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猫仙人のブログ一覧

2010年12月19日 イイね!

SYMのDIAGコネクタはOBD-IIで通信できるか? SYM RV125 EFi

SYMのDIAGコネクタはOBD-IIで通信できるか? SYM RV125 EFi前日に引き続き、RV125EFiにOBD-IIインターフェースをつないでみました。

結線は写真のような接続にしました。
OBD-IIの7番ピン、K-LineをSYMの通信線に繋ぎます。
0Vと12Vがどの線かはテスターなどで確認しやすいので、まず間違いはないでしょう。
問題は通信信号線がK-Lineかどうかであり、つまりSYMの通信プロトコルが ISO 9141-2 に合致しているかどうかです。

いままで集めた資料の中に、SYMの最近のスクーター(車種不詳)のサービスマニュアルがあり、EFI関係の所だけ抜粋して英訳してあります。
そこにはO2センサーのある Closed loop 制御のEFIシステムについて説明されています。
中でも、ECU周りの回路図には「K-Line」と明記された信号線が、DIAGコネクタの通信線として記述されています。

しかし、RV125EFiの中国語サービスマニュアルに追加して書かれたマニュアルのようで、同じ内容が殆んどでありながら、英文のほうが少しだけ新しい情報が加わっている状況です。
おそらくはRV125i等が発売されてから、ヨーロッパの代理店向けに抄訳したマニュアルではないかと思われます。
RV125EFiの中国語サービスマニュアルには、K-Lineという記述はありません。

インターネットを検索していると、ドイツ語の掲示板で SYM や KIMCO のスクーターは OBD-II 対応のリーダーで K-Line を使って接続できるという記述がありました。

そのような情報から、今回の接続実験を試みたのですが、結果は接続できませんでした。

PC側のアプリケーションは、フリーソフトが複数あるので色々と試してみましたが、接続できないことには変わりありませんでした。
アプリケーションによっては、バッテリー電圧だけ読み取れたものもありましたが、これはプロトコルに関わらずDIAGコネクタの電源電圧を直に測れるので読み取れて当然ですし、つまりはインターフェースは正常に機能している証でもあるでしょう。
表示されるメッセージは、ECUとリンクを確立できなかった、という内容なので、これはプロトコルが合わないと判断するのが妥当だろうという結論に至りました。

しかし、これは O2 センサーを持たない Open loop 制御の EFI システム、例えば RV125EFi の場合のことで、後継モデルであるRV125i等では、K-LineがECUから出ていてOBD-IIで読めると予想するのは、今でも妥当ではないかと思います。
バイク屋さんで聞いた話では、ISOなどの規格との対応は不明であるものの、RV125EFiとRV125iでは、用意しているDIAGリーダーが異なる機種だという話でした。
双方ともDIAGコネクターの形状は見た目がそっくりで、これはつまり、プロトコルが異なるためにそれぞれにリーダーを用意しているという事ではないかと想像します。

というような訳で、残念ながら目論見はハズレてしまいましたが、もう少し試してみたい気持ちです。
どなたか、125iとかO2センサー付きのSYM車をお持ちの方で、試してみたい方はいらっしゃいませんか?
私が機材を持ち込みますので、一緒に試験してくださる方がいらしたら、声をかけて頂けると嬉しいです。
Posted at 2010/12/23 16:28:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月18日 イイね!

OBD コネクター

OBD コネクターSYM RV125 RFi のOBDコネクターに、購入したOBD-II規格インターフェースを繋ぐには、コネクターが異なるため何かしらのインターフェースを考えないとなりません。

このコネクターを ELM327-USB インターフェースに挿し込めば、個別のピンから線を取り出せるので、なんとかやってみるつもり…
このコネクターは、インターネットを検索して見つけた「Garage In-take!」さん(関連情報URL参照)で購入しました。
でも、RV125側のコネクターは互換品が見つからないので、どうやって繋ぐかが問題ではあります。

さらに、繋いだ結果、通信プロトコルが合うのかどうかが全く解らないので先行きは不透明なのですが、ここまで来たら突き進むしかないでしょう。(^_^;)

Posted at 2010/12/20 16:37:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月17日 イイね!

OBD-II インターフェース ELM327 USB

OBD-II インターフェース ELM327 USB OBD(On Board Diagnostics)の規格、OBD-IIに対応したインターフェースを購入しました。
Yahoo!オークションで三千円でした。

SYM RV125 EFi のエンジン調整に使えるかどうか、全く保証の限りではないのですが、いわば人柱覚悟の実験投資です。(^_^;)

写真のインターフェースを車両のOBDコネクターにつなぎ、USBコネクターはパソコンに接続してパソコン上のアプリケーションで読み取りや調整の操作をするというものですが、車両側がOBD-II規格に対応しているのかどうか全く解らないところが困ったところです。
さて、どうなることやら...

Posted at 2010/12/20 16:23:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月15日 イイね!

