E350d ターボオイル漏れ　オイルキャッチタンク

みなさんがターボの故障と勘違いされている方が多いので、今回レポートさせていただきます。
このエンジンでよく聞く故障がターボインテーク側からのオイル漏れにて起こる二次災害のシャットオフモータがオイル塗れになり故障。
よく耳にしていたこの故障。実際に自分の車で点検してみるも・・・。なんだこのオイルの量と・・・。相当オイルの侵入がブローバイからあるのでまず先に疑ったのが、クランクケースベントバルブ　　6420102391 の品番。前期後期で品番が違います。これは、ブローバイガスを再度燃焼室に戻し再度燃焼させ環境を意識した部品になります。
このホースから異常なまでにオイルが出ていたので疑うことなく交換。その後再度、ターボインテーク周りオイルまみれ。だめじゃん。点検し直し部品の構造など確認したらなんと・・・。この部品内圧コントロールのはずが・・・あまり機能していない。あまり意味がない。国産の部品であればこんなこと絶対にない。ありえない。どうやってもオイルがターボインテークに回ってしまう構造になっているからです。
諦めきれない私は・・・。オイルキャッチタンクをつけることに・・・。

取付後の全体図。ホースの取り回しの注意。
熱対策をホースに追加で行わないと劣化してしまうので。
（同封されているホースで長さは間に合いました）

取付場所が限られているので、冷却水サブタンク下にインストール。
L字ステーを3本買って取付。安くてしなる奴ではだめです。
いろんなメーカーの商品を確認したところ・・・。クスコの製品がきちんと作り込んでいてこれに決定。ただの筒じゃオイルミストは取れませんので。　00B 010 SA汎用Sサイズ

取付後300km走行後のブローバイホースの状態。
オイルミスト対策成功。

これを実施することにより、ディーゼル特有？のインテークマニホールドの煤の蓄積に効果があるはずです。煤はオイルミストのかたなりですから・・・。

この後にインタークーラー周りにオイル漏れを起こしているのでその処理をしっかり行わないと・・・。インタークーラーのホースが劣化してエアー漏れ起こして走行不能になりますから。