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2022年11月20日 イイね!

ちょっと気になるあの車(続 その15:名前に縛られないクルマづくりここにあり 編)

気になる車シリーズ続 その15です。
”続”とつくということはまた同じ車に乗ってますねこの人。
しかもその15って最新じゃないですか。



というわけで今回の車は…
TOYOTA CROWN CROSSOVER
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ということで1日にクラウンを2台乗るバカはこちらです←

というのは冗談で、もうすでにわかる人ならお判りですね。
この試乗車はCROSSOVER RS Advancedになります!

この車の場合は一瞬でわかりますね。
ブラック×プレシャスレイのバイトーンはRSグレードにしか設定がありません。
基本のデザインについての感想はその15の方を見てもらうとして違いが多少はあるのでサクッと見ていきましょう。
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まずはホイールが専用デザインの21インチになっていますね。
なかなかスポーティーなデザインですね。

そしてこれは結構細かい違いになるんですが、車名エンブレムとフロントの王冠のロゴが漆黒メッキになっています。
普通のメッキと違って締まって見えます
ただし、トヨタマークとハイブリッドのマークは通常と同じものなので統一感がないのは残念なところ…

内装もRSグレード専用のブラック/イエローブラウン内装になっています。
ベース自体は同じものなので600万の車というには少し残念なのには変わりないですが、このイエローブラウンの色味が結構上質さを出していて残念さを緩和してくれます。

そしてこのプレシャスレイというボディカラー。
HPで見る分にはかなり黄色みが強いカラーなのかと思っていましたが、実物を見るとどちらかというとゴールドがかったオレンジというような印象。
バイトーンの黒の入れ方といいなかなか攻めたカラーリングです。

デザインをザッと見たところで早速走り出しましょう!
何と言っても今回のクラウンクロスオーバーにおいて最大のトピックはこのRSグレードに設定される2.4Lターボ+モーターの『デュアルブーストハイブリッド』です。
レクサスのRX500h F Performanceにも搭載されるこのハイブリッドシステム。
2.4Lターボエンジン単体でも272ps/460N・mを発生するパワフルなエンジンですが、そこに2.5Lモデルよりもトルクフルなフロントモーター、さらにリアにはbZ4Xの4WDモデルに搭載されているeAxle(1YM型)を搭載。
かなり走りに振ったモデルで燃費は2.5Lモデルと比べてかなり悪化しています(^-^;

しかし、このデュアルブーストハイブリッド、めっちゃ楽しいです!
「燃費が悪い?だからどうした。」と言わせるだけの説得力を持った爽快な走りを提供してくれます。

0からアクセルを踏んでいくとモーターは当然瞬時に最大トルクを発揮しますし、さらに踏んでいくと2.4Lターボが2000rpmから460N・mという強烈なトルクを発生しさらに力強く加速していってくれます。
そしてその爽快感をアシストするのがDirect Shift-6AT。
Dレンジで走行する分には小気味良いシフトチェンジで爽快な走りを作り出してくれます。

2.5Lモデルには存在しない楽しい走りがあります。
「ドライバーズカー的性格を与えようとしている」とその15で書いたのですがまさにこのRSがその性格を表している車で、これこそが今回のクラウンクロスオーバーでは本命といえるのかなと思いました。
著名なジャーナリストの方々も含め、『今回のクラウンの本命はRSだ!』という声を耳にしてきましたが実際に乗り比べてその意味がよくわかりました!

そして気になる21インチの乗り心地ですが、これがまた極めて良好。
ここでもRSが本命なのかなと感じるのが19インチより21インチの方が乗り心地がいいんです…
一般的にはインチが小さい方が当たりが柔らかくなる傾向にあるかとは思いますがことクラウンの場合は21インチの方が振動の収まりもスッと収まっていていい感じですし、タイヤの音も21インチの方が静かです。
21インチに合わせてセッティングされてるなという感じ。
タイヤ銘柄はダンロップのSP SPORT MAXX 055。
SP SPORT MAXXなのでコンフォート全振りでもない(車の性格を考えればベストな選択)のですがロードノイズもパターンノイズも空洞共鳴音も19インチより静かです。

と、ここまでべた褒めですが気になる点もあります。
それはパドルシフト時の変速レスポンスです。
6ATでパドルシフトによるマニュアルモードもあるのですが、変速すると2テンポくらい遅れて変速します…
ここだけはもったいないポイント。
来て欲しいところからかなり遅れて変速が来るので少し驚いてしまいます。

でもそれ以外はかなりいいです!

