今日は私の休日、木曜日。とはいえ夕方からはいつもの仕事なので、朝8時に起きて準備を整えます。
部屋を出た瞬間、まず感じたのは「暑い」。そんなわけで厚手のジーンズ(Lee)から薄手のジーンズ(Edwin)に履き替え、足元もジョギングシューズからルナサンダルへチェンジ。夏が近づいてきた空気を感じます。
そして愛車の Honda S660 Modulo X のカバーを外し、ざっと黄砂と鳥のフンを除去。
カバーにフンが挟まっていたんかい!「今日も1日よろしく」そんなふうに声をかけながら、筑波山へ大瀧詠一のペパーミントブルーをかけて向かいました。
実は今日は、栃木から同じS660に乗るisshhiiさんご夫婦が休みを取って遊びに来る予定。
聞けば「筑波山の頂上に登ってみたい」とのことです。待ち合わせ場所到着まで1時間あったので、私はいつもの公共のお風呂へ向かいました。
施設に入るといなや大画面でNHKの体操が流れてました。こんなの見て運動しているヤツいるんかい❗と突っ込みたくなります。
長寿番組なのは間違いない
サウナでは朝から常連がうるさく思わず「静かにしてもらえませんか?公共の場所なのですから」と言ったら頭を下げてました。モ~。
のんびり1時間ほど過ごし、ちょうど出てきたタイミングでLINEが入ります。
「今から筑波山降ります。」良いタイミングです。そこから集合場所へ向かい、30分ほどで無事に合流。
顔を合わせた瞬間、以前のツーリングの思い出がよみがえってきました。やはり同じ車を愛する仲間というのは親近感があります。
isshhiiさんご夫婦と軽く挨拶を交わしたあと、表筑波スカイラインへ。目的地は朝日峠駐車場で約20分ほどのワインディングロード。対向車もそれなりにあり、道幅も決して広くはありません。無理はせず、法定速度を意識しながら走ったつもりです。
コーナーへ向けて軽くブレーキングし、スッとハンドルを切るたびに、S660の軽快さが伝わってきます。立ち上がり遅いけど麻薬のハンドリング。
小さな車体がリズムよく曲がっていく感覚は、何度味わっても気持ちがいいものです。バックミラーを見ると、後ろには同じシルバーのS660、ホイール、マフラー、リップスポイラーと決まってます。連なって走る姿は、なんとも楽しい光景でした。
本日、天気予報では曇りだったので少し心配していましたが、午前中はところどころ青空も見え、ちょうど良い温度かも、気持ちよく筑波山の道を流すことができました。
そして無事、朝日峠駐車場に到着。平日のここは本当にガラガラで、ゆったりした空気が流れています。実は先週も来ています(笑)。
駐車場でisshhiiさんと談義していると山登りが好きな昔ギャルだったミライ―スの姉さんが話しかけてくれ「カッコイイネ」とほめてくれしばし雑談。こういうのがツーリングは楽しんですよね。感じよい人だった。
そして山を下ることに、話をしていると、奥様もかなり走りが好きなようで、スピード感にも慣れている様子です。
そんなわけで、次はイニシャルDでも有名な旧フルーツライン下りへ。もちろん無理はせず安全第一ですが、気持ちよくテンポよく下っていきます。
コーナーが連続するこの道は、やはり走っていて楽しい。軽い車体よく向きを変え、アクセルに素直に反応してくれます。時間もちょうどお昼に近づいてきたので、次は食事へ向かうことにしました。
栃木は海なし県。私も20代には住んでました。せっかく茨城まで行くのだから「海鮮!」という奥様の話で、景色も良くて海鮮が楽しめる場所を考えると、やはり目的地は大洗になってきます。
そんなわけで、ガールズ&パンツァーの舞台としても有名な 大洗町 へ向かうことに。その途中、まず立ち寄ったのが 涸沼。湖とも海とも少し違う、不思議で静かな空気を持った場所です。いろいろなロケーションの道を選び走ります。
湖畔には穏やかな風が流れ、水面もとても綺麗。なんといってもラムサール条約認定ですから。霞ケ浦とは全く別物です。
車を停めて少し景色を眺めているだけでも、時間がゆっくり流れていく感じがします。まるで北海道。涸沼の景色をゆっくり楽しんだあとは、お昼ごはんへ向かいます。
海鮮といえば那珂湊魚市場も有名ですが、「那珂湊は行ったことがあります」とのこと。せっかくなので今回は、大洗周辺で海鮮が楽しめるお店を探すことにしました。
大洗の街を走っていると、眼下に大海原が出現し観光地らしい賑やかな空気と潮の香りが混ざり合い、「海まで来たなぁ」と実感します。平日でも人はそこそこ多く、やはり人気の場所なんだなと感じます。
そして今回食事で立ち寄ったのが、「潮騒の湯」名前の通り本来はお風呂施設なのですが、実はここの食事処が良いんです。大きなガラス張りの店内はオーシャンビュー。椅子席も座敷も選べて、目の前に広がる海を眺めながら、のんびり空調も良く食事ができます。
