MEMS_DiagのTUNEVIEW
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
インジェクションミニDIY派の味方、Mems_diagのチューニングについて書きます。
ごちゃごちゃ弄っていたらノーマルの値がわからなくなってしまったIdle fueling trim(表にはFuel Trimと表示されます)を弄っていきます。
MEMS 1.6ではIdle fueling trim 1もIdle fueling trim 2も同じパラメータとして扱われている様です。
シャシダイナモなんて持っているわけないので、6.9kmの信号のある道で流れに乗りながら走っていきます。
2
何分専門知識がないので適当な予想を立ててデータを絞っていきます。
"ECUの仕事はガソリンを完全燃焼させ、最適な仕事を得る事"
と仮定して、回転数とラムダセンサの値、この2つをグラフにまとめてみます。
アプリは最新バージョンの4.5で、サンプリング時間は500ms間隔としてデータを取っていきます。
3
取ってきたデータは".log"の形式となっていてそのままでは開けないので、拡張子を".csv"にしてEXCELで開きます。このままでは何が何やらわからないので、Time,RPM,Lambdaを選択してグラフにしてやります。
4
回転数はともかく、ラムダセンサのこれは何でしょうね。一部を除いて殆ど帯状になっていてよくわからないので、10区間(4~6秒)の移動平均をとってみます。
5
FT=100のグラフができました。
ラムダセンサが0.5V(=500mV)の時に理論空燃比(1:14.7)になるそうですが、アクセルオフして回転数が落ちた時に燃料が濃くなってしまっているようです。これだと点火していないのに燃料は噴射されてるって事になるのでしょうかね。
ちなみにセンサの平均値は522mVでした。
6
FT=67
アクセルを踏み込んだときに燃料が濃くなっているようで、アイドリング時に燃料が急激に濃くなっている様子はありませんね。
平均は435mV
7
FT=33
エンブレを効かせたときに燃料が急激に薄くなっている様で、確かに運転時にエンブレがやたら良く効く印象がありました。
平均は331mV
8
FT=100,67,33のラムダセンサの平均値を使って最小二乗法で直線に近似した場合、切片は239,傾きは2.85になることがわかりました。
ということはFTを92に設定すると理論空燃比で燃焼する事になる?
エンブレ効かせているときのデータを除いて平均を取らないと意味がない気もするので、もうちょっと研究が必要ですね。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク