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t〇mクロスのブログ一覧

2022年05月15日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その10:すごいわありゃぁ…編)

もはやこれしかやってない気がする気になる車シリーズ…
いつの間にか10車種目になっていたようです。

記念すべき10車種目は…

NISSAN ARIYA
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待ちに待った人も多いんじゃないかと思われる日産アリア。
グレードはリミテッドではない標準車のB6(2WD)。
ボディーカラーはプリズムホワイト/ミッドナイトブラックの2トーン。

まずパッと見のデザインは日産の最新世代を象徴するデザインですね。
これはアリアが始まりなので当然なんですがノートやオーラの方が先に発売になったので見慣れた感もありますね。
発表からもかなり時間が空いたので新鮮さは薄いですが、なかなか美しいデザインになっています。
今までは画像でしか見ることがなかったですが実車で見るとこれがなかなか美しい。
日産が「TIMELESS JAPANESE FUTURISM」と呼称するアリアのデザインはすっきりとした見た目の中に日本の伝統美を入れ込んだものになっています。
よく見ていくと細かい模様なども入っていてシンプルな中に繊細さも感じられます。


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サイドはクーペスタイルのSUVフォルムが滑らかでルーフラインに沿う形のメッキモールやCMF-EVプラットフォームを採用することで実現したロングホイールベースと相まって4595mmという数値以上の伸びやかさを感じさせます。
パッと見だとアウトランダーと同じようなサイズに感じてしまいますがアリアの方が100mm以上短いです。
実は4595mmってエクリプスクロスのMC後モデルより50mm長い程度なんですよね。

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お次はリア。
一文字型のリアコンビランプにNISSANの文字が入っているパターンもアリアから始まった新しい日産デザインの象徴的なものですよね。
オーラではセンターで分割されていますがアリアはテールゲートの分割以外は全部繋がっています。

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内装もスッキリとしたデザイン。
全体的に落ち着いた色味で個人的にはリミテッドより標準車の方が好みな感じ。
カッパーの差し色はいいアクセントになっていますね。
センターコンソールが完全にインパネから離れた形になっているので足元がかなり広々としています。
また、センターコンソールが電動でスライドできるようになっていて結構前まで出せるのでアームレストも使いやすそうです。

木目調パネルに浮かび上がる形で出現するエアコン操作系は見た目はなかなかに上質ですが操作性は微妙…
ハプティクスフィードバックが入ってはいますが押した感触は控えめ。
センターコンソールのドライブモードスイッチ等も誤操作防止の意味もあるのか、軽くタッチするだけじゃ反応せず、少し押し込むようにすると反応する感じになっています。
慣れが必要かもしれないですね。

内装の機能面は当然日産のフラッグシップらしく、12.3インチのフルデジタルメーターにこちらも12.3インチのNissan Connectナビゲーションとなっています。
基本はオーラでも採用されているそれではありますが、アリアでは目的地を設定していない時でもメーター上に地図表示ができるようになっているなど独自ポイントもありますね。

それでは走り出してみましょう!
現状納車が始まっているのはB6と言われる66kWhのバッテリーにフロントモーター駆動の2WDの組み合わせのみ。
e-4ORCEと名付けられた4WD仕様やB9グレード(バッテリーが90kWhに拡大されたモデル)はまだまだ先になります…

そんなB6グレード、フロントに160kW/300N・mのモーターを搭載。
モーター駆動ですから当然0から最大トルクを発揮するわけですが、パワーの出方としては比較的穏やかな方向ですね。
滑らかに走り出せます。
2WDモデルはドライブモードが3種類設定されていて、ECO、STANDARD、SPORTとなっていますが、SPORTにすると少しレスポンスが早まりますが過激というほどではないです。
この制御はアリアのデザインの世界観ともよくマッチしているなという印象です。
とはいえ、普段使いならSPORTよりはSTANDARDやECOがおすすめです。(理由は後述)

アリアはさすがEV、静かすぎです。
というかモーターの音すらも感じさせないほどに静か。
例えばですがアウトランダーPHEVとかだと結構「ヒュイーン」というような音があるんですがアリアはそれすらもどこかに置いてきたような静粛性を実現してしまっています。
そうなると今度はロードノイズ等が気になってくるかと思いますが、それすらも消し去る遮音性の高さ。
けっこうザラザラした舗装のところを走ったんですがそれでこのレベルのノイズでで済むんですか!?ってなります。
フロアの遮音がしっかりしているのとタイヤがBSのアレンザなのもあるかもしれません。
音楽をかけて走ることが多い方にとっては最高の環境が構築されます。

ステアリングフィールはノート以降感じていた良い印象をそのまま受け継ぎます。
以前はセンター付近が軽すぎる印象があった日産車ですが、この辺がしっかりしたことで個人的にかなり好みのフィーリングになりました。

そして、アリアは最近の車としては珍しく(?)路面状態がかなりつかみやすい感じを受けました。
最近の試乗では路面のザラザラを完全に消すようなステアリングインフォメーションの車が多い印象でしたが、アリアは不快にならないレベルで路面の情報を伝えてくるようになっています。
この辺も個人的にはかなり好印象です。

足回りは少し柔らか目。
結構エアボリュームの大きめなタイヤを採用している関係もあるとは思いますが、全然硬さを感じません。
ここで一つ気になったポイントはピッチング。
特にブレーキング時は顕著で、ブレーキングで車体がノーズダイブする量自体は少ないのですが、完全に停止した時に主にフロントが揺り返しのようになってピタッと止まらないのが少し難点…
この辺は20インチモデルがどうなのかも気になるところですし、e-pedalとの兼ね合いで結構繊細なブレーキングが要求されるのかなどもう少し検証したいところ。
このピッチングがあるので、普段使いでは加速も穏やかなSTANDARDかECOのドライブモードがおすすめです。

もう一つ走っていて感じたのが車体の大きさを感じさせないなということ。
全幅は1850mmあって最近のSUVとしてみれば標準的なサイズなんですが、運転している感覚だともう少し小さく感じられるほど。
むしろエクリプスクロスの方が運転しているときの感覚としては大きく感じるほど。

アリアがなかなか発売されない間にライバルとなるトヨタ bZ4X/スバル ソルテラが発売され、その比較もしてみたいところですがこちらはいかんせん試乗車が少なすぎていつ見に行けるかわかりません…
ちなみに見た目だけなら断然アリアが好みです。

昨今のいろいろな事情も重なってなかなか納期も延びているアリアですがこれも試乗したらやられちゃうこと間違いなしですね…
B6でも600万くらいするもはや高級車ですが買ったら幸せになれそう…
最近の日産車はオーラといいこのアリアといいかなり良い車が出ている印象です。
もうすぐNMKVで開発されている軽EV(サクラ(?)/eKクロスEV)も出ることですし今後もこのアライアンスを組む2社から目が離せないという印象です。
Posted at 2022/05/15 20:19:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2021年12月18日 イイね!

新型アウトランダーPHEV試乗してきました!

12/16についに発売された新型アウトランダーPHEV。

一部店舗では試乗車も配備されており早速試乗してきました!

今回はいつもの店舗でも先行展示で行った広島の店舗でもなく、益田三菱自動車販売さんで試乗してきました。
ちなみに現時点では西日本三菱さんはほとんどの店舗で試乗車の用意はできていないみたいです…

今回の試乗車仕様は…
グレード:P
ボディカラー:ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(2トーン、有料色¥132,000)
オプションはほとんどなしの素のPグレードでした。
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エクステリアデザインは先行展示で確認済みなのでさらっと。
Pグレードなのでバンパー下部もカラードになっています。


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今回はPグレードなので内装が専用のブラック/サドルタン内装となっています。
写真で見る分にはかなり派手な印象でしたが実物は写真よりは落ち着いた印象でこれはこれでよいのではないかと思いました。


