いかんせん長い事更新忘れてたので書き込む内容が古いんですが、実は6月頃にちょっと面白い事してまして、ラパンSSの純正シートレールをKeiワークスに移植するという作業をしてました。
事の発端はKeiワークスの純正シートにあります、乗り始めの頃はあまり気にしてませんでしたが、Keiワークスのシートは微妙にシート高が高めに作られているらしく、普通に座って運転しているとメーター周りの上らへん(ウインカーインジケータがあるあたり)がハンドルで隠れてしまうんです、純正でシートリフターが付いていますが一番下にしても十分高いです、むしろリフター使う場面がちょっと想像できないぐらいです。私が普段猫背なのでなんとなく今まで意識しませんでしたが、ちゃんと座ると結構気になります。ウインカーインジケータのみならず、タコや速度計の上端から水温計も正直ちょっと見づらいです。メーターの視認性が悪いのは度し難いのでなんとかならないかと調べた結果、ラパンSSの純正シートレールを移植すると、純正シートのままシート高を下げられるという豆知識を得ました(最初に発見した人ほんとすごいな)
アルテッツァにサブウーファーを付けるときに助手席を外したので、シートの脱着そのものは経験があったものの、シートを分解してシートレールだけ交換するといった作業はやった事がなかったのでどうなるかわかりませんでしたがなんとか想定通りに交換できました。
正直ちょっと半信半疑だったんですが、実際に作業してみた感じからして、どうやらこのあたりの年式のスズキの軽はプラットフォームを共通化しているのかシートの取り付け穴の位置が全く同じなんですね。だからシートレールの流用ができるようです。
Keiワークスの赤レカロシートを外すのはもったいなかったので私はやりませんでしたが、ラパンSSの純正シートごと移植してしまうという方法もできそうです。
取付穴の位置が同じとはいえ、もちろんシートレール自体の構造はKeiワークスの方がかなり高く、また素材が気持ち厚く作られているようです、補強バーのようなものが入っているあたり、運転時の横Gに対応できるように作っていたのかもしれません(その代わりラパンSSのシートレールと比べてちょっと重かったんですが)ポジティブに考えれば、ラパンSSのレールに変えた事で僅かながらでも軽量化になるかもしれません。
さて、肝心の結果はといいますと・・・正直驚きました。結構ちゃんとシート高が下がって、私にとってかなりベストな高さになりました。メーターも全部自然に見れますし、着座姿勢が変わったおかげか純正シートのセミバケ形状がより身体をホールドしているような感覚を味わえます。もうむしろなんでスズキは最初からこれで作らなかったんだ?って思いました
もちろん多少の悪い点は出ました、
・シートリフター機能はラパンSSのシートにはついていないのでなくなりました。(元々使ってませんでしたが)
・取付のミスか構造上仕方ないのか不明ですが、シートの背もたれが調整レバーを引いても勝手に起き上がらなくなりました。(レバーを引きながら手で起こしたり寝かせてあげたりする感じ)
・私が入手したシートの状態の問題だと思いますが、シートレールや部品間の潤滑がかなり悪く、力をかけると僅かに軋み音がする上に前後移動時の動きが結構渋いです。(取付前に清掃と注油ぐらいしとくんだった・・・)
とはいうものの、私としては以前より明らかに良い状態になったので、そのうち助手席側も入手して交換してあげようと思いました。
Posted at 2023/08/11 17:54:09 | |
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Keiワークス | 日記