2010年05月17日
さてっ!続きです。
で、試乗に一人で出かけた。
街中では、やはりディーラーで試乗した時となんら変わらない印象だった。
街中を抜け車の往来もほとんどない目的の場所に着くや否や右足に力をこめてアクセルを踏み込んだ。
1400ccという事もあり高回転では賑やかなノイズが聞こえるが、スピードが上がると同時に感じるものがあった。
スピードが上がるにつれて車が路面にはりついたような感触だった。
ふつう高速域になると本能的に乗ってる車の性能を感じとるのか?ハンドルを握る手に力が入っていたり、アクセルを踏み込むのを躊躇するのだが、206は恐怖などではなく、「これって、楽しいなぁ~」と思える自分がいた。
カーブにさしかかった時も、普通「エイッ!ヤッ!」とハンドルを曲げなければならいものが、206は何事もなかったかのようにスーッと曲がれた時には、あらかじめ決められた線の上をただ惰性だけで曲がる感触はどこかで似たような感覚が・・・・・そうだジェットコースターの On The Railway ! だ!
この瞬間、心の中で「206を買おう!」と決意したのと同時に今までの思い描いていたコンパクトカーの既成概念を根底から覆された事にショックを覚えた。
当時プジョー乗りの間ではあまり芳しい評価のなかった(欧州と日本のアベレージスピードがあまりにも違いすぎたため日本での常用速度にはプログラムがマッチングしていなかったため)初期のAL4は、自分的にはアクセルオフで強烈なエンブレが効くので、カーブではブレーキも多用することなくて重宝しており高評価でした。
その後、カミさんが1週間通勤に使用しましたが、問題なかったため、めでたく206XT(1.4L)を購入し2年半にわたって活躍してくれました。
今でも新車で買えるのなら間違いなく、207ではなく206を買う事でしょう・・・・ただし、MTでね(w
Posted at 2010/05/17 12:44:27 | |
トラックバック(0) |
過去の車 | クルマ
2010年05月15日
前にもチラっと書いたのでご存じかもしれないが、以前206を所有してた事がある今回再びプジョーにのる事になりそう(w)なので206を思い返してみたました。
始まり始まりぃ~!
自分は30過ぎまで普通に車はそこそこ好きだったが、別にポリシーがあるわけでもなく車選びをしていたように思う。
それが、激変したのは結婚してある出来事があったらだ。
カミさんが、それまで乗っていた○ィッツ(自分で買った初めての車)に乗っていて付き合っていた時も乗せてもらったり、運転させてもらったりしていたのだが、この車燃費がいいという謳い文句だけでそれ以外は、まぁ~貧相だった。
坂道になると軽に煽られるぐらい激遅っ!高速なんか90kmだそうものなら恐怖モノ 雨の日にはフツーの速度でタイヤが空転 「いつか死ぬぞ!」と思っていた。
カミさんも、ほとんど自分に非のないもらい事故を2回やったという呪われた車で少々嫌気がさしていた。
そんな折、買い替えたら?という提案に「206がいい!」と言いだした。
この時の自分は、外車になんてこれっぽっちも興味もなくベンツ BMWぐらいのメーカーは知っていたが、どんな車種があってどんな車かなんて全然知らなかった。
当然プジョーも確かフランスの車だったよな?ぐらいで、206なんて知る由もない(w
カミさんに教えられて初めて仏車の世界を知ることになる。
早速、地元にもディーラーがある事をネットで検索して試乗する事になった。
今回1.4のスタイルを選ぶ事になったのもこれが発端である。
ディーラーを訪れると、気さくなディーラーマンN氏(以下:N)が迎えてくれた。
イ「あの~206を見せてほしいんですけど?」
N「ありますよ」
といって206について親切に説明をしてくれた。
初めて実物を見たのだけど、見た目はとても愛くるしい感じでいかにも女性受けしそうなスタイルで印象は悪くなかったように思えた。
ただこの時は、自分もカミさんも外車は初めてだったので、気になったのは壊れやすいんじゃないの?結構維持費がかかるんじゃないの?国産と変わらないのに値段は少々値がはるし?とか外車初心者が思う事であたまがいっぱいだったように思う
この時の自分は、「所詮、コンパクトカーなんて国産だろうが、外車だろうが一緒だろ!」ぐらいにしか思っていなかった。
試乗(1.6Lのグレード)した感じも別に普通で、格別惹かれるものがなかったが彼女が気に入っているならヨシとしよう!ぐらいに思っていた。
試乗を終えるとN氏がこう言ってきた。
N「皆さん、カタログ値や試乗車が1600ccという事もあって1600ccを選ばれる方が多いのですが、自分的には1400ccでも十分だし値段も安いと思うんですがいかがですか?」
という提案があった。
確かにカタログスペックでは1400ccは如何にも非力そうでストレスがたまりそうなイメージではあった。
イ「う~ん?乗ってみないとわからないなぁ~」
と言うと
N「自分の乗ってるのが1400ccなんでよかったら試乗してみませんか?」
との提案に 「それじゃあ」と試乗する事にしました。
でもMT仕様だったので自分しか運転できなくて自分が運転して試乗させてもらった。
動力性能的にはMTだったせいか、街のりでは問題なく使えそうな感じではあったが、運転するのはカミさんで当時通勤距離往復100kmの山道を毎日走らねばならず、試乗はMTだったが実際にはATが候補だったので不安材料が残る結果となった。
N氏がまたまた提案をしてくれた
N「丁度、ウチに1400ccの206(AT)の中古車があるので1週間だけお貸ししますので、実際に通勤に使われてみてください。それで良かったら買ってください!」
との事だった。
初めての事にちょっと驚いたのを覚えている。
せっかくだし借りて帰ろうということになり、ATだったら問題ないのでカミさんに運転させて、乗ってきた車で自分が後ろをついて帰路についた。
帰り道は、カミさんの通勤ルートとほぼ同じ上りあり下りありクネクネコーナーありのタフな山道だった。
少々心配しながら後ろをついていくと、途中からどんどん車が離されていく
「あれ?スピード出てないのかな?」と思いアクセルを踏み込むも、カミさんに離される一方できついコーナーでも、さほどブレーキもかけずにクリアしていく、こっちはブレーキでスピード緩めないと曲がり切れずにガードレールに突っ込みそうなのに・・・・・(いっときますが、カミさんは走り屋でも運転上手でもないっすwwww)
家についてから、カミさんに
イ「えらく飛ばしてたなぁ~」
カ「???」
イ「○○kmは出てたぞ!」
カ「私、普通に運転してたけど・・・・」だって
どうやらカミさんは、初めての車&外車で舞い上がってたらしくスピードメーターなんか見る余裕すらなくいつもの調子で運転していたらしい
このあと、206を試乗に持ち出してその言葉の意味を理解する事になる。
長くなってしまったので今日はこのへんで・・・・続きはこの次のお楽しみ!(笑
Posted at 2010/05/15 13:19:55 | |
トラックバック(0) |
過去の車 | クルマ