ダッシュボード　エンクロージャー化

フロントスピーカーの背面をBOX化し、音質改善をする。


最初、ダイソーのPP製容器をスピーカーに取り付けて、密閉型エンクロージャーとして使ってみた（写真）。
すると、メリハリのある、輪郭の分かりやすい音になった。
キレイな音なのだが、広がりがなく、小じんまりしている。
低音が取り付け前に比べて弱くなっているのだ。
もっとエンクロージャーを大きくすればよいのだが、スペース的にこのサイズ（高さ4.5cm）が限界。

今回の作業は、低音の増強が一番の目的の為、他の方法を検討することにした。

今度は、低反発スポンジで、スピーカー下に空間を作ることにした。


写真は、ホームセンターで購入した低反発クッションから、中のスポンジを取り出して、カットしたところ。
（カット前のサイズ：40cm x 40cm x 5cm）

写真は、低反発スポンジの一部を円形に繰り抜いたところ。
これを、スピーカー取り付け穴から、ダッシュボード下に押し込む。

写真は、スポンジが収まったところ。

スピーカー取り付け面の下には、ゴム製（？）の仕切りがあり、その間の距離は、4.5cm位しか無い。
スポンジの厚みは5cmなので、パンパン状態になる。

次に、出来上がった空間にサーモウールを適量入れる。
あとは、スピーカーを取り付けて完成。


サウンドシャキットを付けている為、純正ステレオに比べて、大分低音は出ていたのだが、今回の作業でそれ以上に低音が出るようになった。
当然サブウーファーの様な重低音は出ないが、10cmのダッシュボードスピーカーの低音としてはまずまずだと思う。

明らかに、メタリカが重厚になった！！

あと、空間感が強まった。
ライブハウス等の小ホールでのライブ盤は、リアル感が増した。