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猫仙人のブログ一覧

2010年12月08日 イイね!

エンジン温度センサーを自作してみる(その4) SYM RV125 EFi

エンジン温度センサーを自作してみる(その4) SYM RV125 EFi「自作」と題しながら、ほとんど故障部品のボディーを流用する流れになったので、どちらかというと不良部品を交換しただけの修理みたいになってしまいました。
作業着手前には内部構造が判っていなかったので、開いてみた結果によっては金属ボディーも削り出すことになるかと構えていたのですが、思ったよりは随分楽な結果になりました。
(詳細は下の関連URL)

さて今日は、試走の結果です!
昨日は作業の途中で用事が入り、中断していたので、ようやく結果を試せます。
…と、勢い込んでエンジンを掛けようとしたら、掛からない!
そりゃぁもう、焦りましたとも...orz

昨日は温度センサーを取り付けた後に、クーラントが減ってしまったので交換までしたのですが、その交換作業中にはエンジンは回せていたのです。
それが、今日はかからない。

エンジンが冷え切っていたので、かかりが悪いのはわかるのですが、アクセルを開けたり締めたりいろいろ試してもダメでした。
どうも、プラグがカブってしまったみたいなので、プラグをはずしてみたら、もうビッショリでした。(写真)

プラグを清掃して取り付けて、スロットルを1/16くらい開いてセルを回してみたところ、今度は一発でかかりました。
温度センサーが正常になった分、低温でのミクスチャーが濃いめになり、始動操作のコツも変わったようです。
そういえば、新車の頃は始動時にアクセルを少し開いていた気がします。
いつからか、アクセルは全閉で始動するとうまくいくようになっていたんですが、忘れていました。

しかし、印象としては、始動性は却って悪くなったような気がします。
センサー交換前は、セルを回せば必ずかかったので、今度のように一定のアクセル操作を行わないと始動できないでかぶってしまうというのは、難しくなった印象です。

ひとたび暖まれば、快調に走りました。
全域にわたってガスが濃いめになったようで、パワーは上がった感じです。

走行中のフィーリングとしては、この状態のほうが良い感じで、やはり正解なのでしょう。
問題は寒い時の始動性が難しくなってしまった点です。
センサーの回路に抵抗値を外部から変えてしまうスイッチでも入れれば、良いのかも知れません。
もしかしたら、ミクスチャーを濃いめか薄めかを選べるようになるので、エコモードとパワーモードを作れるのかも知れないですね。
Posted at 2010/12/08 18:43:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月06日 イイね!

エンジン温度センサーを自作してみる(その3) SYM RV125 EFi

エンジン温度センサーを自作してみる(その3) SYM RV125 EFiエンジン温度センサーを分解して、故障したサーミスタを交換しました。
金属ボディーのカシメをはずすと、中身がスポッと抜け出たので、分解は思ったよりも簡単でした。
写真は、新しいサーミスタをハンダ付けしたところです。

作業の詳細は整備手帳に書いたので、良かったら見てください。
下の関連情報URLをクリックすると、整備手帳の該当記事に飛びます。
Posted at 2010/12/06 19:29:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月05日 イイね!

エンジン温度センサーを自作してみる(その2) SYM RV125 EFi

エンジン温度センサーを自作してみる(その2) SYM RV125 EFi RV125からエンジン温度センサーをはずしてみました。
良く観察すると、コネクタ部分には「SIEMENS」の文字がありました。

先ず、特性を確かめてみることにして、外したセンサーと、昨日届いたサーミスターの温度-抵抗値特性を測定しました。

温度は管球式のアルコール温度計での測定だし、コップに注いだ熱湯が冷めるのに合わせてお湯につけたセンサーの抵抗値をテスターで読み取るという原始的な測定なので、精密な測定ではありません。
それでも、写真のようなグラフが採れました。
規格値と書いているのは、購入したサーミスターの仕様上の中心値です。

サーミスターは、測定誤差を差し引いて考えれば(何しろ大雑把な測定なので)概ね仕様通りの値を出していると考えて良さそうです。
RV125から外した、故障しているらしいセンサーの値は、実際よりも概ね50°C高めにずれて出力しているようです。
これでは、センサーを交換しなければならない状況ですね。やっぱり…

さてと、センサーの金属ボディーから、どうやって中身を取り出して交換するか…、悩むことにします。(^_^;)
Posted at 2010/12/05 19:13:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月04日 イイね!

エンジン温度センサーを自作してみる(その1) SYM RV125 EFi

エンジン温度センサーを自作してみる(その1) SYM RV125 EFiRV125 のエンジン温度センサーは、純正を購入するとなるとやっぱり一万一千円以上するらしいです。
大抵のクルマやバイクでは2〜3千円の部品ですから、なんだか納得がいきません。
少ロットでの輸入で割高になっているのでしょうか。

いっそのこと、個人輸入してしまおうか、或いはいつものクセで自作してしまおうか、二つの方向で検討した結果、個人輸入を受けてくれる相手がすぐに見つからないので諦め、自作の方向に傾きました。(^_^;)

温度センサーの仕様で解っているのは、現車についている実物から形状が解るのと、25°Cでの抵抗値が11kΩ±8%ということくらいです。
サービスマニュアルの「Negative Temperature Coefficient Resistor」という記述から、中身はNTC特性のサーミスタだろうと思われます。

サーミスタを選定するには、温度-抵抗値傾斜特性が不明なのが難しいところ、
他にも知りたい特性はありますが、仕様情報が何も無いのでどうしようもなく、25°Cでの抵抗値が近いものを探してみました。
最近ではインターネット通販で購入できる電子部品屋さんが多くなって、ほんとうに便利になりましたね。