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そしてもう一つPグレード専用装備としてはセミアニリンレザーを採用したシートもポイントですね。
セミアニリンレザーって高級車でよく使われるらしいんですが、実際には触れてみたことがなかったのでどんなもんなんだと思っていたんですが、これはかなりクセになりますね…
個人的にはレザーシートってあまり好きじゃないんですが、このセミアニリンレザーの感じならレザーシートを選んでもいいかなと思えます。

それでは走り出してみましょう!
先代の後期モデルと同じ4B12型2.4Lエンジンに前後にモーターを搭載する構成になっていますがモーターの出力は大幅にアップ。
2tを越える車重を持つ車ですが、その重さを感じさせないほどにスーッと走り出していきます。
今回の試乗では、NORMALモードのほかにTARMACモードとPOWERモードを試してみました。
まずは一番素の状態と言えるNORMALモードは当然といえばそうなんですが普段の街乗りから扱いやすい特性になっています。

TARMACモードはエクリプスクロスPHEVのそれと比べると過激さは薄めた特性なように感じました。
EVプライオリティモードがキャンセルされ、回生モードがB5に入るのはエクリプスクロスPHEVと同様です。

そして、POWERモードはまさにその名の通りモーターのパワーをとにかく発揮させる特性になっていてバッテリーが半分近く残っていても積極的にエンジンも使って発電するようになっています。
助手席に乗っていた益田三菱の営業さんも今日が初乗りとのことでしたが、アクセルを踏み込んだ時に背中が押し付けられるような感覚があったとのことでした。


エクリプスクロスPHEVでも静粛性はかなり良かったと思うのですが、今回のアウトランダーPHEVはもう1段どころかもう2段くらい静かな印象も受けるレベルで車内はかなり静かになっています。
これには正直びっくりです!
途中でPOWERモードに入れて思いっきりアクセルを踏んでみたんですが、それでもエンジン音がかなり抑え込まれています。

そして、乗り心地はまた今までのモデルたちとは別物といった印象です。
新しいプラットフォーム、フロントのロアアームとリアのアッパーアームへのアルミ採用、液封ブッシュの採用などがトピックとなっているアウトランダーPHEVの足回りは街中走行をする分にはかなりフラットな乗り味を提供しています。

新しいプラットフォームは日産とルノーとのアライアンスで各社が使用するCMF-C/Dと呼ばれるもの。
それ故に「三菱らしさが消えるのでは」なんて言われることもありましたが、決してそんなことはないと思いました。
確かにこれまでの三菱車にはない”日産っぽい”と思う部分はちらほら見受けられるのは事実ですが、走りの根幹部分においてはしっかり三菱の車であることを確認できました。
特に三菱の車らしいなと感じられたのがステアリングフィール。
日産車の場合は個人的にもう少しセンター付近のしっかり感が欲しいと思うこともあるんですが、アウトランダーではその辺がしっかり剛性を確保されているなという印象を受けました。

そしてPHEV×S-AWCの走り。
これは当然ですが日産にはない三菱ならではのポイントであると言えます。
2モーターのハイブリッドは世にたくさんあってもフロントと同等以上の出力をリアでも発揮できる組み合わせになっているのは結構珍しいのではないかと思います。

直接のライバルとなるトヨタのRAV4 PHVも前後にモーターを搭載する2モーター式の4WDですが、RAV4 PHVではフロントに対してリアモーターはパワー&トルクが低いものを採用している辺りに両メーカーの考え方の違いも感じられますね。
この辺が走りの感覚にもかなり影響していて、RAV4 PHVは交差点等でステアリングを切り込んでいくとフロントが重苦しく感じるところを、それより重いアウトランダーPHEVは重量を感じさせないほど自然に曲がっていきます。


結局のところ、今回のアウトランダーPHEV…

今までの三菱車とは完全に別物です。

先代アウトランダーPHEVやエクリプスクロスPHEVと同じ感覚で乗ると驚きがかなりあるんじゃないかなと思います。
実際僕は乗って戻ってきた後にあまりの驚きで笑いしか出なかったほどですw



そして…
これだから三菱車はやめられねぇぜ!

