
と言っても車ではありません。来週の土曜日・日曜日に久しぶりに4サイクルエンジン搭載の模型飛行機をフライトするので、タペットギャップの調整をしました。
日頃飛ばしている模型飛行機は2サイクルエンジン搭載で、吸排気バルブをカムやロッカーアームを使って開閉する仕組みはありません。
一方、4サイクルエンジンはオーバーヘッドバルブ機構を使って吸排気バルブを開閉します。
タペットギャップが大きくなってしまうと、性能低下とトラブルの原因となりますので、定期的に調整する必要があります。
エンジンは 斎藤製作所 FA-62 単気筒4サイクル 排気量 10.24cc です。
斎藤製作所の初代社長 斉藤源さんは中島飛行機のエンジン開発エンジニアです。(HPより)
SUBARUとはとても縁が深いエンジンです。少しばらついたエンジンサウンドが堪りません。(^^♪
ロッカーカバーとプラグを外して、圧縮行程の上死点でピストンを止めます。
バルブはどちらも「閉」の状態です。
メガネレンチと六角レンチを使ってギャップの調整をします。
ギャップを限りなく「0」に調整します。ギャップ計測プレートの厚さは0.1mmで隙間に入らないようにします。
圧縮行程で漏れが無いことも確認します。
シリンダーやバルブ等の材質の違いから、エンジンが冷えている時のギャップは「0」が指定値です。
吸気バルブ「開」の状態。
排気バルブ「開」の状態。
これでバッチリ!
久し振りに4サイクルエンジンサウンドを楽しみます。!(^^)!
Posted at 2020/11/07 15:28:58 | |
トラックバック(0) | 趣味