
いよいよ発売になった新型エクリプスクロスPHEV。
試乗車も解禁となり早速試乗してきました!
浜田ではナンバープレート到着日の関係で本日から試乗車稼働となり第1号で試乗させていただきました。
他店舗では昨日から試乗車稼働のところもあったらしいですが地理的な都合で1日遅れ。
試乗車仕様
グレード:G
カラー:ホワイトダイヤモンド(有料色:77000円)
ディーラーオプション
・スポイラーパッケージ
・エンジンフードエンブレム(メッキ調)
・オリジナル7型(ハイスペック)ナビゲーション
・フロアマット
Gグレード以下だとPHEVロゴとホイールくらいしか見た目上の差はありません。
カラードパッケージを選ぶかPグレードにすると下部のパーツがボディー同色になります。
内装は細かいところで前期型と差がありますが大きな差はエアコンパネルとPHEV用のシフトノブ、S-AWCスイッチ、メーターくらい。
以前のブログでは確証が持てなかったので触れませんでしたがステアリングの革の質感も変わっています。
もう一つ地味なところでいうとハザードのスイッチもピアノブラックじゃなくなっています。
ちなみにメーターはアウトランダーからの流用ではなくデザイン違い。
全体的に青基調になり、より落ち着いた見た目になりました。
走り出してみるとやはりモーターならではの出足からのトルク感は絶品。
アウトランダーPHEVは発売から5回は試乗&代車での使用で乗っていますがどんどん進化していっている感じがします。
アウトランダーPHEVの19モデルからエンジンが2.4Lになっていることもあるのですが普通に走っている分にはメーターを見ていない限りエンジン始動に気づくことはないと思います。
エンジンノイズが少ない分タイヤからのノイズが目立つことになるのですが、そこもうまく抑え込まれている印象で僕が乗っているガソリン車と比べてもより静か。
静粛性の面ではECOPIA悪くない。
さらに個人的にいいなと思ったポイントが足回り。
バッテリー搭載による低重心化も相まっているとは思いますがロールがすごい少ないです。
路面の細かい凹凸でのピッチングが全然出ないし、うねりに対しても収まりが前期ガソリンより遥かにいいです。
今回のPHEVにはS-AWCのモードに「TARMAC」が追加されました。
このTARMACモード…
はっきり言ってヤバい…
何がヤバいかというと出足からレスポンスが格段に速くなります。
正直街乗りでは使いにくく感じるレベルで出足が早くなります。
これにプラスしてコーナリング時は左右の駆動力制御が常に入ってるレベルで入ってきます。
メーター上に表示しているとよくわかるのですがガソリンだと絶対制御が入ってこないところでも左右を制御していることを示す矢印が1つは出てきます。
これも制御に対する反応を極限まで詰めることができるモーターならではですね。
これはもっとスピードが高い領域でのワインディングが楽しめそう!
回生が強くなるという感想を見かけましたがこれはTARMACに入れると自動で「B5(回生ブレーキ最強)」モードに切り替わるからです。もちろん後でパドルで回生力を切り替えることは可能です。
回生ブレーキも生かすとワンペダルでワインディングも行けますね。
TARMACモード自体はアウトランダーPHEVにあるSPORTモードに相当するモードでアウトランダーでも同じように強制でB5に入るようになっています。
また、走行中のエンジン稼働率が高くなるのもアウトランダー同様。
そういうこともあってTARMACモードではEVプライオリティモードは使用できないみたいでEVプライオリティモードにすると自動でNORMALモードに戻るようになっています。
S-AWCモードでいうともう一つ興味深かったのが「GRAVEL」モード。
GRAVELモードはガソリン車にも設定があるモードですし、僕自身は普段からGRAVELモードで乗っているほどなのですがPHEVのGRAVELモードはNORMALモードから切り替えたときにガソリン車ほどあからさまに「後輪に駆動力が行きました」感が出ないようになっていました。
今回のPHEV、かなりイイです!
デザインもいいし走行性能もいいし…
お金あったらサインしてたでしょうね…
もうすぐ納車される方々がうらやましい!!
Posted at 2020/12/06 14:55:42 | |
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