とこれからも三菱自動車を応援していこうという気持ちを新たにしましたw
Posted at 2021/12/18 16:32:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2021年11月13日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その9:突然のハイブリッド 編)

お久しぶりの気になる車シリーズ

今回の車は…

DAIHATSU ROCKY e-SMART HYBRID
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11/1にコンパクトSUVのロッキーに追加設定されたハイブリッド仕様です。
グレードは2グレードあるうちの上位グレードPremium G HEV(FF)
ボディカラーはレーザーブルークリスタルシャインです。

デザインは従来から大きくは変わってないですが、フロントグリルパターンとダイハツロゴが青くなっているのが違いですね。


リアもe-SMART HYBRIDロゴがついたのとダイハツロゴが青くなっている程度の違いになります。
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あと見た目で違う点でいうとフロントフェンダーにもe-SMART HYBRIDロゴが着けられています。

また、装着されているホイールにも違いがあって、ガソリンモデルは4穴ですがe-SMART HYBRID車は5穴になっています。
5穴ですがPCDが100なのはトヨタ系ではよくある仕様ですね。

内装は多少変更されていて、ガソリン車のPremium Gとハイブリッド車は電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能が備わったことでセンターコンソールが変更になっています。
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車自体は従来通りなのでソフトパッドはもちろんないですしシボのつけ方なんかは少し安い感じがしますね。
まぁ車両価格200万そこらですから許容できるというところでしょうか。
この車両にはオプションの9インチディスプレイオーディオが装着されていますがディスプレイオーディオ周りはトヨタ車みたいなバカでかい感じになっていなくてスッキリした感じになっていますね。

今回のトピックはやはりe-SMART HYBRIDでしょう。
トヨタからのOEM車を除くダイハツ車としては一体何台売れたのかわからないハイゼットのハイブリッド以来のかなり久しぶりとなるハイブリッドで、ハイブリッドシステムとしては日産のe-POWERと同じシリーズ式のハイブリッド。
新開発のWA-VEX型1.2L 3気筒エンジンを発電用パワーユニットとして使い、フロントに搭載するモーターで駆動する方式になっています。

このハイブリッドシステムの走りを見ていきましょう!
今回のロッキーはハイブリッドのPremium G HEVでも車両重量が1070㎏と、電動車としてはかなり軽量な車体なのもあって、出だしから軽快感があります。
モーターの出足のトルクをかなり生かした感じになっていて、ガソリン車の感覚でアクセルを踏み込むと少し鋭く出る感覚もあります。
街乗りレベルならECOモードにしておいた方が乗りやすいかもしれません。

シリーズ式ハイブリッドですので、バッテリーが減ってくるとエンジンがかかってくるんですが、エンジンの音ははっきりわかりますね。
先代ノートのe-POWERと同等かもう少しロッキーの方が大きいかなという感じ。
アクセルを強めに踏み込むとガソリン車と大して変わらないノイズレベルになります。
遮音は強化しているらしいですがあまり体感はできないかもしれません。
高速走行になると少し厳しそう…
もう一点、信号待ちで停止した時に一瞬だけエンジンが始動してすぐに止まるということが2~3回あったのは少し気になるところ。

エンジンのON/OFFについては新型ノートのe-POWERみたいな荒れた路面で積極的に動かすというような制御は入れておらず、単純にバッテリーが減ってきたり速度が上がってくると始動するというイメージ。
今回の試乗時には8セグ表示あるうちの4セグある状態でしたが頻繁に始動している感じだったのも先代ノートのe-POWERにかなり近いものを感じます。