もう一つ走り以外で気になったことが。
RSはディスプレイオーディオがTコネクトナビ+車載ナビになっているからかメーター内に地図が表示できるのですが、デフォルトの表示だとただ道の線が引いてあるだけなので結局ナビの情報が必要になってしまいます…
ここは12.3インチを活かした表示も欲しいところ。

以上、クラウンクロスオーバー RSの評価でした。

結論でいうと…
『僕のイメージしたクラウンではないけどこの車の本命は絶対にRSだ!』
ですね。

僕のイメージするクラウン像はその15でどうぞ。

この車がクラウンであるかといえばなんか違う気がするけど、とりあえずこの車におけるベストバイは、間違いなくRSです。(Advancedの有無はお好みで)
走り出せばみんな笑顔になれる車です。
Posted at 2022/11/20 21:50:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2022年11月20日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その15:伝統の車名を改めて考える 編)

最近はもはやこれが少し面白くなってきましたちょっと気になるあの車シリーズ。

今回の車は…

TOYOTA CROWN CROSSOVER
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トヨタの新型クラウンです。
16代目となる今回のクラウンクロスオーバーは今までの伝統だったFRベースのプラットフォームや純粋なセダンというボディスタイルを捨て(セダンは別で登場予定)、FFベースのプラットフォームにセダンを少し高くしたようなSUV風味のデザインで登場し話題を呼びました。
また、このクロスオーバー以外にも少し小さめ(と言ってもサイズはしっかりミドルクラスSUV)のクラウンスポーツ、伝統のセダン、ランクルに迫るようなサイズ感のSUVとなるクラウンエステートが2023年以降順次登場する予定となるなど今後も気になる話題がたくさんある車です。
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今回はその第1弾となるクロスオーバーにやっと試乗してきました。
けっこう今更感はあるかと思いますが、どうもほかの車種(CX-60とか)と比べてそこまでってほどでもなかったのでとりあえずこのタイミングで。(別に理由もありますが…)

今回の試乗車はCROSSOVER G Advanced
グレード的には中間グレードの扱いとなるGに先進装備が増えたモデル。

ボディカラーは新色となるプレシャスブロンズ。
一番上の写真は正確な色味ではありません💦

というわけでまずはデザイン。
フロントから今までのクラウンとは大胆に雰囲気を変えてきましたね。
ガバッと大きく開いてるように見えるアンダーグリルはトヨタの他車種でもよくある雰囲気。
”高級感”があるかといえば微妙なところではありますが、かっこいいとは思います。
ヘッドライトもシャープですし、僕くらいの年代の人が乗ってもおじさん臭くは見えないと思います。


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続いてサイド。
ここが特徴的なところでセダンを少しリフトアップしたような感じ。
かなり重厚感がある感じがします。
全長は4930mmあるらしいのですがそこまで大きくは感じません。
最近見たクルマは大きく見えるものばかりだったので結構対称的な感じがします。

フェンダーモールであったり、ドア下部のガーニッシュだったりとSUVであることをアピールする装飾がつけられているのはやはり今までのクラウンとは全然違うポイント。
結局この辺が”クラウン”という車名に対してこれでいいと思えるのかどうかは未だに論争の的であるかと思います。

下位グレードのXとこのGは19インチホイールですがこれでも全然ありだと思います。
ちなみにタイヤサイズは225/55R19。
19インチとしては少し細めのサイズ感なのかなという感じ。
オプションで18インチ仕様というのもあるので一応冬タイヤは18インチまで下げられそうです。


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そしてリア。
横一文字のテールランプとレタリングのCROWNロゴは最近の流行りをしっかり取り入れてますね。
ただ、このリアデザインは個人的には明るい色では乗りたくないです。
今回見たクルマはプレシャスブロンズですが、この色でも正直キツイです…
なんかすごいのっぺりして見えるんですよね。
これなら今度出る新型プリウスの方が何倍もかっこいい気がします。
ブラックとかの暗い色、もしくはバイトーンを選べばまぁ気にならないかなといったところ。
僕的には『前だけ見る分にはかっこいいんだけどなぁ…』という感想です。

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続いて内装。
この車は標準のブラック内装ですね。
インパネに目を向けると、水平基調も最近のトレンド。
ここも今までクラウンと全然違うところで木目調パネルは一切存在せず、装飾の類はゴールド色のラインが一本入ってるくらいですね。

内装に関していえば一言残念です』
けっこういろんなところで言われていることではありますが、とても600万の車の質感ではないですね…
インパネ上部は”一応”ソフトパッドではありますがすぐ下の樹脂の固さがまるわかりです。
ドアトリムに至ってはソフトパッドはごくわずかで、大部分をハードプラが占めます。
300万円以下の車なら「まぁ多少はね?」となりますがこの車は一番安いグレードでも450万円する車です。

それと結構分割線が目立つ印象。
新型プリウスの方がすっきりして見えます…

さらにもう一つ気になったのがステアリングスイッチの感触。
特に左側にある十字キー部分。
ふにゃふにゃしていて触っていてもどうも安定感がありません。

質感の話はここまで。
機能面でいうと設置されているUSBポートはすべてType-Cになっている辺りはしっかり先進的。
置くだけ充電は縦置きになっていてスペース的にも節約できてるなという印象。

