出ました、満点!
遙か
200㎞彼方のショップにこもってきたやまっちです。
今回のテーマは、
『RTO満点(40点)対策』です。
音色などのセッティングはこの1ヵ月四苦八苦した後、無事に完成しました。
その音を持って、万全な状態でのショップ訪問でした。
で、いよいよ
RTA測定です。
まずは決められているノイズを流して110dBが出るか?
ボリューム最大で…
で、出ないσ(´ー`;)
サブウーファーのボリュームを最大にして再トライ。
ギリギリ110dBをクリア!
やれやれと思ったのもつかの間、今度はRTAを測定すると?
ガタガタです。
正直、見せられたものじゃない。
測定に使う周波数の音圧の測定をしますが、隣り合う周波数との音圧差が3dB以上の誤差になると減点です。
正直、110dBというジェット機のエンジン音レベルの音をたたき出す設定で、細かい周波数間の誤差が3dBというのは、かなり厳しいものです。
結局、初日は夜の11時までやるも、全然だめ。
最後の最後で、苦しい判断をしました。
それは?
『帯広で1ヵ月かかって創り上げた音を捨てて、アンプのゲイン(出力レベル)調整をかける』ということです。
言うまでもなく、確定したアンプ出力で創り上げた音は、アンプゲインを変更する事でボロボロに崩れ去ります。
本番まで残り1週間弱。
しかも、ショップでセッティングできる時間はあと1日。
それでもゲイン変更をやることにしました。
これでダメなら、今年は諦めようと自分に言い聞かせました。
その判断をショップの担当者T君も理解してくれました。
『明日1日で音を創ろう!』
当日1日だけでも、ショップにとっては大きな負担のはず。
(今回のセッティングは無料でやってもらっている)
それなのに、もう1日タダで協力してくれると言うのです。
ホントに頭が下がりました。
そうと決めたら時間は無駄にできません。
ノイズを流した状態で、4台のアンプの出力レベルを操作します。
轟音が響き渡り、アンプからは回路が熱を持って焼ける匂いが立ち上ります。
そして、体力もシステムも限界を迎える直前に調整が終了。
その日は帰りました。
翌日。
朝から音色のセッティング。
フォーカス、バランス、ステージ…あらゆる条件をこれ以上無いというレベルで再現するセッティングを1つ創ります。
時計は刻々と進み、午後3時になろうかというころにようやく完成。
そこからもう1台のセッティングを二人でやります。
基本的にシステムの変更が無いので、去年のセッティングをベースに煮詰めます。
IASCAのCDの規定楽曲・音声を再生して、それらがシステムでできる最高のレベルで再現されるようにセッティングをします。
そのまま、そのシステムのRTAを測定。
去年、いい点数を取っているシステムはバランスのいい再生を行い、小一時間でセッティング完了。
夕方6時から、問題のやまっちライフのRTAを測定します。
マイクをセットしてボリュームを上げます。
さすがに今回は容易に110dBをクリア。
その爆音の中でRTAを測定します。
機械に表示されるLEDの光が踊るのを見ると、バランスが驚異的にいい!
ストップもーッションを早速とります。
1回、2回、3回…
6回目のトライでそれは起きました。
『きた!やまっち!満点だ!』
うそだろ?
覗き込むとキレイなカーブが。
3dB以上の誤差は???
無い、無い…無い!
なんと、
驚異の1トライ満点!
最高のシステムが完成しました。
本番は今度の日曜日。
コレでだめだったら?
システムの限界(クルマの空間の限界)と思って諦めます。
やってやるぜぃ!
Posted at 2008/05/28 22:03:20 | |
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