バッテリー総電力量が0.74kWhほど(ダイヤモンドオンラインの記事参照)ということで先代ノートe-POWER(1.5kWh)の半分程度なので、より街乗りユースに振ってきたのかなという印象を受けます。
バッテリー容量を抑えることでガソリンモデルの4WD車と大差ない車重と価格を実現できているわけですね。

e-SMART HYBRIDにもワンペダルドライブの「スマートペダル」が搭載されていて、ONにすると回生ブレーキが強く作動します。
強く作動するとはいってもさすがに後発ということもあって減速感はいたって自然。
完全停止まではしないですが、この辺は徐行時や駐車時の使いやすさを考慮した結果ということで納得できるかと。

ハイブリッド以外の走りの面でいうと、車重をガソリン車とほぼ同等に抑えている効果はやはり大きいかなと。
コーナリング時の身のこなしも軽快です。
ただ、ステアリングからのインフォメーションは薄め。
僕の経験で似ているものを探すとしたら少し前の日産車のような感じかなぁ…
足回りは少し状態の悪い舗装路だと少し突っ張るようなフィーリングもあり、この辺はもう少しなじまないといけないかなと…
試乗車の走行距離が170kmとかだったのでもう少し走らせてなじんでくると変わってくるのかもしれませんね。

今回試乗したPremium G HEVで車両本体価格が234.7万円(北海道は236.8万円)となり、2WD車同士で比較するとガソリン車に対して約30万円UP、ガソリン車の4WDとの比較では約3万円UPと比較的優しい価格帯になっているのもなかなか魅力的な要素ですね。
実はオプションをつけない標準状態では新型ノートより装備面では充実しているポイントもあり、これからクルマ選びをする方にとっては悩ましいポイントになると思うところです。
というかノートが喰われそうな感じですよね。(主にライズの方に)

カタログとアクセサリーカタログを眺めているとプロパイロット相当の運転支援ではない代わりにナビがディーラーオプションでかなり充実していて、アルパイン、パナソニックの9インチ、アルパイン、パナソニック、ケンウッドの7インチと5種類の選択肢が用意されています。
さらに、メーカーオプションでパノラマモニター対応アップグレードパックを装備するとどのナビを選んでもパノラマビューモニターが使えるのは個人的にかなりうれしいポイント。

いよいよ電動車戦国時代に入ってきた感もあり各社様々なタイプの電動車を用意してきています。
その中で比較的低価格で出てきて総額でも安くできそうなロッキー/ライズのe-SMART HYBRIDは注目の1台になりそうです。
Posted at 2021/11/13 15:50:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2021年08月07日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その8:爽快がコンセプトの11代目 編)

またまた気になる車シリーズ

今回の車は…

HONDA CIVIC
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8/5に正式発表され、発売が9/3に決まった新型シビックです。
グレードは上級グレードのEX(CVT)。

まずはデザインから。
今回のシビックは先代の鋭い目つきから一変してより上質な方向に振った印象。
この試乗車はEXでホイールもブラックな上にボディーカラーもブラックなので引き締まってスポーティーさも少し残していますね。


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次はサイド。
先代よりもリアに向かって一つの流れで下がっていくフォルムで伸びやかな印象。
ただし、リアのバンパーが丸っこくなったから少しずんぐりむっくり感もあるような?
フロントからリアへ一本通っているプレスラインはヴェゼルとも共通性が感じられるホンダデザインのポイントかもしれませんね。
もう一つ細かいポイントでいうとドアノブが鍵穴が見えないタイプになっています。
この辺も上級化を感じさせるポイントですね。


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そしてリア。
最近のトレンドになっている一文字に繋がっているところからCシェイプで回り込むテールライトになっています。
先代みたいな巨大なダミーダクトがなくなったことで一気に落ち着いた印象に変化しました。
ルーフから滑らかに流れてきたところからストンとリアに落ちているので少々のっぺりした感じもしますが好みの問題でしょう。
先代が派手すぎるとか子供っぽいとか感じておられた方なら間違いなく新型の方が好印象だと思います。