メーターは全グレード12.3インチフル液晶。
以前乗ったことのあるスバル・ソルテラ(トヨタ・bZ4X)の7インチ液晶メーターと比べてやはり大きい分しっかり情報が目に入ってきます。
表示的には結構シンプルにまとまっていて見やすい印象。

センターディスプレイも下位グレードのXを除いた全グレードに12.3インチのディスプレイオーディオが標準装備されます。
ナビ画面は最近のトヨタ車の定番になっている超シンプルな表示のやつ。
地図が見やすいかと言われると慣れの問題かなぁ…と思います。
少し前のトヨタ車にあった9インチタイプのようなものすごい存在感はなく、すっきり収まっている感じがします。

今回の試乗車はG Advancedなのでファブリック×合成皮革のシートになっています。
個人的にはファブリックシート派なので設定があるのはうれしいところ。
ただしここでも残念ポイントがあってファブリックシートのグレードにはシートヒーターの設定がありません…
半額で買えるエクリプスクロスのガソリン車にも(最廉価グレードのMにすら)標準装備されてるんですがね…

後席シートヒーターも最上級グレードになるRS Advancedにのみ”メーカーオプション”です…
こちらも半額で買えるエクリプスクロスのガソリン車(Gグレード以上)に標準装備されています。

お偉い方が後席に乗る車』がアルファードに移行していく中でクラウンにはドライバーズカーの性格を与えたいという意図を感じます。
だとしてもせめて前席のシートヒーターは欲しいですね…

まだまだ言いたいことはいろいろありますがいったん置いておいて走り出していきましょう!
今回のクラウンのパワートレインは2.5Lのハイブリッドと2.4Lターボのデュアルブーストハイブリッドの2種類。
デュアルブーストハイブリッドの方はRSグレード専用なのでこの車は2.5Lの方です。
2.5Lのハイブリッドは基本システム的にはハリアーやカムリなどに搭載されているものですが、モーターに電力を供給するバッテリーにバイポーラ型ニッケル水素電池が採用されているのが違いです。
詳しい構造とかは面倒なので省きますが、従来より小型のバッテリーで大容量を実現するといったところでしょうか。
また、バッテリーの内部抵抗が小さくなることで電池自体の出力が大幅に向上したことで欲しいモーターパワーをより素早く取り出せるというメリットがあります。

出足のモーター走行領域はさすがトヨタのハイブリッド、スムーズです。
ですが、エンジンが始動するところは意外とはっきりと判別できるレベルでステアリングに振動が来ます。
アクセルを踏み込んでいくとエンジン音がそれなりには聞こえてきますが、クラウンという名に恥じない静粛性は確保しているようです。

タイヤは上でも書いた通り225/55R19で銘柄はTOYOのPROXES SPORTでした。
エアボリュームがそれなりにあるタイヤですが剛性が高くしっかり感がありました。
Leather Package以上になると21インチになりますがこちらとの乗り心地の差も気になるところですね…

足回りはフロントがストラット、リアはマルチリンク。
この足回りは結構いい感じ。
路面の凹凸のうち細かいものはしっかりいなしてくれて乗り手に不快感は与えませんが、必要な情報は逃さないようにうまくセッティングされてるなという印象を受けました。

一方でちょっと気になったのがステアリング。
運転支援系との兼ね合いもあるとは思いますが、センターが不必要なほどに重く設定されている印象。
緩いカーブみたいにほんの少し切るみたいな時に変な重さを感じました。
あとはすごく個人的な感覚ですがステアリングセンター少しずれて見えました。
僕の視点からの見え方だけなので断言はできませんがアライメントが狂ってるのだとしたらさすがに早すぎです…
むしろ自分の感覚が間違いであってくれと願いたいレベルです。

というわけで僕の最終的な評価は…
『僕のイメージするクラウンじゃない』ですね…
開発者の方々にしても「”クラウン”とは何ぞや」というのは伝統ある車名だからこそ毎回ついて回るテーマだと思います。
今回の16代目はそういう意味でいうとかなり挑戦的な車であることは間違いありません。
むしろ挑戦的だからこそ乗る側にもクラウンとは何ぞやと問いかけてくるような存在だと感じます。

では僕のイメージするクラウンとは?
正直言うとクラウンなんて一回も乗ったことないのにそんな大それたこという立場にないのですが…
僕自身は価値観が古い人間というのを自覚している面はありますがそれでもクラウンがFRでなくてはならないとかセダンでなくてはならないとかそういう思考は持っていません。
むしろFFでもいいでしょうしSUVだろうが別にいいんじゃないかと思います。

では僕がクラウンに求めるものは…

「いつかは、クラウン」という憧れの存在であること

そして

”いつか”が現実になった時に夢見ていたものを手に入れたという高揚感

ですね。
価値観がおっさん丸出しですが一応20代ですw

そしてこのクロスオーバー(2.5Lハイブリッド)に”クラウンに乗っているという高揚感”みたいなものがあるかといえば正直ないんですよね…
こんなこと言うのもおこがましいですね…
すいません…

