おっぱい論　11　～おっぱい否定すりゃただのドラマ～

奴が帰ってきた…
そう、久しくドラマなど見なくなった自分が唯一真面目に見るドラマ。
『特命係長・只野仁』


しかし今度(4thシーズン)の放送時間は来年1月～/木曜夜9時。
いわゆるゴールデンタイム。
だがはっきり言って｢はぁ？｣と言いたい。
テレ朝の編成は狂ったのかと…
これはゴールデン昇格ではなく降格である。


このドラマの醍醐味を個人的に分析すると

20％…ストーリー
25％…高橋克典のラストのアクション
45％…ふんだんにAV女優を起用したおっぱいその多含むお色気シーン
5％…エビちゃんの毎回見ても何故か憎めない大根演技
5％…味のある主題歌・挿入歌(シングルベッド/川の流れのように/ラブレター他)

なのである。



で、この分析結果45％もの比率をを占める重要ファクターなお色気シーンだが…
これはあくまで金曜深夜(関西地区)だからこそできたもの。
PTAと並んで人糞以下の価値も無い組織のBPO(放送倫理・番組向上機構)の規制に怯えきった今のテレビ局にゴールデンで同じ内容で今まで通りに放送できるわけもない。
案の定次作4thシーズンではおっぱいを封印との事。
いや、おっぱいだけではない数々の名お色気シーン、たとえば…

巨大モザイクがウリの“サウナでのお姉ちゃんとのやりとり”
情報源となりそうな女を眼力でコロっとまいらせて“ベッドの上で情報収集”、
高橋克典の男らしく逞しい“｢フン！フン！フン！｣”

これらが軒並み縮小、あるいはカットされる恐れだってある。
全く冗談じゃね～ぞ糞テレ朝！！
視聴率獲得こそがてめぇ等の営業・販売成績なのにそれを自ら放棄するようなマネしてどうすんだ？


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少し視点を変えて以下の例を冷静になって考えていただきたい。

日産GT-R。
日本車最高の性能を誇るこの車も全て揃ってこそあの素晴らしい動力性能なのである。
もしこの車から重要なファクターであるタイヤが無くなったら…
自慢の走行性能も自転車以下の役立たずである。

ラーメン。
主役は勿論麺とスープ。
だがそれだけでいいのか？
それにチャーシューやもやしやネギ、最低限それ位は揃ってこそ立派な一品料理として客に振舞えるのである。

1stガンダム。
ロボットアニメは星の数ほどあれど何故これが未だに熱く語られる位のアニメなのか？
それは地球連邦と相対するジオンのMS・人間に個性的な魅力があるからである。
連邦側のガンダムの強さ・ホワイトベース艦内人間ドラマだけでこんな人気が出るわけが無い。
弱っちい量産ザクも全然軍人らしくないマ・クベやララァもガンダム世界では重要な存在なのである。


これで解っていただけたと思う。
タイヤ＝ラーメンのトッピング＝ジオン軍＝おっぱいだということを。
おっぱいだけが只野仁、おっぱいだけが視聴率とは言わない。
だがそれを無くして好評を博したドラマとは言えないのである。先に記した分析結果全て揃ってこそ次作も視聴率獲得を大きく期待できる今まで通りの良ドラマなのである。

でも次作からの只野仁はもう別物の、堕落したそこいらのドラマとなんら変わらない糞コンテンツだという事を今までの只野仁ファンは受け止めなければならないのか？

終わったな…