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内装は写真撮り忘れたので公式から画像引用です(^-^;
水平基調も最近のトレンド。
配置はヴェゼルと似たような感じで操作性も似たような感じ。
ちょっと変わった形のエアコンルーバーを操作する棒も違和感を感じないようにできていました。
今回のシビックは全車HONDA CONNECTナビが標準装備になっていてダッシュボード上に必ずナビがつく仕様になっています。
メーターは上のEXが10.2インチ液晶メーターで下のLXは7インチ液晶+アナログスピードメーターです。
今回はEXだったので10.2インチ液晶の方でしたが、ヴェゼルのような光が差すときの視認性の問題もありませんでした。

今回は運転席しか座れませんでしたが、フロントシートは自然に座れる感じ。
最初、EXはパワーシートなのを忘れていて前後調整のレバーを探したのはここだけの話ですw


それでは走り出しましょう!
エンジンは1.5L直4ターボで、型式もL15Cなので先代と同じです。
最近のターボエンジンらしく1750rpmから最大トルクを発揮できるようになっていて街乗りから高速走行まで快適にこなせるエンジンになっています。

ガソリンがものすごく高いこのご時世においてはハイオク推奨はマイナスになる要素かもしれません。
組み合わされるトランスミッションは7スピードモード付のCVTと6MTが用意されます。
今回はCVT車に試乗しました。


走り出しからの印象でいうと”とにかく静か”
遮音がしっかりしているのかエンジンの音がかなり静かになっています。
その代わりにタイヤからの音が少し目立ち気味になっています。
標準装着タイヤはグッドイヤーのEAGLE F1なんですがパターンノイズが結構しています。
音に神経質な人だと気になるレベルです。
タイヤまで含めた静かさはヴェゼルに軍配です。

ステアフィールは自然で洗練されています。
思ったようにコーナーを曲がっていけるのでとても楽です。

足回りに関しては、大きな入力に対して足がしっかり動いて、きちんと一発で収めることができていると思いました。
街乗りレベルの低速域だとほんの少し硬いかなという感じるときもありますが、高速域になるとそれがビシッとしていて安心感につながるのかなという感じでした。

と、ここまで非常に良い車であるのは事実ですがそんなシビックにも個人的に気になるポイントがありました。
それは、CVTの変速レスポンスです。

シビックのCVTは前述したとおり7スピードモード付でパドルシフトを操作することでマニュアルモードに入ります。(シフトレバーにはマニュアルモードは備わっていません)
ただし、いざパドルで変速してやると、メーターの表示が切り替わってからもわ~っと回転数が変化する感じなので、いまいち変速した感がありません。

例えばエンジンブレーキを効かせたいと思ってシフトダウンすると、1テンポ2テンポくらい遅れて回転数が上がっていく感じです。
今日はヴェゼルを見た時とは違う営業の方が対応してくださいましたが、その方も昨日乗ってみた印象として同じことを思ったようです(^-^;

帰りにエクリプスクロスでパドルシフトの変速感を確かめてみましたがエクリプスクロスの方がスパッとギアが変わって回転数が変化するので”ここ”と思ったタイミングでパドルを操作してやれば変速できるのでその辺のダイレクト感も高いように感じました。


ホンダの最近の新型車のうち、ヴェゼルのハイブリッドとシビックのガソリンが価格帯的に結構近いところにあるのですが、個人的には圧倒的にシビックの方が欲しいと思える仕上がりになっていると思います。
燃費とかを考えるとヴェゼルが非常に魅力的なのは事実ですが、それでもシビックのあの質感を見せつけられたらやられちゃうこと間違いなしです。
Posted at 2021/08/07 18:27:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2021年06月20日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その7:”オーラ”を纏った車 編)

お久しぶりです。

またまた気になる車に乗ってきました。

今回の車は…

NISSAN NOTE AURA e-power
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6/15に発表されたノートオーラです。
新型ノートの3ナンバー+高級版モデルですね。
発売自体は9月ですが試乗車はもう配備されているようです。