観光地の食事処というと、どうしても慌ただしいイメージがありますが、ここは時間がゆっくり流れている感じ。海を見ながら落ち着いて食べられるのが魅力です。
私は今回、握り寿司2200円を注文。こういう場所では「寿司は当たり外れがあるから避ける」という人も多いのですが、最近は量をたくさん食べられなくなってきたこともあり、「今日は寿司かな」と思って頼んでみました。
ネタは良かったです。あら汁も良かった。新鮮さも感じられて満足感はありました。ただ残念だったのは、シャリが固めだったこと。そのあたりは、やはり海鮮丼のほうがこの店には合っているのかもしれません。お昼時間を少し逃して酢飯がなかったか?まいいや。
次回は、一人ツーリングの途中でふらっと立ち寄って、別メニューを試してみたいと思います。食事のあと、次に向かったのは 大洗漁港。
素朴な港はs660と相性ピッタリ。スポーツカーと漁港って旅感が出て良かったりする。
磯前神社の話をすると「行ったことがないんです」とのこと。それならば、せっかく近くまで来ているので立ち寄ろうという話になりました。近くの無料駐車場に車を停め、海風を感じながら神社へ向かいます。
まず目に入るのは、荒々しい波の中に立つ鳥居。神磯の鳥居は、まさに“日本らしい風景”という言葉がぴったりです。
海、岩場、鳥居。自然の力強さと神聖さが一緒になったような景色で、初めて見る人はやはり感動します。鳥居を眺めたあとは、石段を上って神社へ。
高台にある境内は空気も静かで、下の海とはまた違う落ち着いた雰囲気があります。
この地域は歴史的にも非常に重要な土地で、後に徳川家によって水戸藩が築かれると、学問と精神文化を重んじる土地として発展していきました。
水戸藩の学問は、第2代目将軍・徳川光圀(黄門) が始めた「大日本史」の編纂をきっかけに発展した「水戸学」が大きな基盤となっています。
ここでは学問だけでなく武芸も重視され、「知識だけではなく、実践できる人間を育てる」という教育が行われていたそうです。今の時代でもこの考え方を見直そう。
実は茨城という土地は、幕末とも深い関わりがあります。水戸藩は尊王攘夷思想(天皇を尊び外国の脅威を退ける)の中心のひとつでもあり、その思想は後の幕末に大きな影響を与えたそうです。
新選組初代局長として知られる 芹沢鴨 は、現在の茨城県行方市周辺の出身とされる水戸藩士。
さらに新選組の参謀として知られる 伊東甲子太郎 も、常陸国志筑、現在の茨城県かすみがうら市周辺の出身です。(先々週知った。)
伊東は文武両道に優れ、水戸学の影響を強く受けた人物として知られています。
筑波山、水戸学、そして幕末。こうして走っている道や土地の背景を知ると、ただのドライブではなく、歴史の空気の中を走っているような感覚になります。
大洗磯前神社 をゆっくり楽しんだあとは、私お気に入りの干物屋さんへ立ち寄りました。ここは今回で二度目。前回来た時にかなり印象が良く、「また来たいな」と思っていたお店です。
特に評判なのが、塩鯖、鯖のみりん干し、そしてアジの開き。どれも脂の乗り方が良く、焼くだけで本当に美味しいんです。
干物というと昔ながらの素朴な食べ物というイメージがありますが、良い干物は本当に感動しますよ。味噌汁と干物と白米そして少しの漬物が最高、日本人ばんざーい。納豆もあるね。
こういう地元で愛されている店に寄れるのも、車でのんびり?急ぎ足で回るツーリングの楽しさですね。海を眺め、歴史に触れ、美味しい海鮮と干物を楽しむ。贅沢な時間でした。
その後、次はどうしようかと話していると、ご夫婦から「子供たちにおみたまヨーグルトをお土産で持って帰りたいんです」との話が。帰り道でもあるので小美玉経由で帰ることにしました。
向かった先は 空のえき そ・ら・ら。地元の特産品や工場横で作った乳製品が人気の場所だそうです。40分ほどで到着し、無事ヨーグルトを購入。そしてせっかくなので、みんなでソフトクリームも食べることにしました。
これがまた、とても美味しい。濃厚なのに後味はさっぱりしていて、「ああ、こういうので幸せを感じるんだよな」と思える味でした。でも太るのもおまけについてくるのですね。
さて、私はここからさらに40分ほどかけて帰らなければなりません。高速道路へ向かい、そのまま一路自宅へ。無事予定通りの時間に到着し、その後はいつもの仕事を1時間半ほどこなしました。

結局、職場に着くなり雨に降られてしまった。
そして、ようやく1日の締めの晩酌タイム。普段なら居酒屋有呼へ飲みに行くのですが、今日は昼のお寿司が思った以上にボリュームがあり、まだお腹が空いていません。そんなわけで、今夜は家飲みに決定です。
最近お気に入りなのが、ブラックニッカ のハイボール。気軽に飲めるのに満足感もあり、最近すっかり定番になっています。今日買った干物を焼こうかとも思ったのですが、結局最後は セブン-イレブン のたこ焼きでフィニッシュ。
こうして、少しストレスも解消された、楽しい1日となりました。