というわけで以上。

ここからは余談の余談。
実はG Advancedの方の試乗車、今回試乗した島根トヨタさんとグループになっているトヨタカローラ島根の店舗に置いてあった車なんですがたまたま今日は試乗車が入れ替わっていたみたいでちょうど僕が乗った後にカローラ店の方からG Advanced Leather Packageの試乗車が返ってきたので乗ってはいませんがチラッと見ました。
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21インチのホイールは迫力がありますね…

ちなみにですがタイヤサイズは225/45R21。
このサイズ特殊過ぎてサマータイヤではミシュランのe・PRIMACYしか出てきませんでした。

というか最近のトヨタはタイヤサイズが結構特殊ですね…
クラウンでいうと225/55R19やオプションにある225/60R18はまだそれなりに種類がありますが、225/45R21はスタッドレス含めてもかなり少ないです。
さらに輪をかけて特殊なのが新型プリウス。
19インチの設定があるのですが、195/50R19なんて聞いたことのないサイズ…
こちらは検索かけてもスタッドレスはいくつか出てきましたがサマータイヤは今のところなさそうです…

タイヤサイズの話はこの辺にしておいて、この車はブラック/ダークチェスナット内装なんですが、ブラウンの部分がこの内装の残念さを増してしまっています…
ハードプラ感がより鮮明になってしまっています…
僕なら黒一色がいいです。

ちなみにグレード選びは難しいです。
燃費重視で本革シートがいいならとりあえずG Leather Package(Advancedの有無はお好みで)にしておけば間違いないです。
ただファブリックのX、G(G Advancedも)はいろいろ悩ましいです。
まず上でも書きましたがシートヒーター&ステアリングヒーターの設定がないこと、そしてアダプティブハイビームも選べません。
この辺はどちらを取るかの選択になります…

というわけでいろいろ書いていきましたが長くなっちゃったのでこの辺で。
もう1台乗ってるのでそれも書きます。
Posted at 2022/11/20 20:20:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2022年10月16日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その14:徹底的に独自路線 編)

お久しぶりです。
一応生きてます。

またまた気になる車シリーズ。
今回の車は…
MAZDA CX-60
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マツダの新世代ラージ商品群第1弾となるCX-60になります。
FRベースのラージプラットフォームに3.3L直列6気筒ディーゼルなど気になるポイントが盛りだくさんです。

今回の試乗車のグレードはXD-HYBRID Exclusive Sports。
グレード名である程度察しがつくとは思いますが、新開発の3.3L直6ディーゼルに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた『e-SKYACTIV D』と呼ばれる仕様になります。

CX-60はパワートレインの種類とグレード体系がかなりたくさんあって少し今までのマツダ車と比べるとわかりにくいところがありますが、現在は試乗車で展開されている車や納車されているものも含めて全てe-SKYACTIV Dのモデルとなっています
年末から来年にかけてマイルドハイブリッドなしの3.3Lディーゼル、2.5Lガソリン、2.5L+PHEVの3種類のパワートレインが順次販売される予定となっています。

一応グレード体系を整理すると上から順に
・Premium(Modern、Sports)→PHEV、e-SKYACTIV D
・Exclusive(Modern、Sports)→PHEV、e-SKYACTIV D
・Exclusive Mode→ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・L Package→ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・S Package→PHEV、ディーゼル(MHV無)、ガソリン
・XD→ディーゼル(MHV無)
となっています。
上2つはModernとSportsに分かれていますが価格は同じで内外装の好みで選ぶ仕様になっています。
あと無印グレードがディーゼルモデルだけになってるのは面白いところですね。

ボディカラーは新色となるロジウムホワイトプレミアムメタリックです。
それではデザインから見ていきましょう

フロントは魂動デザインでおなじみとなったシグネチャーウィングから広がるライトの造形まで新しい表現が盛り込まれていますね。
従来車みたいにはっきりわかる5角形ではなく真四角に近いような形状になってワイド感が増していますし、従来だとウィングから延長するような形でついていたライトも光り方として延長線上に光るというところは残しつつ、2段式になっていて存在感が強くなった印象です。
正直言うと写真で見ていた時は従来車のデザインの方が好みだったんですが実車で見るとそこまで悪い印象は受けませんでした。
ただ、ボディカラーによって印象がかなり変わりそうな顔つきな感があります。

次はサイドに回ってみましょう(テールゲートが開いた状態ですが…)
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やはりエンジンが縦置きになっているのでノーズが長いのが印象的ですね。
これまでのFFプラットフォームでもデザイン上の余白的にノーズを伸ばしているモデルもありましたがそれらと比べてもかなり長い印象を受けます。