グレードは2種類あるうちの上位グレードであるG leather editionの2WDです。
もちろんオプションてんこ盛り仕様です。

まずはデザイン。
ノートの時点でアリアに通じる新世代日産デザインになっていましたが、今回のノートオーラはよりアリアに近づいたデザインになっていますね。
一部では5ナンバーのノートとパッと見はわからないよなんて言われていますが、個人的には全然違うと思います。
確かにベースはノートですし、横から見る分にはわかりにくいと思いますが、前後から見ると全然違います。

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正直言ってノートが安っぽく感じるレベルでオーラは上質なデザインになっていると思います。
5ナンバーのノートは標準ではヘッドライトがハロゲンなのもあってデザイン的な制限があるのでライトが大きめにできているのに対してオーラはLEDが標準なので細長くなっていますし、グリルもオーラの方がかなりワイドになっていますね。
Vモーションもノートがメッキ加飾に対してオーラはシグネチャーランプ+シーケンシャルウィンカーとアリアを思わせる造形になっています。


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サイドはパッと見ではノートとの違いが分かりにくいですが、例えば17インチアルミホイールであったりフェンダーの拡幅分の盛り上がりとか細かい違いがあります。
特にリア側はフェンダー造形が変わっているのに合わせてリアドアもオーラ専用パネルになっているので、共用なのはフロントドア、ボンネット、ルーフ、バックドアくらいでしょうか。


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リアも一文字型のLEDコンビに変更になったことでガラッと雰囲気が変わっています。(見切れちゃってますね💦)
リアバンパーがフルカラードになっててちょっとのっぺり感あるかな…
あとマフラーの切り欠きはちょっとダサいですかね(^-^;
オプションにあるリヤバンパーフィニッシャーをつけるともう少し引き締まるのとマフラーの切り欠きも目立ちにくくなるかなと思います。


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内装は基本的な形自体はノートと同様ながら、ツイードの布張りであったり、木目調パネルなどで質感を向上させています。
インパネ上部のツイードは少し取って付けた感が否めないような気もしますが、あるのとないのとではあった方がいいと思います。
そして、木目調パネルもコストのかかる製造方法でできているらしいですが、手触りがすごくいいです。
もちろん本杢ではないのですが、触った感触は木に触れているかのような感覚になります。
木目の色も落ち着いてていい感じです。
leather editionにはもう一つエアリーグレー内装もありますがそちらは明るい色味の木目になります。
僕はブラック内装のこの色味が好みです。


そして何と言ってもノートオーラの内装の変更点で大きいのがメーターですね。
12.3インチフルデジタルメーターは日産の国内車種では初ですね。
※発表はアリアが先ですが、多くの方が体感できるタイミングではノートオーラが先という意味です。

このメーターですが、かなりイイです。(新型アウトランダーも楽しみですね!)
まず、表示される情報類は結構すっきりしていて見やすいです。
そして、ヴェゼルの件があって個人的に懸念ポイントだった走行中の視認性についても、トンネルを抜けたあとライトが消えるまでの間以外は特に違和感もなかったです。


さて、それでは走り出してみましょう!
パワートレインの形式自体はノートと同じですが、オーラはフロントモーターの出力が85kwから100kwにアップされています。(4WDのリアモーターはノートとオーラで違いはなし)
ノートと比べると車重が増加していますが、パワーの向上分で十分補えています。

ドライブモードも基本的にはノートと同じでECOは積極的に回生させるモード、NORMALはあまり回生しないモード、SPORTは加速のレスポンスもよくしつつ、回生もいっぱいしてアクセルコントロールで積極的な走りをするモードといった感じ。
e-powerのバッテリー容量ならNORMALでも回生量は十分ですが、個人的にはECOくらい回生ブレーキをしっかり利かせている方が街乗りはしやすい印象でした。
ただ、郊外なんかに出て巡航になるとNORMALの方がいいですね。
この辺はスイッチひとつで簡単に変更できますから使い分けていくのがいいかもしれませんね。

