
グラマン F6F ヘルキャット
アメリカの第2次世界大戦時の戦闘機です。
木村模型(KMC)製キットを改造して製作しました。
入門用飛行機を卒業し、曲技飛行の練習を始める時に製作する、定番キットの一つです。
昭和40年代のUコン全盛期には、多くの木村模型(KMC)製Uコン機が元気に飛んでいました。
現在でも入手が可能なキットで「グラマン F6F ヘルキャット」のワンメイク競技会が開催されるほど人気の機体です。
大きさは 全幅:900mm 全長:700mm 重量:600g ほどです。
イギリス軍機風に塗装しました。
機首
搭載エンジンは
ENYA(塩谷製作所)製 2サイクル 単気筒 排気量2.5cc エンジンです。
燃料を安定して供給するために、マフラー(消音器)にニップルを取り付けて排気圧力を取り出し、燃料タンクに圧力を掛けています。
尾部
水平安定板・昇降舵は単板でンプルな構造です。
操縦の原理を少し説明します。
Uコンは2本の細いワイヤーの片方を引くことによって昇降舵を操作します。
2本のワイヤーは手元の「コの字型」の操縦ハンドルと、機体側のベルクランクと言う操縦装置に繋がっています。
この画は、2本のワイヤのどりらも引いていない状態で「水平飛行」状態です。
ベルクランク後ろ側のワイヤー(ハンドルは上側)を手首を動かして引くと、ベルクランクが回転してロッドを押し下げます。
押し下げたロッドがコントロールホーンを押し、フラップを下げます。
同時に昇降舵のコントロールホーンを押し下げ、昇降舵を上げます。
これにより機体は上昇します。
下降時は前側のワイヤー(ハンドルは下側)を手首を動かして引きます。
いかがですか?
非常にアナログでシンプルですが、とても奥が深いものがあります。
興味がある方は「Uコン」で検索してみて下さい。
Posted at 2020/05/16 14:52:58 | |
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