
FIRフィルターが使えるプロセッサーとの格闘のメモ。
・カーオーディオでC-DSP6x8でクロス・EQ・TAをいじり、どうにか低域から高域までバシッとアタック感の一致する音にはならないものかと悩む。
・やはりFIRフィルターで位相をいじる必要があるのではと考える。
・miniDSP製品で手頃な価格でFIRが使えるものとしてminiDSP 2x4 HDに目をつける。
・フリーソフトでFIR係数を作れるrePhaseでminiDSP 2x4用のサンプリングレートとtap(2チャンネルなら1チャンネルあたり2048)を入れてみるも、なんか低域が遮断できなさそう。
・サブウーファーの帯域に対して線形位相のクロスをかけたいんだけどminiDSP 2x4では難しいんだろうかと相談してみる。
・流れでディスコンのOpenDRC-DAを入手することに。ディジタル2入力のアナログ2出力、チャンネルあたり6144タップ。1台ではステレオソースのクロスには使えない。とりあえずのFIRお勉強用。
・自宅のオーディオにつないでみたけど、何も処理しないスルーの状態で、なんかあまり音質が良くない(気がする)
WiiM Mini(ストリーマー)==(TOSLINK)== OpenDRC-DA ==(XLRtoRCA)== BOSE 321GSX(2.1ホームシアターセット)
WiiMをBOSEのデジタル入力に直接つないだほうがいい音。
OpenDRC-DAのアナログ出力がよくないのか、アナログケーブルがよくないのか、BOSEのアナログ入力がよくないのか…
・OpenDRCシリーズ(何種類か入出力のバリエーションがある/かつてあった)をネットで調べていたら、OpenDRC-DIという製品を発見。デジタル入力デジタル出力のもの。香港の本社では現行品。(こっち買うべきだったのでは…)
・"OpenDRC"で検索すると変換基板を組み合わせて入出力を増やしたりもできるみたい…。内部のI2S信号を取り出してSPDIFに変換すれば同軸や光で出力可能。1から回路設計しろと言われると厳しいけど、既存の基板と接続するだけなら自分でもできる。買ってみるか…(共立エレショップとかお気楽オーディオキットさんにある。部品とかも含めると7000-8000円くらいですかね)
・注文する前に一応と思い、箱の中身を見てみる。

奥から、音量等のコントロール基板、DSP基板、入出力基板。DSPはADSP-21369、DACはESS ES9032P。
・DSP基板からI2Sを引き出せるらしい、基板上に未実装の部分が多数ある、どこから取れるかずばり書いてるところはないかなと検索してたら、miniDSP社のforum(ユーザー同士の情報交換掲示板)の投稿がヒット。DSP基板はminiSHARC kitという名前で基板単体でも販売されている(いた)ことがわかった。miniSHARCのマニュアル等を見れば、未実装部分のピンアサイン等も書いてある。
・投稿を眺めているとDIGI-FPという製品名を発見。なんだろうと検索してみると、デジタル入出力基板。

なるほど、miniSHARCにこれつなげると、簡単にDSPにデジタル入出力できるのか。
・あれ?これもしかして… → OpenDRC-DI(ほしかったやつ)の入出力基板の単体製品でした。これだけ買えば、手持ちのOpenDRC-DAがDIにできる。しかもよく見たらオプションでOpenDRC用のリアパネルも付けられる。至れり尽くせり。
・なんだこの会社…と思ってサイトの販売製品を眺めてみたところ、OpenDRC-DIの基板3種類、箱に至るまで、全部バラ売りされている…。すごい。(自作PCの世界みたい)
・というわけで、香港のminiDSPからデジタル入出力基板とリアパネルと、安かったのでついでにリモコンを買ってみました ← 今ここ
・中身のminiSHARC自体は8入力8出力までのポテンシャルがあるみたい。だから自分で入出力を追加すればカスタマイズ可能。設定ソフトウェア(プラグインと名付けられています)もバラ売りされているので、miniSHARC用のプラグインを買えば使えそう。4入力8出力のプラグインは見つけました。10ドルって良心的ですよね。
今のところそこまでの予定はないけれど、可能性があるってわかってるだけで夢が膨らみますね。
Posted at 2022/12/17 12:18:09 | |
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