<立ち食い蕎麦道 その1>
立ち食い蕎麦も奥が深く自分が食べ始めたのは高校生の頃と前回書きました。
しかし、よく考えたら自分の実家も自分が高校に上がるまでそば屋だったのです。立ち食いでは無いですが形態は似ていて、うどん&蕎麦を製麺所から買い、出汁は作り天ぷらも揚げてました。数年で辞めてパン&お菓子屋になったのですっかり忘れてました。
だから変なこだわりが頭に残っていたのかもしれません。
現在都会に行くと名代富士そばがとても多いのに驚かされます。創業者の書いた「らせん階段一代記」も読んだことがあります。
自分が高校生の頃はJR駅ではあじさい茶屋というお店も多かったと思います。今は名前が変わったようです。
ラーメンがまだ少し高価だった頃、とにかくこのコスパに優れた食べ物が私はお気に入りでした。財布の状態によって具を選べるのも良かったです。
現在では多くの方が蕎麦を趣味で打ったりしていますね。極めてくると定年になりお店を出す方も多いようです。
私は今の時点では全く無知なのでこれを機に手打ちそば道ではなくいわゆる立ち食いそばと言われるジャンルを近所から模索してみようかなと考えてます。名ずけて「立ち食い蕎麦道」を目指します。
そんな訳で昨日は早速材料を買ってきて自分でも作ってみようと思いました。
ネットで調べると、めんつゆの素は創味が人気との事です。500mm475円でした。
麺は2種類、二八の半生麺(2人前298円)といわゆる茹でてあるゆで麺(1人前108円)の二種類です。
そうそうかき揚げも忘れちゃいけませんね。かき揚げは5枚で248円でした。これは冷凍を使用します。
理由はいかに簡単に安く美味しく飽きずに作れ食べれるかを追求したいからです。かき揚げはひとつ50円ですね。
それとつけ合わせの乾燥ワカメ(198円)です。
これで材料は完璧です。汁は6倍に薄めますがお湯で割る前に鰹節で1番だしをとりそれをめんつゆで薄めます。これで駅前のカツオの香りにレベルアップさせます。
かき揚げは冷蔵室で常温に戻してから食べる前にトースターでカリカリに温めます。170度で7分くらいが良いような感じです。
そして完成です。ついでにもつ煮も作りました。
まだ盛り付けの勉強が出来ていないので雑です。どんぶりから探してきます。
味はというとまずまずですが満足出来るレベルではありません。
麺はニ八は食感が良いのですが香りが弱く、ゆでそばは口に入れた瞬間から香りがあります。どうしてでしょうか。香料でも入っているのでしょうか。
ニ八は2割小麦粉8割蕎麦粉ですが、買ってきたゆでそばの材料を見ると小麦後 蕎麦粉の順で書いてあるので小麦粉が5割を超えているということです。
駅で食べている多くの蕎麦も半分うどんなのでしょう(笑)まあそこが立ち食い蕎麦道というジャンルなのでしょうネ。
そして生蕎麦(きそば)と生そば(なまそば)の違いもありました。生蕎麦は10割蕎麦のことで蕎麦粉100%です。
ですから生蕎麦に何か入ってくると生そば(なまそば)になってしまうのですね。駅などで売っているのはほぼ生そばなのが分かります。いやうどんに近い(笑)
小麦粉を混ぜるようになったのは江戸時代中期からだそうです。その頃に爆発的に広がったのだそうです。それ以前はうどん屋が主流だったのです。うどん屋がそばも売るようになったと言うことです。また味噌味でした。
江戸末期にはそば屋は3763店もあったそうで多くは屋台です。現在は3000店程度なので人口が今と比べて1/28だった江戸でこの数はハンパないのです。数が正確なのも面白い。幕府が厳しかったのでしょうか?
だんだん細かくなってきたのでまた書きます。
Posted at 2021/09/30 21:53:28 | |
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