みつびんのブログ一覧

この＜立ち食い蕎麦道　その〇〇＞は、無知な蕎麦好きが、家庭でも美味しい立ち食い蕎麦を安価に作ることに孤軍奮闘している様子を2021年9月28日から自由気ままに書いた記録になります。ド素人なので蕎麦マニアの方から見ると間違いだらけかもしれませんが大目に見ていただけると幸いです。素人の方も玄人の方も気軽にコメント頂けるとうれしいです。

＜立ち食い蕎麦道　その10＞



写真の賞味期限は過ぎてますが作ったのは18日頃の話になります。

裏を見ると小麦蕎麦なのがわかります。そうそう50％以上　小麦粉を使用しているのは小麦蕎麦と勝手に呼ぶことにしました。



作り方は省略です。



めんつゆが少なすぎて見た目が悪くなってしまいました。
では、頂きます。

おっ　まるで歯ごたえが無いですが美味しく感じるのは懐かしいからなのか？それともこれはこれでアリという事なのか？よくわからない自分がいます。

給食のうどんや甘ったるいカレーもそうでしたが食べる前にある程度イメージを膨らませていてそれに期待通りだったりすると美味しいと旨いって感じたりしますよね。それに似ていると思います。

逆に肉まん食べようとしてかじったらあんまんだったすると脳が混乱して「あれっ」なる事ありますよね。たぶんこの感覚って動物の生きる本能みたいなものだと思うんですね。

話がそれますが動物の中で死んでいるもしくは静止している食べものを食べるのに匂いを嗅がないで口に入れてしまうのは人間（現代人）だけだと何かで読んだことがあります。

つまり野生動物においては病原菌や毒などから身を守るのは嗅覚と味覚だけが頼りだそうで、間違って飲み込んでしまうと命に関わるわけです。相手が元気に動いていれば健康なわけでしかも小さく若ければ捕食しやすいので子供を狙うのもそういう理由だと考えられますね。

ですから食品に戻りますが、自分のイメージと同じだと、いつもの香り→いつもの味（美味しい）→安全で大丈夫→体力戻る。とヒトも反応するのかもしれません。

脱線しましたがそんな訳で旨いのです。30円と思うから旨いのです。マックも100円だから旨いのです。旨いと不味いは価格によっても変わるという面白い人間の心理です。いや言葉の難しさなのか？

それじゃ～　うなぎは高価だから旨いのか？タレが無くても旨いのか？高くてあまり食べれないからたまに食べるから美味しく感じているのか？素材でなくて調理するから旨いのか？アナゴとうなぎではどうだ。結論から言うとタレと素材が合うのでしょうけど。笑

自分が無人島に住んでいて野生の牛がいて殺したら赤身が美味しいのか？それとも牛タンが美味しいのか？それとも内臓が美味いのか？

かなり脱線気味ですが野生動物がどの部位から先に食べるかは、栄養論とスピード論があるそうです。栄養があり腐りやすい内臓から食べる。やわらかいのですぐ食べれる内臓から食べるです。皆さんはどちらだと思いますか？

観覧注意


本来、自然界というのは美味しいと思うものが結果的に栄養バランスがあるという事だと思うのです。栄養があり食べて満足し残す。

ですから栄養補給が出来、途中で飽きる食べ物だからこそ食べすぎも防ぐ事ができて健康にも良いのでしょう。

そうでないと野生動物は肥満になってしまい動けなくなって他の動物に捕食されてしまいます。もしくは病気になってしまいます。

人間界は食品を調理加工することが自由に行えるようになった為にそこを吹っ飛ばして栄養が無くてもおいしいと感じるものを作れるようになってしまいそれを優先して食べるようになったのでしょう。

お菓子メーカーは突き詰めていくと沢山食べても飽きない味で更に中毒性（クセになる）のある調味料の研究になるそうです。それによってまた買ってもらおうということになるわけで怖いですね。自分も食べますが。

私はこんな事をよく考えるので脳がいつも疲れます。まあイイヤ

そんな訳でこの新吉の30円の藪蕎麦は美味しいと思います。ただ価格を理解してから食べないと不味いという結論にも至ります。前回の同じ会社で作られる1人前160円と30円と金額を考えずに食べても私はこの30円が美味しいと感じました。
蕎麦は価格にとても表現が左右される食べ物です。

とりあえずこの新吉（メーカー）の更科蕎麦（生めん）160円ＶＳ薮蕎麦（ゆでめん）は30円が勝ちです。

新吉対決はおしまい。

人間って興味を持つとそればかりが目に入りますよね。

クルマ買う時も今まであまり知らなかったクルマも自分がターゲットにした瞬間からやたら走っている事に気が付く。意外と近所にもあふれていた。
珍しくもなんとも無かった。

あるあるです。

当然コンビニ行くと無意識で蕎麦を探すレベルに進化していることに気が付きました。人間の本能です(笑)

であるものを見つけてしまいました。

じゃ～ん



その名も、かきあげ入りゆで信州そばです。価格はビックリ213円です。
成分は、あ　ミスった　急いでいたので写真忘れました。

では大手コンビニエンスがどういったものを出しすのか早速作ってみます。

袋開けて冷凍なのでカチンカチンです。どんぶりに移して電子レンジで5分くらい温めます。具はわかめとかき揚げです。



めんつゆはお湯に入れて薄めておきます。
そして混ぜて完成、万能ネギは追加しました。



なかなか悪くない。かきあげは温めただけなのでシナシナです。

頂きます。

え　かなり旨いです。え～　これが213円なの～　わかめも厚く香りも豊かです。自分の買ってきた乾燥わかめ（韓国産）とは偉い違う。

めんつゆ　そば　素晴らしい出来栄えです。恐るべし　セブンイレブンの食品開発部。いや大手冷凍食品会社の開発部門？　共同開発でしょうね。
　
自分が色々工夫して作っているのに、開発陣にあざわら笑われているように感じます。つきつめていくと結局ニッスイだったりカトキチだったりテーブルマークだったりするのでしょう。

食品の研究を家政科などで毎日勉強して更に会社に入って毎日やっていればそうなるか？と思ったりしました。

極端にいえば日本食は世界で大人気でその中でもセブンイレブンの総菜はレベルが高いということでもあります。
日本人は当たり前すぎになっているのでしょうね。自分で作って研究していると奥深さがわかるってもんです。

でも作り立てには敵わないですけどね・・・・

そんな訳で今回は恐るべきコンビニエンスストアの開発競争を知るのでした。