小さくて温度耐性がエンジン内の環境に耐えられそうという条件で考えて、探してみました。
10種を越える検索結果となりましたが、どれも単価は数十円から数百円程度の部品です。
どれがいいのか、もともと要求仕様が不明点が多いので絞るのが難しく、入手が早そうなのをエイヤっと決めました。
厳密には温度特性がピッタリ一致はしないでしょうが、故障したセンサーに比べれば遥かに真値に近いはずで、どれにしたところでエラーが出るほどのズレにはならないだろうという勝手な解釈のもと、購入ボタンをポチッとしてみました。
最小単位が5個からなので、試作中に壊すことも良くある話ですから、5個買ってみました。
それが昨日の話で、なんと翌日には届いてしまうという便利さ、有り難さ。
写真が届いたサーミスタですが、本当に便利な世の中になったものです。

さて、これを金属のセンサーケースに収めなくてはなりません。
故障したセンサーを利用すれば、金属加工はしなくても良さそう、などと考えていますが…
さて、どうなることやら、これからのお楽しみです。

あ、それから、サービスマニュアルを真面目に読んだら、診断用の専用コンピューターがなくても、CHKランプの点滅信号で故障コードを読み取る方法がわかりました。
試しに自車で表示させてみたら、なんと二つもエラーが表示されてビックリ!

でも、一つはエンジンの回転数を上げすぎたというコードで、実は思い当たるフシが… (^_^;)
先日、長い下り坂で先行する大型のバイクに着いて行こうとして目一杯頑張ったら、意外なほど速度が伸びたんですよね〜。
いやぁ〜、RV125ってホントに良いバイクですよ。
ただ、オーバーレブではあったんですね。(^_^;)

CHKランプを点滅させてコードを読む方法は、一つの文書にまとめて公開してみようかと思っています。
表示方法はすでに文章化できたんですけど、エラーコードと処置手順の対照表が結構な分量で中国語を翻訳して解釈するのにちょっと時間がかかりそうです。
それに、ただの翻訳だと著作権とかあるでしょうから、オリジナルに日本語で書き起こさないとならないし…。
RV125/180 EFi は、整備情報少ないから、必要な人も居るのではないかと思うのですが、どうなんでしょうね?
必要な方はコメント欄に書いていただけると助かります。
それによって作業の優先度を考えようかと思いますので。
何人ぐらい居るのかな?
Posted at 2010/12/04 22:21:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年11月30日 イイね!

また、CHKランプが点いちゃった SYM RV125 EFi

 また、CHKランプが点いちゃった SYM RV125 EFi11月6日付けで書いたCHKランプのことですが、その後暫らくは再発もなくて様子を見ていました。
とはいえ、気になったのは燃費が悪化したように思えることです。

いつもは、27〜31km/lくらいの燃費だったのですが、CHKランプが点いたときは25km/lくらいになり、バイク屋さんでの点検後は25〜27km/lくらいで推移していました。
燃費で見ると、復調しては居なかったのです。
加速感やアイドリングの安定性については、特に異常は感じていませんでしたけれど…

そして昨日、29日にまたもやCHKランプが点灯しました。
始めは、加速を続けていたときにピカっと一回だけでした。
しかし、走るほどに頻繁になり、点灯時間も持続するようになり、だんだんと減速中でも点灯するようになりました。
点灯条件が一定しないのもこの前と同じ症状です。

前回の診断用コンピュータが表示した診断コードは、P0115でした。
バイク屋さんの説明ではエンジン温度センサーの異常とのことでした。

サービスマニュアル(中国語)を見てみると、「P0115:引擎溫度感應器異常」とあるので、まさにエンジン温度センサー異常ですね。
そして、さらに処置としては、
 1. 確認感應器電阻是否正常(25 ℃10319--11981Ω)?
 2. 確認感應器接線是否斷路 (ECU 接腳9)?
 3. 依更換新品流程確認是否感應器異常?
と書いてありました。
え〜と…、ウェブの自動翻訳に頼りながら意訳してみると…(^_^;)
 1.センサーの電気抵抗が正常かどうか確認(25°Cのとき10319〜11981Ω)
 2.センサーのコネクターとの配線が断線していないかどうか確認(ECUの9番ピン)
 3.センサーを新品に交換し動作を確認
というような順序で、トラブルシュートをしなさいって事みたいですね。

そこで今日は、エンジン温度センサーを点検してみました。
センサーは写真の位置にあります。
コネクターにはコの字型の固定ピンが嵌めてあるので、ピンをまず抜いてからコネクターを外します。

接続端子は2本なので、テスターで抵抗値を測ってみたところ、4.8kΩでした。
エンジンは一晩放置してあり、気温は18℃くらいでしたからエンジンの温度は18°C近辺と考えられます。
この状況と「25°Cで10319〜11981Ω」の記述からすると抵抗値は低すぎるようです。
ちなみに、サービスマニュアルの別の箇所にはこのセンサーについて「Negative Temperature Coefficient Resistor」という記述があるので、18°Cでは25°Cの場合よりも高い抵抗値を示さないとおかしいことになります。

この状況からすると、やはりセンサーを新品に取り替えてみる必要がありそうです。
とりあえずは部品の手持ちがないので、コネクターの端子を清掃してから元のように取り付けました。

かなり前から気になっていた症状としては、寒い朝の始動時にアイドリング回転数が低いのが気になっていたのですが、センサーの抵抗値が低すぎるためにECUが高温と判断している可能性もありそうです。

センサーは1万1千円以上するらしいと、この間のバイク屋さんに聞いているので、う〜む、どうしようカナ〜、なんか良い手はないかな〜…(^_^;)
Posted at 2010/11/30 18:10:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記

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