そしてオーラの凄いところは何と言っても静粛性。
フロントドアの遮音ガラス採用をはじめとした遮音材の追加によって元々高いレベルだったノートと比べてもさらに1段上をいくレベルです。
バッテリー容量の都合でエンジンがかかる機会も結構あるe-powerですが、第2世代になってとにかくエンジンからの音に注力したんだなというのをひしひしと感じます。
踏み込んでいくとエンジン音もそれなりには入ってきますが、まず音が3気筒とは思えません。
そして、ノートで採用された路面状況を判断してエンジンを始動する制御によってロードノイズにうまく隠しています。

こういったこともあってか下手なCセグ車よりもはるかに静かです。
強いて言えばタイヤからのノイズレベルをもう1段抑えるとこのクラスではありえないほどの超上質の車が完成すると思います。
REGNOとかVEUROとかにすると最高だとは思いますが、このクラスならルマンVを履かせてみても面白いかもしれません。
誰もやらないとは思いますがADVAN NEOVAが純正サイズでありますよ←

乗り心地はタイヤサイズアップの影響か、ノートより少し硬めな印象。
路面の悪いところだと少々硬さを感じますね。
ただし、ノートと比べてという話なのでそんなに目くじらを立てるほどではないです。

ステアリングフィールは滑らかという一言に尽きます。
新型ノートから日産のステアリングフィールはものすごく良くなったと思います。

そして、オーラでもう一つ素晴らしいと思ったのがBOSEのサウンドシステム。
プロパイロットとかもセットになっているので40万円くらいする高額オプションにはなりますが、このサウンドシステムがとにかくすごいです。
音源は試聴用に用意されたものですが、パーソナルプラスの効果がはっきり体感できます。
月並みな表現ではありますが「音に包まれる」感覚になります。
ナビの画面で音場の広がりを調整できますが、一番狭いのと一番広いのとで全然違います。
これは体感したらびっくりします。
オーラを購入されるならつけた方がいいと思います!

さて、ノートといえばオプションシステムが複雑かつ不親切なのが気になったのですが、オーラはむしろ超シンプルです。
まずはグレードでいうと本革シートの有り無しを選ぶだけ。(それに伴っていろいろ細かい変化はありますが割愛)
メーカーオプションはプロパイロット+ナビ+BOSEサウンドシステムのセットオプションと寒冷地仕様くらいしかありません。
あとはディーラーオプションで何を足そうかな?というくらいです。
ノートと違って「あれがない、これがない」ということが基本的にはないのでここまでシンプルな組み合わせになったんでしょう。

単なるノートの上位版くらいだろうと勝手に想像していたのですが、はっきり別物といえるレベルにあると思います。
もちろんデザインの好みやAUTECHが欲しい等の理由でノートの方がいいという方もいらっしゃると思いますが、迷っているならオーラ一択だと思います。

ちなみに僕ならグレードは上位のleather editionで駆動方式は4WD、もちろんプロパイロットとかもモリモリにしてディーラーオプションで前後のバンパーフィニッシャーを足した仕様で、ボディーカラーはオーロラフレアブルーパールかステルスグレーがいいですね…(下の画像はGでやってます)
個人的にはファブリックシート派なんですが、オーラのシートカラー的に本革の方が好みなので…w
altaltaltalt
ちなみにここに書いたオプションだけ着けた仕様だとザッと380万円くらいですね。
コンパクトカーに380万は高いような気もしますが…w

ちょっと価格面とか色々考えちゃうと難しいところもあるとは思いますが、そういったことを一切考えず全くフラットな気持ちで車を選べと言われたら今ならノートオーラを選ぶかもしれない…
それだけものすごい魅力を備えたクルマに仕上がっていると思います。
Posted at 2021/06/20 14:37:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記

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「【乗り比べ】25モデルアウトランダー試乗してきた! http://cvw.jp/b/3124898/48101711/
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