スクーターのEFI診断コネクタの仕様 SYM RV125 EFi

スクーターのEFI診断コネクタの仕様 SYM RV125 EFiエンジン温度センサーを修理した SYM RV125 EFi ですが、故障はなくなったものの冷間時の始動がコツを要するようになったり、全域でガスが濃いめになって燃費が悪化(24〜25km/L)したりで、どうにもまだ納得のいく状態ではありません。

一度、診断用の装置をつないでエンジン調整をしたいところですが、そのために専用装置のあるバイク屋さんに頼むのはなんだか面白くありません。
ここまで自分でやったので最後まで自分でやってみたいものです。

そこで、診断用コネクターについて、インターネットでいろいろと調べてみました。
そして解ってきたのは、スクーターとはいえ自動車の国際規格に準拠しているらしいということでした。
欧米で販売する自動車には、法律で定められたエンジン診断情報のコネクターが必ず装着されるようになっていて、日本でも遅ればせながら対応を始めているようです。
他の国のメーカーも欧米に輸出するためには、その定めに従っているようで、ヨーロッパではJOYRIDEの名称で販売しているRV125も、どうやらヨーロッパでの規格に合わせた信号をコネクターに出しているらしいのです。

さらに、SYMのスクーターで排気量125ccのEFIの物は、どうやらエンジン周りには共通の部品を使用しているようで、ECUの故障診断情報は共通になっているようです。

診断用コネクターには、ISO9141-2で定められたK-Lineという信号線が出ているようです。
コネクターは3極ですが、両端の2極は電源ラインで接地と12Vです。
中央がK-Lineの信号線であるようです。

ここまでは、どうやら判ったので、インターフェースと診断装置を揃えればアイドルCO調整ができそうです。
アイドルCO調整をしてみないと、今のガスが濃すぎる状態を修正するにも出発点が見えないので、これはどうしても必要なようです。
また、ECUが保存しているエラー情報も消去しなければなりませんが、これも診断装置をつながないとできないようです。
(もっとも、最近の車種では、メインキーとアクセル操作によってエラーコードを消去できるようになっているものもあるようです。この場合は、2極のテストコネクターがもう一つ別に着いているらしいです。)

そんな訳で、インターフェースを手配してみました。
PCのUSBに接続するタイプを選びましたが、他にもBluetoothやWiFiでリンクするタイプもあるのですね。
専用の診断リーダーにしなかったのは、いずれiPhoneを接続したいと思ったからです。

iPhoneやAndroidには、OBD-IIの仕様で運転状況を表示するアプリがたくさん出ているのも、調べてみて判りました。
ただ、iPhoneの場合には接続するハードウェアに選択肢があまりなくて、インターフェースがAndroidに比べると高価な物ばかりで、SYMに繋がるのかどうか保証がないのでは踏み切れませんでした。

PCのUSBに接続するタイプで試してみて、うまくいくようであれば、そのあとで iPhone に接続できるように改造するか自作するかを検討したいと思います。
うまくいけばエンジン回転数や温度を表示したりデーターロガーとして利用したりもできるし、iPhoneに充電できる電源接続をすることになるので、ナビとして使うにも今までの電源線を廃止できる可能性もあります。
...と、夢は広がりますが、さてどうなることやら...

Posted at 2010/12/15 20:36:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記
2010年12月08日 イイね!

エンジン温度センサーを自作してみる(その4) SYM RV125 EFi

エンジン温度センサーを自作してみる(その4) SYM RV125 EFi「自作」と題しながら、ほとんど故障部品のボディーを流用する流れになったので、どちらかというと不良部品を交換しただけの修理みたいになってしまいました。
作業着手前には内部構造が判っていなかったので、開いてみた結果によっては金属ボディーも削り出すことになるかと構えていたのですが、思ったよりは随分楽な結果になりました。
(詳細は下の関連URL)

さて今日は、試走の結果です!
昨日は作業の途中で用事が入り、中断していたので、ようやく結果を試せます。
…と、勢い込んでエンジンを掛けようとしたら、掛からない!
そりゃぁもう、焦りましたとも...orz

昨日は温度センサーを取り付けた後に、クーラントが減ってしまったので交換までしたのですが、その交換作業中にはエンジンは回せていたのです。
それが、今日はかからない。

エンジンが冷え切っていたので、かかりが悪いのはわかるのですが、アクセルを開けたり締めたりいろいろ試してもダメでした。
どうも、プラグがカブってしまったみたいなので、プラグをはずしてみたら、もうビッショリでした。(写真)

プラグを清掃して取り付けて、スロットルを1/16くらい開いてセルを回してみたところ、今度は一発でかかりました。
温度センサーが正常になった分、低温でのミクスチャーが濃いめになり、始動操作のコツも変わったようです。
そういえば、新車の頃は始動時にアクセルを少し開いていた気がします。
いつからか、アクセルは全閉で始動するとうまくいくようになっていたんですが、忘れていました。

しかし、印象としては、始動性は却って悪くなったような気がします。
センサー交換前は、セルを回せば必ずかかったので、今度のように一定のアクセル操作を行わないと始動できないでかぶってしまうというのは、難しくなった印象です。

ひとたび暖まれば、快調に走りました。
全域にわたってガスが濃いめになったようで、パワーは上がった感じです。

走行中のフィーリングとしては、この状態のほうが良い感じで、やはり正解なのでしょう。
問題は寒い時の始動性が難しくなってしまった点です。
センサーの回路に抵抗値を外部から変えてしまうスイッチでも入れれば、良いのかも知れません。
もしかしたら、ミクスチャーを濃いめか薄めかを選べるようになるので、エコモードとパワーモードを作れるのかも知れないですね。
Posted at 2010/12/08 18:43:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | SYM RV125 EFI | 日記

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興味を持つと、自分で作ってみたくなる性分で、改造したり作ってみたり。思い通りに行かなくて、使えないものが増えていくのが悩みの種...。 運転するのが好きだから...
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