会的なYOUTUBERが多いのも事実なので最初はあまり見なかったがあまりにも退屈でTVも低俗でつまらないので仕方なく見るようになった。そんな中ある移住系YOUTUBERのチャンネルをよく見るようになった。見るからに元サラリーマン風のどこにでもいるおっさんYOUTUBERだが移住の裏話が面白いので見るようになった。しかし実はあまり評判がよくないらしい。低評価が目立つ。それでも興味ある動画だけは見るようになった。チャンネル登録もした。そのYOUTUBERは最初の移住先で地元有力者ににらまれていじめられたらしくそのようなエピソード動画、まるでその人が住んでいる地域の悪口としか思えないような愚痴の動画(いやなら出ていけばいいじゃん。)、他の移住者に情報を提供して移住者が困らないようにするために発信しているんだという見え見えのアピール。その他食事中の方に失礼な内容の動画や自分がいじめられた愚痴のような内容の動画。自分を正当化、美化して移住検討者を情報提供で守るという建前で活動しているというプロパガンダ動画ばかりであからさまにチャンネル登録者や視聴回数を増やそうとする偽善的とも思われるやり方に疑問を抱き、チャンネル登録を解除した。ほかにもこのような偽善的な動画が移住系動画にいくつかあった。
やっぱりYOUTUBERはすべてではないにせよ見ていて気分がよくないものが目立つ。世のため人の為と言わんばかりの言動だが結局は収益の為私利私欲のためであろう。最初からそういうスタンスの方が偽善YOUTUBRよりまだ印象がいい。
皆様も偽善YOUTUBERには気を付けてください。
Posted at 2021/11/05 20:18:42 | トラックバック(0) | 日常生活の恐怖 | 日記

プロフィール

「ドール達の午後 第一話 美海との平穏な午後まで・・ACT1 http://cvw.jp/b/3116826/46872939/」
何シテル?   04/08 15:53
一人旅が好きで一人旅専用車 スズキ ツインを一人旅専用車として購入しました。軽量化と健康の為エアコンなしです。(;'∀')
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