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2022年10月16日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その14:徹底的に独自路線 編)

お久しぶりです。
一応生きてます。

またまた気になる車シリーズ。
今回の車は…
MAZDA CX-60
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マツダの新世代ラージ商品群第1弾となるCX-60になります。
FRベースのラージプラットフォームに3.3L直列6気筒ディーゼルなど気になるポイントが盛りだくさんです。

今回の試乗車のグレードはXD-HYBRID Exclusive Sports。
グレード名である程度察しがつくとは思いますが、新開発の3.3L直6ディーゼルに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた『e-SKYACTIV D』と呼ばれる仕様になります。

CX-60はパワートレインの種類とグレード体系がかなりたくさんあって少し今までのマツダ車と比べるとわかりにくいところがありますが、現在は試乗車で展開されている車や納車されているものも含めて全てe-SKYACTIV Dのモデルとなっています
年末から来年にかけてマイルドハイブリッドなしの3.3Lディーゼル、2.5Lガソリン、2.5L+PHEVの3種類のパワートレインが順次販売される予定となっています。

一応グレード体系を整理すると上から順に
・Premium(Modern、Sports)→PHEV、e-SKYACTIV D
・Exclusive(Modern、Sports)→PHEV、e-SKYACTIV D
・Exclusive Mode→ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・L Package→ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・S Package→PHEV、ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・XD→ディーゼル(MHV無)
となっています。
上2つはModernとSportsに分かれていますが価格は同じで内外装の好みで選ぶ仕様になっています。
あと無印グレードがディーゼルモデルだけになってるのは面白いところですね。

ボディカラーは新色となるロジウムホワイトプレミアムメタリックです。
それではデザインから見ていきましょう

フロントは魂動デザインでおなじみとなったシグネチャーウィングから広がるライトの造形まで新しい表現が盛り込まれていますね。
従来車みたいにはっきりわかる5角形ではなく真四角に近いような形状になってワイド感が増していますし、従来だとウィングから延長するような形でついていたライトも光り方として延長線上に光るというところは残しつつ、2段式になっていて存在感が強くなった印象です。
正直言うと写真で見ていた時は従来車のデザインの方が好みだったんですが実車で見るとそこまで悪い印象は受けませんでした。
ただ、ボディカラーによって印象がかなり変わりそうな顔つきな感があります。

次はサイドに回ってみましょう(テールゲートが開いた状態ですが…)
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やはりエンジンが縦置きになっているのでノーズが長いのが印象的ですね。
これまでのFFプラットフォームでもデザイン上の余白的にノーズを伸ばしているモデルもありましたがそれらと比べてもかなり長い印象を受けます。

マツダのデザインというと引き算の美学でキャラクターラインをあまりつけずに面で陰影を出すやり方を近年の車種では取り入れていましたがこのCX-60も明確なラインというのはあまり入っていないながらもフェンダーのアーチからガーニッシュを挟んでリアに向かって一本線が通っているようにも見えますね。
全長は4740mmですがパッと見はCX-8(4900mm)と大して変わらない位に見える堂々たる造形になっていますね。
ここ最近見てきた車は結構数字以上に長く見えるモデルが多いような気がします。

そうなると個人的な印象ですが、フェンダーにあるガーニッシュは少し余計な印象を持つ場合もあるのかなぁと…
これもボディカラーで印象が変わってくるかもしれません…

そしてリア
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マツダのリアデザインといえば丸基調のランプがあるという印象なのですがCX-60では水平基調に最後に伝統の丸っぽい要素を取り入れたような感じになっていますね。
ランプ形状も相まって少しアウトランダーに似ているような印象もあります。

余談ではありますが、最近は低排出ガスと燃費基準達成のステッカーの貼り付けが必要なくなったので多くのメーカーで貼り付けされなくなってきました。
あのステッカー結構目立ってバランスが崩れるし劣化すると余計ひどい見た目になって困るもんなんですがなくなってすっきりしました。

お次は内装を見ていきます。
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どうでしょうか。
Exclusive Sportsは価格的には上から2番目のグレードになっていてe-SKYACTIV Dのモデルでも500万を超えるだけあって質感はさすがです。
メーターもグレードによりますが12.3インチフル液晶メーターを採用していてグラフィックもきれいでした。
ただこのメーターは、マツダのこだわりが強く反映されているのか様々なインフォメーションを大きく表示するというよりはモードごとにグラフィックを大幅に切り替える方を中心にしていて基本はスピードメーターが最も大きく表示されていてマルチインフォメーションは小さい領域で切り替えるような感じになっています。
大きく表示できるのは運転支援関連のみといった感じで例えばナビ画面の表示やオーディオ操作の表示などには対応していないようです。
メーターの見た目としてはノーマルモード時は従来のマツダ車と同じような感じなのでわかりやすい反面液晶メーターである理由は薄れるような感じになっています。
あとはドアの開閉状況などはエンジンがついていないと見られない(始動していない時はメーターは
完全電源オフ)のは慣れるまでは少し使いにくいかなと感じるところ。

