ガリ傷補修と塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ディーラー持ち込み用の純正ホイール、前オーナーがつけたガリ傷を直します。
どうせならアルミ肉盛り溶接→ダイヤカットでやりたいところですが、会社でこっそりやれるレベルを超えているので今回はアルミパテで補修します。
【用意するもの】
棒ヤスリ、紙ヤスリ各種
脱脂剤
マスキング(テープ、シート)
アルミパテ
バン木(硬くて平面なら何でも可)
プライマー
上塗りカラー
クリアー
コンパウンド
やる気と根気(←最重要)
2
ガリ傷のバリや凹凸を棒ヤスリでならします。ある程度まで仕上げたら紙ヤスリをバン木に巻き、面で削れるように仕上げます。傷のミゾ内部もヤスリを当てるとパテの食い付きが良くなります。パテがついては困る部分をマスキングして脱脂、パテを盛ります。傷の中に押し込むような感じです。乾くとパテが痩せるので少し盛り気味にします。
3
パテが完全に乾いたら、バン木に巻いた紙ヤスリで地金とツラになるまでひたすら削ります。パテの巣穴が出たら再度パテを埋めて仕上げます。
目が荒すぎるヤスリの跡は塗装しても消えないので、最終的に#1000くらいの紙ヤスリで仕上げました。
4
塗料の食いつきをよくするため、スコッチブライトで全体的に足付けしました。マスキングと脱脂はこれでもかってくらいやらないと後から面倒なことになるのでちゃんとやりましょうw
脱脂できたら塗装ブース(ホームセンターで買ったポップアップテント)に搬入します。
5
脱脂したらプライマーを塗装します。前に買ったまま開封していないミッチャクロンがあったので気休めに吹いてからプライマーを重ねました。
プライマーが完全に乾いたら表面の凹凸をならすため#1500〜#2000の紙ヤスリで水研ぎします。下地の仕上がりが上塗りの出来を左右します。角の部分は削れやすいので注意。
6
水研ぎの水分をしっかり乾燥させ、再び脱脂したら上塗りです。純正ホイールなのでフーガ純正色のブリリアントシルバーにしてみました。プライマーが透けなくなるまで何度か塗り重ねます。ホイール1本に上塗り1本くらい使ったほうがしっかり色が乗ります。私は2本しか用意していなかったので途中で買いにいきましたw
7
上塗りが乾いたらクリアーを重ねます。塗膜に厚みを持たせたかったので二液タイプのウレタンクリアーを使いました。
ここで気をつけたいのが、アクリル系の塗料にウレタン塗料を重ねる場合、シンナーが抜けきっていないと塗膜が縮みます。乾燥には充分な時間をとりましょう。一度縮んだら修正できず削って下塗りからやり直しです。
8
クリアーが完全に乾いたら、コンパウンドでひたすら磨きます。
塗装面は微細な凹凸になっているので荒目→細目→極細の順にとにかく磨き倒します。個人的にですが、ホルツの液体コンパウンドより、ウィルソンの半ねりのほうが使いやすかったです。
素人作業にしては近くで見ない限りそこそこうまくできましたが、仕事終わりに少しずつしか作業できなかったので3ヶ月くらいかかりました…中古のきれいなホイール探したほうが…w
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