マツダのデザインというと引き算の美学でキャラクターラインをあまりつけずに面で陰影を出すやり方を近年の車種では取り入れていましたがこのCX-60も明確なラインというのはあまり入っていないながらもフェンダーのアーチからガーニッシュを挟んでリアに向かって一本線が通っているようにも見えますね。
全長は4740mmですがパッと見はCX-8(4900mm)と大して変わらない位に見える堂々たる造形になっていますね。
ここ最近見てきた車は結構数字以上に長く見えるモデルが多いような気がします。

そうなると個人的な印象ですが、フェンダーにあるガーニッシュは少し余計な印象を持つ場合もあるのかなぁと…
これもボディカラーで印象が変わってくるかもしれません…

そしてリア
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マツダのリアデザインといえば丸基調のランプがあるという印象なのですがCX-60では水平基調に最後に伝統の丸っぽい要素を取り入れたような感じになっていますね。
ランプ形状も相まって少しアウトランダーに似ているような印象もあります。

余談ではありますが、最近は低排出ガスと燃費基準達成のステッカーの貼り付けが必要なくなったので多くのメーカーで貼り付けされなくなってきました。
あのステッカー結構目立ってバランスが崩れるし劣化すると余計ひどい見た目になって困るもんなんですがなくなってすっきりしました。

お次は内装を見ていきます。
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どうでしょうか。
Exclusive Sportsは価格的には上から2番目のグレードになっていてe-SKYACTIV Dのモデルでも500万を超えるだけあって質感はさすがです。
メーターもグレードによりますが12.3インチフル液晶メーターを採用していてグラフィックもきれいでした。
ただこのメーターは、マツダのこだわりが強く反映されているのか様々なインフォメーションを大きく表示するというよりはモードごとにグラフィックを大幅に切り替える方を中心にしていて基本はスピードメーターが最も大きく表示されていてマルチインフォメーションは小さい領域で切り替えるような感じになっています。
大きく表示できるのは運転支援関連のみといった感じで例えばナビ画面の表示やオーディオ操作の表示などには対応していないようです。
メーターの見た目としてはノーマルモード時は従来のマツダ車と同じような感じなのでわかりやすい反面液晶メーターである理由は薄れるような感じになっています。
あとはドアの開閉状況などはエンジンがついていないと見られない(始動していない時はメーターは
完全電源オフ)のは慣れるまでは少し使いにくいかなと感じるところ。

先進感の日産系か、あくまで運転することを中心に据えたマツダか。
ここも人によってどっちが良いとかありそうですね。

センターディスプレイはグレードにより10.25インチと12.3インチの2種類が存在しますが、かなり横長なタイプが採用されています。
ナビは標準ではなく、ショップオプションのナビゲーションSDカードを入れることで機能が有効になるっぽいです。
一応CarplayとAndroid Autoに対応しているのでスマホ連携ディスプレイオーディオ的なものと考えると良いかなと。
横長になっているので視界の邪魔にはあまりならないですが、コンテンツによっては画面はでかいくせに見にくいなんてこともありそうです。
ちなみにTVは8インチ相当での表示になるのでさすがに11インチに慣れた僕にはかなり小さいですね。
ちなみにグレード名が同じでも装備内容が全然異なる(ざっくり言うと25S系だけ劣っている場合が多い)ので注意が必要です。

シートはExclusive Mode以上だとナッパレザーになりますが、結構革の張りがすごいです。
革の反発でシートの上にただ乗っかっているような感覚。
座った感じも結構ゆったり目なサイズ感です。
これは好みが分かれるところで、個人的には革の張り感も含めてあまり好みじゃないですね。
やはり僕は圧倒的ファブリック派です。
革自体の触り心地はいいですしナッパレザーのグレードならシートベンチレーションもつくので結構いいんですがね…

それでは走り出してみましょう!
パワートレインは前述の通り、現在納車が始まっているのは3.3L直6ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドが組み合わされたe-SKYACTIV Dモデル。
トランスミッションも新開発のトルコンレスの8ATになっています。

まず音はかなり静か。
あえて排気量を上げて6気筒にしていることもあってディーゼル特有のガラガラ音も全然気になりません。
めっちゃ気にしてよくよく聞いてみると一応ディーゼルなんだなぁという程度です。
今回の試乗ではほぼ全域2000rpm以下で賄えました。

マイルドハイブリッドというとエンジンは常に稼働していてモーターがほんの少しアシストをかけるというようなイメージなんですが、CX-60のマイルドハイブリッドは巡航時などには積極的にエンジンを止めるような設定をされているみたいで、巡航時に度々i-stopの文字が表示されてタコメーターが0を差していました。
エンジンの始動、停止については停止は気にしないとわからない程度で、始動は少し振動が来るので伝わってくるというような感じ。
営業さん曰く、「運転が好きで音の変化に敏感に気づく人なら気づくくらいでしょうね」とのことでした。

タイヤは235/50R20で銘柄はBSのアレンザ001。
やはりこのクラスではもはや定番の銘柄をここでも採用されていますね。
アレンザというタイヤ自体の効果もありますし、ボディの遮音もしっかりしているからロードノイズもよく抑えられています。

