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  9. バッテリー再生・回復　電極を洗浄してみた　L175S [猫仙人]
猫仙人の愛車 [ダイハツ ムーヴ]
バッテリー再生・回復　電極を洗浄してみた　L175S
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抜き出したバッテリー液を観察しました。<br /> 秋空が写っておりますが、ある秋の晴れた日でした。（いや、これは関係ない）<br /> <br /> 白い粉（わーお、ステキ！）が底に沈殿しています。<br /> これが、あのサルフェーションと呼ばれる原因の物質、硫酸鉛（PbSO4）ですかね？<br /> 良い子は吸ってはイケません。てか、溶けるぞ！アブナイ！サワルナ！<br /> <br /> 表面には油膜のようなものが浮いています。<br /> <br /> う〜む、こんなことで良いのだろうか？<br /> ワカラン！
抜き出したバッテリー液を観察しました。
秋空が写っておりますが、ある秋の晴れた日でした。（いや、これは関係ない）

白い粉（わーお、ステキ！）が底に沈殿しています。
これが、あのサルフェーションと呼ばれる原因の物質、硫酸鉛（PbSO4）ですかね？
良い子は吸ってはイケません。てか、溶けるぞ！アブナイ！サワルナ！

表面には油膜のようなものが浮いています。

う〜む、こんなことで良いのだろうか？
ワカラン！
  • バッテリーが弱ってきたのは、ブログの方にも書いたとおりで、朝の始動が辛くなってきました。<br /> <br /> パルス発生器をつけて、サルフェーション除去を試みていますが、復活するのかどうか結論を出すには一ヶ月くらい待たなければなりません。<br /> それまでは、朝の始動前に充電器をつないで、ブーストモードでエンジンを掛けるようにと考えていましたが、一週間ほどやってみて面倒くさくなりました。<br /> <br /> いっそのこと、交換してしまおうか、それとも一ヶ月頑張るか、アレコレと悩んだ結果、ダメ元で荒療治をしてしまおう！ということに…<br /> 電極に付いた硫化化合物を洗い流せば、良いのではないだろうか？<br /> <br /> そんな事がうまく出来るかどうか、全く保証の限りではありませんが、気の短さが先行してしまい、とにかくやってみることに…<br /> <br /> まぁ、あれです、我ながら暴挙だとは思いますョ。ハイ。<br /> ですから、真似しようと思った方は（いないと思いますが）、自己責任でお願いしますね。m(_ _)m<br /> とか云いながら、あとに続く人の参考に（そんなことあるのか？）手順と状況をメモしてみますね。<br /> <br /> というわけで、バッテリーをはずして、バッテリー液（希硫酸なので注意！）を抜き取ります。<br /> バッテリー液は希硫酸ですから、溶出しない材質の容器で受けなければなりません。ポリエチレンや、ポリプロピレンなどが良いと思います。<br /> 写真は、百円ショップで購入したコンテナにバッテリー液をあけているところです。<br /> <br /> L175Sのバッテリーは44B20Lですが、バッテリー液の容量は概ね1.5リットルくらいありました。<br /> <br /> ！注意！<br /> バッテリー液の飛沫が眼や粘膜に付かないように注意してください。失明や炎症の危険があります。付いたときは清水で洗い流し、医師の診断を受けてください。<br /> 飛散したバッテリーの飛沫は、衣服などを溶かします。気づかないまま放置すると、一晩ほど経ってから穴が開いたり裂けたりします。作業台や衣服に付着しないように注意してください。<br /> 作業時には、上記の危険を踏まえて、適切な作業着や手袋、メガネを装備してください。<br />
    1:バッテリーが弱ってきたの ...
  • 抜き出したバッテリー液を観察しました。<br /> 秋空が写っておりますが、ある秋の晴れた日でした。（いや、これは関係ない）<br /> <br /> 白い粉（わーお、ステキ！）が底に沈殿しています。<br /> これが、あのサルフェーションと呼ばれる原因の物質、硫酸鉛（PbSO4）ですかね？<br /> 良い子は吸ってはイケません。てか、溶けるぞ！アブナイ！サワルナ！<br /> <br /> 表面には油膜のようなものが浮いています。<br /> <br /> う〜む、こんなことで良いのだろうか？<br /> ワカラン！
