お久しぶりです。
私は元気です。
いろいろあってInstagramを始めたりここ最近は特に大きないじりとかもしていないのですっかり休眠状態のみんカラですがたまには更新しようかと…
というわけで今回は久しぶりに試乗というやつをしてきました。
今回も2台試乗してきました。
というわけでまずは1台目。
HONDA VEZEL
おそらく今最も旬なSUVだと思われる新型ヴェゼルです。
グレードはe:HEV Z(FF)。
価格的には2番目のグレードですが、一番高いPLaYはちょっと特殊なグレードなので実質的には最上級グレードになります。
まずデザインですが、発表されたときにはフロントがCX-5、リアが先代ハリアーに似てるという印象が強かったからか「CX-ハリアー」なんて言われてTwitterでもトレンド入りするほど話題になりましたね。
僕も正直なところなんか変という言い方がいいのかわかりませんがどこか違和感が残る印象だったんですよね…
ですがいざ実物を目にするとボディ同色のグリルも白(プレミアムサンライトホワイトパール)と黒で見る限りでは写真で見るほどの違和感はありませんでした。
特に黒はグリルが普通っぽくなるのですごく自然。
白も思ったよりは悪くない印象。
とはいえ明るい色だと好みは別れそうです。
個人的には新色のメテオロイドグレーメタリックとか良さそうじゃないかなと思いました。
あとは赤とカーキという有彩色でグリルがどう見えるのかは営業さんも含めて実車を見てみたいですねという話になりました。
サイドはフロントからリアへ一本ラインが通ったり、全高が少し低くなったりといった要素もあって全長拡大分以上に伸びやかな印象を受けます。
リアは先代ハリアーっぽいと言われてましたが、実車で見ると案外そんなことはないですね。
とはいえフロントに比べると個性は薄めかもしれません。
内装はシンプルでありながら質感もよくできていると思います。
機能ごとにきちんと配置されていてどこを触ればどんな機能があるかわかりやすいですね。
エアコンのダイヤルは温度を変えるとダイヤル内にあるLEDの色が変わる演出もあっておしゃれですね✨
ステアリングの革はサラサラ系。
メーターはスピードメーターがアナログでそれ以外が液晶モニターで表示を選べるようになっています。
ちょっとメーターについては後で言いたいことがあります。
フロントシートは、エクリプスクロスと比べると柔らかめ。
サイドサポートも肩回りが少ない感じですがまぁまぁ。
リアシートはスライドこそないものの広さは十分以上。
かなり余裕があります。
エアコン吹き出し口もありますしUSBポートだってあるので快適性はいいでしょう。
さて、走り出してみましょう!
まず、e:HEVはどちらかというとモーターが主で動作するハイブリッドシステムですが、さすがにPHEVとかと比べるとバッテリー容量が少ないのでエンジンがかかる機会は多いですし多少音がします。
とはいえ、純ガソリン車と比べればはるかに静かです。
ロードノイズはかなり抑えられています。
タイヤ(ミシュラン・プライマシー4)がいいのかフロアの遮音が良くなっているのかといった感じです。
そして走行性能ですが、加速はまぁまぁ。
モーターならではの低速のトルクはありますが爆発的な感じではないです。
あくまでも自然なフィーリングを重視しているのかなという印象。
回生ブレーキは三菱PHEVのようにパドルシフト式のセレクターがありますがちょっとおもちゃっぽい操作感…
というか三菱のパドルシフトがマグネシウムで無駄に上質なのですがw
ステアフィールは極めて自然。
切り始めからしっかり感があります。
ですが、余計な情報はカットするしっとり系のフィーリングですね。
足回りもよくできています。
エクリプスクロスと比べると少し柔らかめで大きな入力に対しては収束するまでの動きが大きめですが非常に上質です。
非常によくできた車です。
サイズも扱いやすい感じですしお値段も悪くないです。
安全装備も充実しているし電動テールゲートだってついてます。
と、ここまではいい点ばっかりですが個人的に気になった点を紹介します。
まずは先述したメーター。
メーターそのものはフォントもシンプルで視認性は悪くないのですが…
光の入り方によってはステアリングコラムがかなり映り込んで見にくいです…
別にヴェゼルに限らずエクリプスクロスでも映り込み自体はあるのですが、ヴェゼルのそれはかなりギラギラ感があり、メーター内の文字が読みにくいです。
HUDはないので走行情報はメーターから得るのですが、こんなにギラギラだと気になる人もいると思うんですよね…
実際、僕はかなり気になりました。
これからの季節、日差しが強くなることも考えるとこれは個人的にアウトです。
次はリアシートのアームレスト。
YouTubeでのレビュー動画等でも言われていることではありますがもう少し上で止まってくれた方が使いやすいと思うのですが…
というわけで重箱の隅をつつかない限りは大きな不満が出ない車に仕上がっていると思います。