
RV125 のエンジン温度センサーは、純正を購入するとなるとやっぱり一万一千円以上するらしいです。
大抵のクルマやバイクでは2〜3千円の部品ですから、なんだか納得がいきません。
少ロットでの輸入で割高になっているのでしょうか。
いっそのこと、個人輸入してしまおうか、或いはいつものクセで自作してしまおうか、二つの方向で検討した結果、個人輸入を受けてくれる相手がすぐに見つからないので諦め、自作の方向に傾きました。(^_^;)
温度センサーの仕様で解っているのは、現車についている実物から形状が解るのと、25°Cでの抵抗値が11kΩ±8%ということくらいです。
サービスマニュアルの「Negative Temperature Coefficient Resistor」という記述から、中身はNTC特性のサーミスタだろうと思われます。
サーミスタを選定するには、温度-抵抗値傾斜特性が不明なのが難しいところ、
他にも知りたい特性はありますが、仕様情報が何も無いのでどうしようもなく、25°Cでの抵抗値が近いものを探してみました。
最近ではインターネット通販で購入できる電子部品屋さんが多くなって、ほんとうに便利になりましたね。
小さくて温度耐性がエンジン内の環境に耐えられそうという条件で考えて、探してみました。
10種を越える検索結果となりましたが、どれも単価は数十円から数百円程度の部品です。
どれがいいのか、もともと要求仕様が不明点が多いので絞るのが難しく、入手が早そうなのをエイヤっと決めました。
厳密には温度特性がピッタリ一致はしないでしょうが、故障したセンサーに比べれば遥かに真値に近いはずで、どれにしたところでエラーが出るほどのズレにはならないだろうという勝手な解釈のもと、購入ボタンをポチッとしてみました。
最小単位が5個からなので、試作中に壊すことも良くある話ですから、5個買ってみました。
それが昨日の話で、なんと翌日には届いてしまうという便利さ、有り難さ。
写真が届いたサーミスタですが、本当に便利な世の中になったものです。
さて、これを金属のセンサーケースに収めなくてはなりません。
故障したセンサーを利用すれば、金属加工はしなくても良さそう、などと考えていますが…
さて、どうなることやら、これからのお楽しみです。
あ、それから、サービスマニュアルを真面目に読んだら、診断用の専用コンピューターがなくても、CHKランプの点滅信号で故障コードを読み取る方法がわかりました。
試しに自車で表示させてみたら、なんと二つもエラーが表示されてビックリ!
でも、一つはエンジンの回転数を上げすぎたというコードで、実は思い当たるフシが… (^_^;)
先日、長い下り坂で先行する大型のバイクに着いて行こうとして目一杯頑張ったら、意外なほど速度が伸びたんですよね〜。
いやぁ〜、RV125ってホントに良いバイクですよ。
ただ、オーバーレブではあったんですね。(^_^;)
CHKランプを点滅させてコードを読む方法は、一つの文書にまとめて公開してみようかと思っています。
表示方法はすでに文章化できたんですけど、エラーコードと処置手順の対照表が結構な分量で中国語を翻訳して解釈するのにちょっと時間がかかりそうです。
それに、ただの翻訳だと著作権とかあるでしょうから、オリジナルに日本語で書き起こさないとならないし…。
RV125/180 EFi は、整備情報少ないから、必要な人も居るのではないかと思うのですが、どうなんでしょうね?
必要な方はコメント欄に書いていただけると助かります。
それによって作業の優先度を考えようかと思いますので。
何人ぐらい居るのかな?
Posted at 2010/12/04 22:21:48 | |
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SYM RV125 EFI | 日記