    2:抜き出したバッテリー液を ...
  • 抜き取ったバッテリー液を、濾してみました。<br /> <br /> 濾紙を用意していなかったので、とりあえずペーパータオルを適当な大きさにちぎって代用しました。<br /> 溶けちゃったらどうしよう、とか心配しましたが、溶ける前に濾過が終わってヤレヤレ。<br /> <br /> 上澄みだけを静かに濾過しましたが、それでもこれだけ残渣がありました。<br /> 油膜もペーパータオルに付着したようで、濾過は成功でした。
    3:抜き取ったバッテリー液を ...
  • 電極を覗き込むと、こんな感じです。<br /> <br /> 何か付いているようにも見えます。
    4:電極を覗き込むと、こんな ...
  • 洗浄のために、ぬるま湯をセルに注ぎます。<br /> 注入後、ゆらゆらと揺すって洗った気になります。<br /> <br /> ぬるま湯にした理由は…、なにも根拠がありません。<br /> 熱湯だとプラスチック部品を軟化させてしまう危険があるので、ぬるま湯と思いましたが、実際には70℃くらいあったかも…<br /> <br /> 強いて理由をいえば、弱ったバッテリーの端子に発生する白い粉は、冷水では流れないけど、ぬるま湯だと溶けて流れるという経験からです。<br /> でも、同じ白い粉でも、成分は違うはずなので、意味があるのか無いのか判りません。たぶん、ないかも。(^_^;)<br /> 蒸留水で行うべきかも知れないですね。
    5:洗浄のために、ぬるま湯を ...
  • 洗浄後、液を出します。<br /> ポリバケツにザバーっと流しだしました。<br /> <br /> 黒い粉が流れ出てきてビックリしました。<br /> なんで今度は黒い粉なのか…？<br /> もしかしたら、電極材かも知れません。<br /> わー、壊れたらどうしよう…<br /> <br /> 水面には、やはり油膜が浮いています。<br /> なんか、ヤなかんじですね〜。(^_^;)
    6:洗浄後、液を出します。 ...
  • ぬるま湯洗浄を二回繰り返しました。<br /> <br /> 電極を覗き込むとこんな感じです。<br /> <br /> う〜む、どーでしょー。<br /> 電極内部は見えないし、変わってないようにも、でも周辺は洗えたようにも、見えます。<br /> 良かったことにしましょう。(^_^;)
    7:ぬるま湯洗浄を二回繰り返 ...
  • バッテリー液を戻す前に、カラの状態でテスターをつないでみると、11.5Vの電圧がありました。<br /> 電極ショートは起きていないようです。ヤレヤレ。<br /> <br /> 濾過したバッテリー液をセルに注入します。<br /> 各セルの液面が均等になるように注入しました。<br /> いずれもLOWレベルを越えましたが、HIまでには届かないので、蒸留液を足して全セルがHIレベルになるようにしました。<br /> 注入後の電圧は11.5Vでした。<br /> <br /> 充電器を繋いで充電したところ、3時間ほどかかって満充電となりました。<br /> 充電器をはずして電圧を計ると、12.5Vでした。<br /> もうちょっと電圧があっても良いようにも思いますが、充電時間が前よりもかかったので、充電容量はいくらかでも回復したかも知れません。<br /> <br /> とりあえず、前よりは元気が出たような感じがします。<br /> この冬を乗り越えられると良いのですが、経過はまたブログにでも書きます。
    8:バッテリー液を戻す前に、 ...
 
 
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目的修理・故障・メンテナンス
作業DIY
難易度★★
作業時間3時間以内
作業日 : 2010年11月18日
   

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