先進感の日産系か、あくまで運転することを中心に据えたマツダか。
ここも人によってどっちが良いとかありそうですね。

センターディスプレイはグレードにより10.25インチと12.3インチの2種類が存在しますが、かなり横長なタイプが採用されています。
ナビは標準ではなく、ショップオプションのナビゲーションSDカードを入れることで機能が有効になるっぽいです。
一応CarplayとAndroid Autoに対応しているのでスマホ連携ディスプレイオーディオ的なものと考えると良いかなと。
横長になっているので視界の邪魔にはあまりならないですが、コンテンツによっては画面はでかいくせに見にくいなんてこともありそうです。
ちなみにTVは8インチ相当での表示になるのでさすがに11インチに慣れた僕にはかなり小さいですね。
ちなみにグレード名が同じでも装備内容が全然異なる(ざっくり言うと25S系だけ劣っている場合が多い)ので注意が必要です。

シートはExclusive Mode以上だとナッパレザーになりますが、結構革の張りがすごいです。
革の反発でシートの上にただ乗っかっているような感覚。
座った感じも結構ゆったり目なサイズ感です。
これは好みが分かれるところで、個人的には革の張り感も含めてあまり好みじゃないですね。
やはり僕は圧倒的ファブリック派です。
革自体の触り心地はいいですしナッパレザーのグレードならシートベンチレーションもつくので結構いいんですがね…

それでは走り出してみましょう!
パワートレインは前述の通り、現在納車が始まっているのは3.3L直6ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドが組み合わされたe-SKYACTIV Dモデル。
トランスミッションも新開発のトルコンレスの8ATになっています。

まず音はかなり静か。
あえて排気量を上げて6気筒にしていることもあってディーゼル特有のガラガラ音も全然気になりません。
めっちゃ気にしてよくよく聞いてみると一応ディーゼルなんだなぁという程度です。
今回の試乗ではほぼ全域2000rpm以下で賄えました。

マイルドハイブリッドというとエンジンは常に稼働していてモーターがほんの少しアシストをかけるというようなイメージなんですが、CX-60のマイルドハイブリッドは巡航時などには積極的にエンジンを止めるような設定をされているみたいで、巡航時に度々i-stopの文字が表示されてタコメーターが0を差していました。
エンジンの始動、停止については停止は気にしないとわからない程度で、始動は少し振動が来るので伝わってくるというような感じ。
営業さん曰く、「運転が好きで音の変化に敏感に気づく人なら気づくくらいでしょうね」とのことでした。

タイヤは235/50R20で銘柄はBSのアレンザ001。
やはりこのクラスではもはや定番の銘柄をここでも採用されていますね。
アレンザというタイヤ自体の効果もありますし、ボディの遮音もしっかりしているからロードノイズもよく抑えられています。

ステアリングフィールも優秀です。
切り始めの無反応区間が少なく、よく反応してくれますし剛性感もしっかりしています。
『人馬一体』をキーワードとしているマツダだけにこの辺はさすがというところでしょうか。

一方で少し気になったのは新開発のトルコンレスの8AT。
低速走行時のシフトショックがあります。
この辺はアクセル操作との兼ね合いもありますから何とも言えないところですが一瞬ガクッとなるような感覚があったのが気になるところ。
まだ出たばっかりのものなので今後の熟成に期待です。

そして一部で話題になっている足回り。
一応形式上はフロントはダブルウィッシュボーンでリアはマルチリンク。
能書きを並べたところでどうしようもないのですが結構お金はかかってそうな足回りです。

一応営業さん曰くではありますが「元々マツダの足回りは路面の凹凸を素直に拾うようにしてドライバーにより素早く正確な路面状況を伝える」セッティングにしているようで今回のCX-60ではそれがより顕著になったとのこと。

個人的な印象としては特にリアの動きが少し渋く、突き上げ感がある印象でした。
張りがあって硬いシートと相まってお尻の後ろくらいからかなり振動が来ます。
一部ジャーナリストの評価では4000㎞を超えてくると良くなってくるらしいのですが今回の車の走行距離は700㎞ちょっとといったところ。
まだまだ馴染んでいないということでしょうか。
購入されて乗り出しはかなり硬くてショックなんてことになりかねないので購入を検討される方は試乗車も距離が増えない今のうちに一度は乗ってみることをお勧めします。

全体的な結論としては『フィーリングが合えばとことん刺さる車』という感じ。
マツダは規模が小さいメーカーで魂動デザインを採用し始めた頃から万人受けを狙うよりは特定層に徹底的に刺さる方向の車づくりにシフトしたような感じでしたがさらにもう一歩進んだような印象を受けます。
今後残り3種類のパワートレインも順次登場してきますが個人的にはPHEV車が少し気になるのでデリバリーが始まったらまた乗りに行こうかなと思います。
Posted at 2022/10/16 21:39:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記

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