ステアリングフィールも優秀です。
切り始めの無反応区間が少なく、よく反応してくれますし剛性感もしっかりしています。
『人馬一体』をキーワードとしているマツダだけにこの辺はさすがというところでしょうか。

一方で少し気になったのは新開発のトルコンレスの8AT。
低速走行時のシフトショックがあります。
この辺はアクセル操作との兼ね合いもありますから何とも言えないところですが一瞬ガクッとなるような感覚があったのが気になるところ。
まだ出たばっかりのものなので今後の熟成に期待です。

そして一部で話題になっている足回り。
一応形式上はフロントはダブルウィッシュボーンでリアはマルチリンク。
能書きを並べたところでどうしようもないのですが結構お金はかかってそうな足回りです。

一応営業さん曰くではありますが「元々マツダの足回りは路面の凹凸を素直に拾うようにしてドライバーにより素早く正確な路面状況を伝える」セッティングにしているようで今回のCX-60ではそれがより顕著になったとのこと。

個人的な印象としては特にリアの動きが少し渋く、突き上げ感がある印象でした。
張りがあって硬いシートと相まってお尻の後ろくらいからかなり振動が来ます。
一部ジャーナリストの評価では4000㎞を超えてくると良くなってくるらしいのですが今回の車の走行距離は700㎞ちょっとといったところ。
まだまだ馴染んでいないということでしょうか。
購入されて乗り出しはかなり硬くてショックなんてことになりかねないので購入を検討される方は試乗車も距離が増えない今のうちに一度は乗ってみることをお勧めします。

全体的な結論としては『フィーリングが合えばとことん刺さる車』という感じ。
マツダは規模が小さいメーカーで魂動デザインを採用し始めた頃から万人受けを狙うよりは特定層に徹底的に刺さる方向の車づくりにシフトしたような感じでしたがさらにもう一歩進んだような印象を受けます。
今後残り3種類のパワートレインも順次登場してきますが個人的にはPHEV車が少し気になるのでデリバリーが始まったらまた乗りに行こうかなと思います。
Posted at 2022/10/16 21:39:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2022年07月23日 イイね!

ちょっと気になるあの車(その13:「待望の…」が盛りだくさん 編)

新しい車というものはいいものですね。
興味を引くことがいろいろあったりして…

そんな今回の気になる車は…


NISSAN X-TRAIL
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いよいよ登場した新型のエクストレイルです。
先代のT32が2013年に発売されたので実に9年ぶりのFMCとなります。
アメリカで兄弟車のローグが2020年にFMCされていたので国内も時間の問題かと思っていましたがそこから2年経ってようやく国内も新型に切り替わりました。
ノートやオーラ、Zなども発表されていく中で「エクストレイルはまだなのか!」と思った方も多かったはず。


今回の試乗車は標準車の最上級グレードのG e-4ORCE。
ボディカラーはシェルブロンド/スーパーブラックの2トーン。

シェルブロンドはアリアのLIMITEDにのみ設定されていたカラーですがこれ結構きれいな色なんですよね。
アリアの標準車でも設定すればいいのにと思っていましたがエクストレイルに設定されました。
マツダのプラチナクォーツのような上級感もありますし、見方によってはベージュっぽくも見えますのでSUVらしさも感じられるいい色合い。

それではデザインから。
見た目自体は兄弟車のローグとほぼほぼ同じなので新鮮味は正直薄いですが、国内仕様ではVモーションの部分がブラックアウトされている(AUTECHを除く)のもあって少し落ち着いて見えますね。
2段タイプのヘッドライトは少し三菱チック。
この2段ライトの上段に設定されるポジションランプ、ウィンカーはグレードによって異なっていて、GとAUTECHはポジション部分がシーケンシャルウィンカーになるタイプですがX、S、X エクストリーマーXはポジションとは別に豆球ウィンカーがついています。
あとは日産ロゴが新しいものに変わっているくらいですね。(海外仕様は旧ロゴ)
ちなみに日産ロゴは光りません(あれはBEVモデルの特権みたいです)

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横から見てみると全体的なフォルムは先代からのキープコンセプトといった感じではありますが、フェンダー部分の造形などがはっきりとしていて力強さを増したように感じます。
下部の樹脂パーツが大きくとられているため、数字以上に車高が高く感じられますね。

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リアはライト周りがかなり先代とそっくりという印象。
ただ、フェンダーの盛り上がりがかなりしっかり出ていることで安定感を演出していますね。

元々の車両が2020年発売なのもあって少し前の世代のデザインというのは少し感じます。

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内装はメーター、ナビにそれぞれ12.3インチ液晶を採用。
ナビの乗せ方なんかはノートやアリアとは違って独立したタイプ。
エアコンも物理スイッチ&ダイアルとなっていてこちらは操作性抜群。
木目調パネルも落ち着いた色合いでシックな印象。
もう一つエクストレイルに乗り込んでいいなと感じたのがドアを閉めるときの音。
気密性が高そうな音がしていました。

