
一昨日あたりから、CHKランプがときどき点灯するようなってしまいました。
初めは、極稀に点灯してすぐに消えてしまう程度だったのですが、だんだん頻度が多くなり、点灯時間も長くなりました。
今日は、とうとう点灯している時間の方が長くて、ときどき消えるという状態にまでなりました。
往復で160kmほど、今日は走らねばならない用事があって、ちょっと心配しながら出かけたのですが、症状は案の定どんどん悪くなり、アイドリング中も点灯していたり、発進時に火付きが悪いようなピックアップの悪さでもたついたり、エンストすることもあるという状態。
走り出せば加速もするし、エンジンストールもなく走れるのですが、なんだか気持ちが悪くてスロットルを開いたり閉じたり・・・
再現条件は特定できないし、ランプが消えるための条件も全くつかめませんでした。
症状をまとめると:
・アイドリングがいつもより低い回転になり、安定しない。スロットルを少し開けば回転は上がるがCHKランプは点いたままである。ときどきCHKランプが消灯することもあるが、条件は不定。
・発進時のスロットルの開け始めにレスポンスが悪い。いきなり大きく開けるとストールしそうな感じ。
・CHKランプ消灯中に加速すると暫くして点灯するが、条件は不定。
・CHKランプ点灯中にスロットルを全閉すると、始めのうちは消灯することが多かったが、だんだんと消灯しなくなった。
・エンジン始動時、イニシャライズサイクル終了でCHKランプ消灯が本来だが、症状がひどくなってからは消灯しなくなった。CHKランプ点灯状態でセルモーターを回しても、アクセルを大きく開けないとエンジンがかからない。CHKランプ消灯すれば、正常にエンジンを始動できる。
・いずれにしても、CHKランプの点灯と消灯の状況は一定しない。
・CHKランプ点灯中は、排気ガスの臭いが鼻を刺すような刺激の強い臭いになる。
そもそもCHKランプはエンジンコントロールユニットのエラー警告灯なので、これが点いた時の診断は専用の整備用コンピューターを繋ぐ以外には方法がありません。
帰りがけに、いつもお世話になっているバイクショップに寄ってみました。
整備用コンピューターは常備していないのですが、今は近くの同じ系列のチェーン店にあるとの事で、連絡をしてもらってそのお店に直行しました。
整備用コンピューターを繋いでの診断結果は、「診断コード:P0115(エンジン温度センサーの異常)」という事でした。
センサーのコネクターを外しても同じ診断結果になるので、センサーを交換するのが修理手順としてまず行うべき手順のようです。
しかし、その温度センサーは取り寄せる部品で今直ぐには交換できないということ。
また、部品の価格は1万1千円ちょっとだそうで、この価格には驚きました。
なんか、中古のエンジン買えたりして・・・
とりあえず、診断だけでバイクを元に戻してもらい、修理は近くのいつものショップでお願いすることにしました。
診断工賃は¥2,205円でした。
また、診断用コンピューターの診断結果は絶対のものではなく、複合的な故障の場合、センサーを交換してもさらに他の故障を報告する場合もあるという説明を丁寧に教えてくれました。
なんだか修理費が嵩みそうな事態に帰り道は意気消沈でしたが、走ってみると、ナント! CHKランプが点かないのです!
走り方を変えてみたり、いろいろ試してみても、もうCHKランプが点くことはなく、回転の不安定さもない!
どうやら、治ったらしいです。
センサーのコネクターを抜き差しした事で、接触の悪かったところが修正されたのかも知れません。
長々と書いてしまいましたが、整備情報の少ない車種なので、似た様な症状が出た方のために参考になると良いのですが・・・
Posted at 2010/11/07 20:04:02 | |
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SYM RV125 EFI | 日記