2019年04月23日
極度の面倒臭がり屋なのである。
自分で自分を表現すると、これが一番ピッタリの言葉だ。
しかし、この面倒臭がり屋のおかげで、効率的な発想が出てくることがあるのだ。
僕は洗車が好きではない。
いや苦手で、できればやりたくない。
いつも洗車機に任せっきりだ。
しかし綺麗な車は素敵だ。特にホイールの美しい車は、汚れている七難を隠してくれる。いや車自体が素晴らしく美しく見えるのだ。
今まで手持ちの洗車用ブラシなど、トラックドライバーのお兄ちゃんが使うようなドデカイ頭のを愛用していた。
最強の戦力だった。しかしこのブラシはアルミホイールの隙間に上手に入ってくれないのだ。その上水を含むとそこそこの重みになり、1本のアルミホイールを洗い磨き上げるには、休憩を挟む必要もあるほどだ。
ブラシ部はホイールのスポークにもちろん入っていかない。
しかもブラシの毛の硬さにより汚れの泥まで吹き飛ぶ。僕の服装までも台無しだ。323iのホイールは洗車が楽なデザインであるはずなのに、全く楽ではなかったのである。
先日我が家にやってきたBMW135icoupeの純正ホイールは隙間が多く、いよいよデカ頭ブラシの本領発揮か?と思われたが、全ての穴にこのデカ頭はハマることはなく、落胆の思いであった。
重い腰をあげて新規洗車ブラシの物色に出陣した。
目指すは大手カーショップ。
30年前はシュアラスターのカルナバ蝋ワックスからウィルソン?の拭き上げの楽な水溶ワックス。走ると水滴が吹き飛ぶレインエックス!とにかく面白い製品が次から次へと発売され、陳列棚には様々な製品がたくさん並んでいた。
当時そんな楽しい時間を過ごしてきたわけだが、何年もの時間をタイムスリップして、いざ店内へ。
あれ、思ったほど賑わっていない。
これが世の中を騒がせている車離れの実体か?
かつての、カーオーディオのコーナーはナビゲーションシステムを組み込んだマルチメディア対応のオーディオ機器にかわり、且つドライブレコーダーなるものに陳列棚は占拠されている。
マフラーやサスペンションキットなどの姿は影すらないのだ。
可愛い彼女を連れて洗車する姿も、今や遠い昔なのだろう。
いやいまやそんなことはどうでもいい。頭でっかちな洗車ブラシに別れを告げるのだ!
先ず考えをまとめなくては。
1.ホイールを綺麗にするブラシを探す。
2.ホイールを綺麗にするクリーナーを探す。
3.ホールに汚れのつかないコーティング材を探す。
こんなところだろうか?
頭でまとめたものを店内で探すのだが、目移りしてそれどころではない。
面倒くさい病がここでも発症!
すぐさま店員さんに汚れたホイールを綺麗にしてそれを維持したいのだが、良いアイデアはないか?と恥ずかしげも無く聞く。何しろ知識は30年前でストップしている。過去に仕入れた知識はほとんど役に立たないだろう。
すると店員さん。うちでの取り扱いですと、少々お高いのですがシュアラスターのいうメーカーのホイールクリーナーとホイールコーティングがおススメですよ。と。
おっ前にも聞いたことのあるメーカー名だ。当時はワックスだったが今ではクリーナーやコーティングもあるのだな!天下を取った気分になった。
なるほどー、ではボディ用のワックスもシュアラスターですね!?と聞き返す。
お客様!当店のおすすめするボディワックスはシュアラスターでは無く、ボディコーティングのペルシードという商品です。ただ今30ml増量しておりまして、とてもオススメです!
ちょっと待てよ...
ここは迂闊に知ったかぶりはヤバイ。
何しろ知識がペラいのが丸わかりではないか?
そこで考えた。
お兄さんのオススメに従うから、僕のしたい事を具現化出来るグッズを教えてください。
大丈夫です笑
先づ最初は綺麗に洗うことが大事です。
洗うのは最低でも2種類のブラシを持っていると便利ですよ。特にこのU字のブラシは最近のホイールの清掃に一役かいます。後はスポンジですね。
それとお客さんは拭きあげるタオルも必要ですね。
その後に取れにくい汚れに使うクリーナーとコーティングです。
まあざっとオススメするとすれば以上のもので十分満足出来ると思いますよ。
ご察しの通り、ペラい知識は早々にバレていたようで、店員さんの言われるままにグッズを揃え帰路についたのだ。
面倒臭さから発動した、店員さんおまかせコース!今のところ僕の出来る精一杯だったかもね(^^)
Posted at 2019/04/23 22:08:23 | |
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