
ぶっちゃけて言うとKENWOODだけを使ってきた事は無いです。
# 出会い
若い頃に出たてのカーナビを二世代、スピーカー、サブウーファーぐらいでしょうか。
正直それらの思い出も時間と共に薄れて、生まれて初めてのカーナビに便利だなぁと感じた事程度しか覚えていません。
そし地図ROMの六連装、今思えば遅くて使い物にならなかったが当時としては日本全国の地図をカバーする画期的な商品だった。
# HE33Sへの気合い
今回のラパンにフルデッドニングを施し、オーディオインストールするに際して色々な候補の中からKENWOODを選んだのは、ナビについては前ナビがKENWOODで操作性が分かり易く気に入っていた為にインダッシュのハイエンドを入れたい。
そこでMDV-S708Lを選定。
選定理由はインダッシュモデルである事。
ハイレゾ音源対応の2点です。
実装後は再生時のモニターデザインが選べて綺麗で楽しい点。
地図が私好みで美しく分かりやすいのが気に入っています。
惜しむらくはRCAピンケーブル出力に対応していない点。
そのせいで音質向上の発展性を著しく阻害している。
しかし実際の他社製品と組み合わせて出た音は満足に値するものでした。
# スピーカーへの今までの考え方との違いがうまれる
スピーカーは前後を敢えて揃えず他社製にしてバランスが取れそうな商品という基準で選考しました。
フロントに大手3社から見ていて、別体ツイーターが2ウェイの3ウェイという発想がユニークで、ツイーターのデザインが断トツで良く、何より大好きなJVCビクターと共同開発という点に惹かれてKFC-XS175Sを選定。
リヤに同ランク相当のカロッツェリアのTS-C1740を更にサブウーファーにカロッツェリアのTS-WX140DAを選定しました。
コレらのスピーカーを纏める役割としてパワーアンプを中間に設置。
製品は長らく愛用しているカロッツェリアのコンパクトユニットからGM-D8400を前提。
コレがなければ前後のゲイン調節が叶わず、フェーダーだけの雑な前後調整になり、今の私のラパンには必須アイテムです。
# 音場定位と趣味の音追求のバランスを生む苦悩
カロッツェリアのスピーカーは車用で何度も使っていて音の傾向を知っています。
KENWOODは車用スピーカーとホームスピーカーでJVCビクターはホームスピーカーと高級イヤフォンで其々の音傾向は多少は知っています。
若しかしたらリヤスピーカーのメリハリ音が目立って邪魔するかと危惧していました。更に言えばサブウーファーがどれ程強烈なのか。
実際に稼働して3ヶ月ほどバランスどりに苦労しましたが今は満足のいく音が出てくれています。
特にKENWOODのフロント2ウェイツイーターの威力が想像以上でフロント高位安定で、私の好きな高音ヴォーカルを澱みなく聴かせて、カロッツェリアのリヤとサブウーファーが上手く低音域をフォローして、狙い通りになりました。
# 結局音はスピーカーやヘッドユニット一つでは変わらない
全てを同一メーカーで揃えれば音の傾向も接続性も不安は減ります。
しかし普通から外れたがる性分は少年時代から中年になっても変われず、ミックスで冒険して上手く成功しました。
これはオーディオテクニカ社の素材を中心にデッドニングに様々な素材をふんだんに使用した効果だと思っています。
お陰で車外からの音はダンプでも横に来なければほぼ気にならないレベルに。
残すは天井デッドニング。
コレで雨音さえも消します。
柿本マフラーから聴こえる音はトランク周辺に入念に防音を施しましたが消しようもありませんが、あの音は私のやる気を引き出すアドレナリン注射ですから構いません。
JVC KENWOODのサウンドの素晴らしさ、他社製品と組み合わせた掛け合いの音の楽しさを多くの方に味わっていただきたい。
そしてKENWOODにはRCAフル対応のインダッシュハイエンドナビユニットの発売を強く願う。
ノイズキャンセリングなんて不粋な産物ではなく環境音すら音楽の一部として取り込む器量を老舗ビクター共同会社だからこそ出して欲しいと真に願う。
Posted at 2025/07/01 19:15:47 | |
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