みつびんのブログ一覧

茨城に住んで約20年が過ぎました。もともと埼玉県民で転勤がきっかけでコチラに住むようになり茨城県の事なんか何も知らなかったです。

で、ふと　日立と常陸という同じ言葉があり疑問を持ったのです。何が違いなぜ共存しているのか？模索していると、元祖　茨城は水戸でなくて隣の石岡だったとか？それってどういう事と思っていた訳です。

そして茨城県の観光地を調べていると石岡市に「常陸風土記の丘」があってそこで学べるとか？ならお休みの日に行ってみようかと。そしてある木曜日に行ったのですが新型コロナの感染が全国的にもひどい状況で公共の観光施設は全部お休みということで、開館を待ち望んでいたわけです。

今回タイミングがあったので訪問しようと思ったのです。そして軽のスーパーカーに乗り込み走る事30分、おっといきなり生そばののぼり旗が、しかも行きなれた山田うどんだ。こののぼり旗みて「立ち食い蕎麦道」を学んでいる私は入らないわけ行かないでしょ。まだAM11時だけど。



消毒して入店、メニューは必要ないのだけど一応見ます。あれ　かけそばがない。たぬきそば280円しかない。



私「すいません」

店員「いらっしゃいませ　本日から生そばになったお蕎麦がおススメになりなります。」

え　本日から・・・・　立ち食い蕎麦道の万有引力が強すぎるぞ。

私「かけそばはありますか？」

店員「えっ・・」

その　えっ　一瞬で状況は理解できました。

たぬきを選んで天カスを抜いてもらうということか？280円でそれ以上安く出来ないと経営陣。

私「たぬきそば　お願いします」

3分ほどして着丼　レンゲ入っているタイプ　初めて。



速攻　頂きます！

旨い！まさに生そば　これで280円か～　コンビニも驚いたけど時代の進歩は素晴らしい。この間食べたいろり庵きらくのようだ。蕎麦の製麺の機械化が進みどこでも生そばがスピーディーに出せるようになったと思うこのごろです。

山田うどんといえば関東の給食ソフト麺（うどん）を作っていてゆでうどんとゆでそばという食感のゆるいソフト麺がそれなりに楽しかったのですが時代は生そばなのか？

今日の目的は立ち食い蕎麦道ではないので急ぎます。

走る事10分、



到着、着いて気が付いたのだけどフラワーパークのちょっと先だ。


入場します。

いきなり蕎麦屋しかも10割生蕎麦だぜ、く～　食わなきゃ良かった。

今日のテーマは「元祖茨城」だっぺ。



いきなりストーンヘンジのパクリが




こっちがイギリスの本物、写真お借りしました。


展示室があるようで歩きます。320円だったかな？


暇な方は読んでください。教養つきます。


茨城県は実は遺跡の宝庫だったのを知らなかった～

自動ドアを開けると私を出迎えたのは、はにわ　だった。


良い表情してますね～。縄文人が手でこねこねして作ったんですね。触ると作った人の手の感覚も伝わってくるんでしょうね。ロマンありますね～。製作者はちょっと笑った感じ　真面目な感じとか絶対考えているいるはず、でも亡くなった方に対して供え物なのでふざけてはいけないって感じかな～。

そして館内には石器やら土器が飾ってあります。

そして元祖茨城はここから



645年大化の改新の後、日本を統治した天皇が国を60？に分けててこの地を常陸の国と名付けたそうです。そしてこの土地が繁栄したのです。年表にも出てますがすでに戸籍謄本があったとか。国が人を管理したいという思いを感じます。

そういえば中学の授業を思い出しますが全く覚えていませんでしたね。ただの暗記でした。今になるとなるほど～と楽しめます。
時代は奈良時代？平安時代なのでしょうか？ここ石岡に常陸国の行政があったということです。

そして適当に学んだこの資料館を出て、あっと驚きました。なんと縄文時代から江戸時代の住居の復元が全部されているのです。こんな所になんで？




縄文前




縄文時代　竪穴



弥生時代


平安時代の武器や土器を作る工場 （鹿の子遺跡）




そして時代はどんどん進み

平安住居　高級住宅らしい。


江戸時代？







こんな所に温風ファンヒーターしまったらいかんでしょう。子供達が江戸時代に扇風機　ファンヒーターって盛り上がっちゃう。



日本の縄文時代からの住居を1時間のハイスピードで拝見してきました。中に入れるのが凄いです。いろいろ見ましたが縄文の竪穴式住居も梁がしっかりしているのと土台が盛っていて浸水しないよう工夫してあり面白かったです。モンゴルの遊牧民も今もほぼ同じですからね。

さて感傷深くなった私は実際に常陸の国府（役場）があった場所に行きたくなりました。調べるとそこはなんと石岡小学校の校庭の中だったのです。驚き！　車で10分石岡の街中に進みます。



常陸国府跡


館長さんが色々話かけてくれ自分は埼玉県民でよくわからないというとビデオやら見せてくれいろいろ世話してくれました。「学校の先生？」と二回も聞かれました。さっき言ったのに・・きっとある程度詳しい人と話でもしたかったのでしょうか。今度先生を連れていきたいと思いました。



国府の近くにはお寺もあり仏教が拡がっていたことがよくわかります。約1300年前はこんな感じだったなんだ～ロマンあるな～


そうこの石岡小学校の校門は↓だったそうです。


なんと松平家のお家の門。


というのは関が原の戦い以降、徳川政権（江戸時代）になり水戸の藩主が徳川頼房になったので親戚である松平家がここを統治していたらしい　徳川頼房→徳川光圀（黄門）

そんな感じで歴史を学びながら平和な一日が過ぎていくのでした。
帰りはやはり果物畑を通り温泉施設に向かいます。



気が付いたのですが今日は温泉は考えていなかったのでタオルは持っていませんでした。


そこでクルマのふき取り掃除に使うアイオンプラセームを使う事にしました。自分はアイオンプラセームが大好きで大小3本も持っています。



身体洗いながら、そしてふき取りながら自分の愛車もこんな感じで拭かれているんだなぁ。拭かれ心地が良いな～　なんでヒトは使わないんだろう？と思いました。一石二鳥ですごいぜプラセーム！

洗いもふき取りも一枚で済ませるし使い終わったらプラ容器に入れればそのままカバン濡れなくて良いし、今度大きいのを持参してクルマと人間両方洗う事を誓いました。

極楽極楽　今日もお客さんは４名　店員さんが10名くらいいたから贅沢だなあ。　




そんなわけで今日は歴史散策の旅でした。
しかし、こんな素晴らしい施設があり色々学べて知らない県民が多いのはなぜ？

だから日本一人気無い都道府県なんだよな～

小中学校で茨城県をもっと教育して全ての県民を観光ガイドにしたてて観光茨城にしないといけませんね。

そうそう私歴史専門家でもなんでもないので間違いだらけかもしれません。軽く読んでいただけたら幸いです。