システムを起動すると日産の最新世代車で共通となる起動音と共にメーター、ナビが立ち上がりますがアニメーションはノート系と同じような感じで車両のグラフィックがクルッと回るタイプ。
メーター内でふわーっとアニメーションが出て立ち上がるのもBEVモデルの特権みたいです。

同じプラットフォームで三菱からアウトランダーが先に発売されましたがアウトランダーがより上級志向なのに対してエクストレイルはアクティブ志向なのを感じさせます。
トヨタのRAV4とハリアーみたいな関係性をイメージさせます。

それでは走り出しましょう!
今回の注目ポイントは何と言っても1.5L直3VCターボ+e-powerのパワーユニットとついに世の中に体感できる車が出てきた日産の最新4輪制御技術のe-4ORCE。

ノートやセレナなどの既存車種では1.2L直3NAエンジンが発電用に使われていましたが、今回は1.5Lに排気量がアップした上にVCターボを採用することでエンジン自体の出力も大幅に向上しており発電量が大きく取れるため、モーターの出力を大幅に上げることができるようになっているのがポイント。
フロントに150kW/330N・m、リアに100kW/195N・mと結構な高出力なモーターを用意してきました。
モーターの出力だけを見るとアウトランダーPHEVよりもさらに強力なものになっています。

モーター駆動はやっぱりクセになります。
0回転から最大トルクを発生する特性で加速がとにかく優秀。
EV級の高出力モーターを持ってきたこともあって1880㎏の車重をものともしない加速をします。

そして注目のVCターボなんですが…
びっくりするほど静かです。
エクストレイル自体の遮音が割としっかりしてあるというのもあるとは思いますがノートでさらに静かさを増したと感じていたところに輪をかけて静かさを増した印象です。
今回わざと高速試乗ができる店舗まで出張してきたんですが、合流時にフル加速を試してみてもエンジン音をほとんど感じないくらいまで抑えられていました。
既存の1.2L+e-powerではさすがに踏み込むとそれなりに音がしていましたがこの1.5LVCターボ+e-powerは踏み込んでも結構余裕そうな感じ。
こうなるとさらに高出力にしたNISMOモデルとかも期待しちゃうレベルの出来です。

ここまで静かな中で気になったのはタイヤの音。
19インチのGグレードはハンコックの「VENTUS S1 evo3 SUV」というタイヤを採用しているんですが、ロードノイズと空洞共鳴が少し気になります。
「お前VEURO履いてるんだから純正タイヤが少しうるさく感じるのは当たり前だ」と言われてしまうと何も言い返せないのですが、少しブロックが地面をたたく音が大きい感じ。
空洞共鳴に関していうと内部構造がかなり薄く感じるようなレベルでパコン!って音がしていました。
僕だったら速攻でタイヤだけ変えたいですね。
アリアは純正タイヤでも結構静かにできていたのでこの辺は余計に気になりました。

純正タイヤの中ではAUTECHに採用されている20インチがミシュランのプライマシー4(カタログに銘柄まで記載されているので複数種類が用意されているということもない)なので静粛性ではこれが一番優秀かもしれません。

もう一つ注目のe-4ORCE。
考え方は三菱PHEVのツインモーターS-AWCに近いものを感じます。
モーターとブレーキを統合制御してコーナリングやブレーキングでスムーズに走れる性能を提供しようというもの。
今回はコーナリングでの感覚というのはあまり味わえませんでしたが、ブレーキングでのピッチングの少なさは感動レベルでした。
日産のe-pedalはオンにすると結構強めに減速Gが出るので車によっては少しつんのめるような動きになるように感じていたんですが、エクストレイルでe-pedalをオンにして走ってみても前につんのめる動きが見事になくなっていました。
駆動力配分もきめ細かく制御されていて、状況次第では完全にFF状態で走ることもあるししっかり加速する時はリアモーターもしっかり動かしているのが確認できました。
これはアリアでも結構効果を発揮しそうなので早くアリアでもe-4ORCEモデルの投入をしてほしいところですね。(そもそもB6のFFも受注停止する状況なのでe-4ORCEの投入時期は不透明)

そしてここ最近の日産車は個人的にかなりステアリングフィールが好みになってきましたが、エクストレイルでもその傾向がしっかり続いていました。
ある程度路面の状況を手に伝えつつ不快な振動はしっかりカットしてくれますし、センターのしっかり感もGood。
どうもステアリング周りの取り付けが変わったらしく、その辺の効果がバッチリ出ていますね(詳しくは五味やすたか氏のYoutubeをご覧ください)

足回りも路面の凸凹を丁寧にいなすセッティングがなされていました。
少なくとも街乗り~高速道路のシーンにおいては不快なブルブルとかガタガタというような振動はありませんでした。
アリアよりは少し締まったようなセッティング。

なかなか発売されないなぁってなっている間にRAV4/ハリアーに販売台数を持って行かれた感は否めないところですがこのエクストレイル、売れそうな感じがします。
全車e-powerになったことで価格帯はかなりお高くなりましたが…
過去最高の出来になったe-power、そして高級車然としたフラットライドを提供するe-4ORCEの組み合わせ。
おすすめです!
Posted at 2022/07/24 15:34:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2022年06月19日 イイね!

