
青春18きっぷの旅の第三弾!
と言っても前回地震でポシャっただけなので実質それのリベンジw
題して…
「紀伊半島一周してみた」
今まで何度かブログで紀伊半島のことは取り上げてるが実際に一周したことはない。
せいぜい半周がいいとこw
クルマでできんこともないがこの時期の紀伊半島はまるごとリゾート。
近畿道を筆頭としてR42も和歌山~白浜は渋滞が当たり前。
ならば電車でやってみようという今回の旅。
今回の道程
阪和線某もより駅~和歌山~和歌山市~和歌山~御坊~紀伊田辺~新宮~亀山~加茂~天王寺~再び阪和線某もより駅というコース取り。
通常料金なら約8510円のところを実質2300円で旅してみました。
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☆阪和線某もより駅~和歌山
まあ何度も乗ってるのでこれといって見所なしw
大阪府内に興味などこれっぽっちもない。
☆和歌山~和歌山市~和歌山
文字に起こすと変な書き方だが今回の旅は「紀勢本線完乗」というのがメインファクター。
路線系統がややこしいのだが紀勢本線の起点は和歌山市(本当の起点は亀山)になるから一端そこまで移動。
で、またそっから折り返して和歌山まで行く乗り潰しとはいえ面倒な道程。
沿線風景は…これといってまた見所なし。
普通の和歌山の市街地や住宅地を見るだけ。
☆和歌山~御坊
こっから南下していく本格的なスタート。
二両編成の転換クロスシート普通車に腰掛ける。
もちろんポジションは右側の座席。
問題の乗車率だが…大混雑www
その多くを占めるのが地元の部活動と思われる学生。
他にも「何故くろしおを使わない?」と聞きたくなる様なでっかいボストン・キャリーバッグを転がす旅行者も多数。
まあ学生は対外試合にわざわざ特急は使わないだろうからいいけど和歌山から白浜や串本や勝浦はすっげぇ遠いぞと思いつつも乗客満載で出発。
車窓はと言うと海南あたりで若干海が見えるときもあるが大体まだこのあたりは山間部をひた走る。
空の青と山の緑を主に眺めつつ南下していく感じ。
そうこうしているうちに学生でにぎやかな電車は次の乗り換え駅の御坊に到着。
☆御坊~紀伊田辺
次の乗り換え電車も2両編成のこじんまりしたもの。
乗客のほぼ全てが移動して乗り換えるわけだがこういうときに座席を確保するにはどうすればいいか?
答えは簡単、御坊に着く2駅くらい前からわざと席を立ってドア付近に待機してポールポジションを取っておく。
そうすればドアが開いた瞬間にいきり立ってダッシュなんぞしなくても好きな席にありつける算段である。
もしのんびり最後まで席に座ってるとドア前に人は溜まってくるのでスタートダッシュはできない。
というわけで何の問題も無く再び右側の窓側席を確保に難なく成功。
学生連中はキャプテンか顧問のお達しが出てるのかあんまりがっついて座る子は少なく始めから立ってるのが印象的だった。
お喋りにしても結構にぎやかだがやたら奇声をあげるでもなく常識的な範囲内。
長距離長時間だというのに床にへたりこむ子もほとんどなく好印象な感じ。
昔兵庫県某都市の電車に乗ったときはそれはもう酷い有様だったが和歌山の学生諸君はなかなか素晴らしい。
車窓はこのあたりから徐々に海を眺められるようになる。
南下してるわけだから紀伊水道、というか太平洋は右側に広がってる。
常に右側座席をキープしてきたのはこの為。
この海の眺めは絶景と言うほかは無い。
クルマに乗ってるときは脇見運転が危険なのでそこそこしか見れないのが電車に乗ってるときは嫌というほど見れるのが大きな魅力なのである。
まあ何時間眺めてても嫌になんかなんないけどw
☆紀伊田辺~新宮
次の乗り換え電車も2両編成。
だがここでの車両はなんとロングシートw
都会の通勤電車によくあるアレであるorz
普通に座ったら窓に背を向ける格好なので景色を見ようと思ったら思いっきり首をひねらなければならない最悪な車両…
でもこの区間はこのタイプの車両しか走ってないので仕方ない。
しかもさっきの乗客の8割がそのままこの車両にも移行。
一体いつになったらこの大混雑はなくなるのか…とやや辟易。
だがもっと辟易としているのは和歌山から確認はしていた何組かの旅行と思わしき若いカップルor夫婦の女w
「いつになったら着くの?」
「まーた抜かれた(怒)」←途中何度も追い越す特急の事です。
普通のきっぷか同じ18きっぷかはわからんが女をこういう旅につき合わすのは向いてない気が…
事情なんて人それぞれだろうけど俺みたいに目的地どうこうじゃなく移動そのものを楽しめない女には無理がありすぎる。
皆さんはデートの時は多少見栄を張ってでも自由席でいいんで特急を使ってあげましょう。度を越したチンタラ旅はケンカの火種になります。
白浜でようやく結構な数の客が下車。
ピーク時の6割程度になってきた。でも和歌山からいる学生はまだ乗っているwww
一体どこまで行くんだコイツらと思ってたら更にその先の小さな駅でゴッソリ下車。
なんかの大会でもあるのだろうか?と思いつつようやく地方のローカル線っぽく閑散としてきた。
車窓も周参見あたりから海が見えるどころか海岸線ギリギリを走るようになってますますロケーションは最高。
まあ、南海/東南海地震で津波が発生したら絶対生き残れない区間なんだろうけど…
紀勢本線最高のロケーションと共に電車は進む。
普通車(いわゆる各駅停車)なのでしょっちゅうドアが開くのだが開いた瞬間に外の熱気と共に流入する黒潮の香りが旅情を盛り立てる。
そのカオリは大阪湾の油臭い海とは違って乗客の心も雄大に、それでいてのどかにしてくれる気がした。
唯一カップルの女を除いてw
(愚痴を言い終えたらフテ寝してました。いい景色なのに…)
つづく
Posted at 2011/08/17 21:40:18 | |
遠出・旅行 | 日記