タイヤを考えました

タイヤを考えると書きましたね。

「あれから1日」
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もうタイヤを発注しました。

さてどのタイヤを発注したんでしょう?
発表の前に候補のおさらいです。
BRIDGESTONE
・REGNO GR-XII
・REGNO GRV2
・ALENZA 001
・ALENZA LX100
・Playz PX-RVII
YOKOHAMA
・BluEarth-XT
TOYO TIRES
・PROXES CL1 SUV
DUNLOP
・VEURO VE304
・SP SPORT MAXX 060+
・LE MANS V
・ENASAVE RV505

以上の国内4メーカーから11種のタイヤをピックアップしました。

ではまずは選ばれたタイヤを発表します。
選ばれたのは…









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ダンロップのプレミアムコンフォートタイヤ「VEURO VE304」です!

ではなぜVEUROを選んだのか?
お店で僕が悩みに悩んだ2時間を振り返ることにします。

今回発注したお店では下記のタイヤが見積もりとして出てきました。
BRIDGESTONE
・REGNO GRV2
・ALENZA 001(※)
・ALENZA LX100(※)
・Playz PX-RVII
YOKOHAMA
・BluEarth-XT
TOYO TIRES
・PROXES CL1 SUV
・TRANPATH mp7(追加)
DUNLOP
・VEURO VE304
・SP SPORT MAXX 060+
・LE MANS V

※BS ALENZAはどちらも価格が同じなのでALENZAで1枚の見積もりが出てきました。

ズラッと並んだ大量の見積書を前にどれを残し、どれを捨てるのかを選ぶことになります。

最終決定までは2時間悩んだのですが実は2つに絞ってからが長かったので最初はサクサク切り捨て…

2時間悩むことになった理由は「想定外の事態」の発生です。
その想定外の事態というのが…

BSがダンロップより安い…

あくまでも個人的なイメージですが上に挙げた国内メーカーでいうとBSが一番高くてその次がヨコハマ、ダンロップときてトーヨーは少し安いといったところをイメージしていたのでこれは想定外。
聞いてみるとロータスクラブ系の販売店ではキャンペーンでBSの割引率が高くなっているんだとか。

では実際のところどんな感じだったのかというとREGNO GRV2がLE MANS Vより安い価格で出てきました。
この瞬間にLE MANS Vは落選。
ついでに見積もり内で一番高かったSP SPORT MAXX 060+も落選となりました。
そのあとはトーヨーが比較的安くならないということでPROXES CL1 SUVと追加で出てきたTRANPATH mp7が落選。
そしてREGNO GRV2より高いということでALENZAも落選。
実際のところ少しだけALENZAの方が定価自体が高いのですがその差以上の価格差になっていました。

一回まとめましょう。
ここまでで残ったのが以下のタイヤ。
BRIDGESTONE
・REGNO GRV2
・Playz PX-RVII
YOKOHAMA
・BluEarth-XT
DUNLOP
・VEURO VE304

この中からPlayz PX-RVIIに対して少し高いBluEarth-XTが落選。
ここで、REGNO GRV2がルマン5より安いくらいならGR-XIIと比べるとどうなるか気になったのでざっくりとした価格を算出。
VEURO VE304より少しだけ安いという結果が出たので候補に復活。
Playzがアピールする”疲れにくい”のベースは非対称形状であること。
これはREGNOにも搭載されているのでせっかくならということで最後はREGNOとVEUROの対決に。
最初の見積もり時点ではREGNOはGRV2でしたが、GR-XIIを残すことに。
ここまでくると大体の方がREGNOを選びそうですが、僕が最終的にちょっと高い(※2)のにVEUROを選んだ最大の理由がウェットグリップ性能でした。

※2:ダンロップ側と価格交渉してもらった結果REGNOより安くなりました。(6/20追記)

雨も多く豪雨災害が間近に迫ってきたこともあります。
REGNOもウェットはbなので決して悪いわけじゃないんですが、やはりa評価があるというのは安心感につながりますよね。
じゃあヨコハマのADVAN dB V552はどうなんだとなりそうですが、あっちはさらに高いということだったので即却下です。

REGNOは当然魅力的ながらも、自分が求めるところを満遍なく満たしたタイヤはVEUROの方でした。
装着したら「理想のタイヤかもしれない」が「理想のタイヤでした!」になるのか非常に楽しみですね。
Posted at 2022/06/19 16:28:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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