今年の2月に日光サーキットに行きましたが、先日は茂原ツインサーキットに行ってきました。実に15年ぶりくらいの茂原ツインサーキットです。
車の方はブッシュとミッション、LSDが待機中。交換してからサーキットでも良かったのですが、交換後に効果を体感するには交換前の状況も把握しておきたいという思いがありました。
そもそも日光サーキットで確認できる予定だったのですが、雨。雨は雨で楽しいんですがやはりドライでないと車の限界点は見えにくい。
ということで茂原へ!
タイム的には57秒後半と、当時のタイムにはまるで及ばず。(全盛期はNEOVA AD07でたぶん52-54くらい)まぁしかし、いくつかはタイムが出ないであろう要因が思い当たります。
まずはタイヤ。
NANGKANG NS-2という中華タイヤでの走行。このタイヤが走ったらどんなもんかも気になっていました。しかも2年落ちです。
空気圧は最終的にフロント2.5/リヤ2.3。フロントはXL規格なので高めです。感覚的にはそこそこのところまでは粘りますが、境界線を超えるといきなりイク感じです。滑り出してから限界超えるまでの幅が狭くコントロールは難しい感じでした。
タイヤが温まってからの寿命は比較的長い印象。タイムは落ちずにむしろ良くなる傾向でした。
15分x6回走ったところ、一部トレッドが飛びました。というか、負荷が高い右リヤはかなりトレッド飛びました。このタイヤではもうサーキット走れません。
まぁ値段を考えればライフも長いし悪いタイヤでは無いと思います。新品だったら面白いのかも。新品でトレッド飛んだら泣きますけど。笑
2年落ちのレビューなので全くあてにならないとは思います(^◇^;)
あとは寒かったので路面温度がかなり低め。温まるのに3周くらい攻めてないとダメでした。
もう一つの要因はLSD。LSD無しの車に初めて乗りましたが、LSD無いと全然面白くないです。笑
噂通りトラクションが逃げるので、横Gがかかった状態でアクセル踏んでもまるでダメ。空転しまくりで、タコメーターが踊っちゃいます。
茂原だと特に最終コーナーの立ち上がりはGが強いのでトラクションが逃げます。あとはヘアピンなどの立ち上がりもかなりかったるいです。
途中で気がついてからはラインを変えてコーナーを鋭角に処理。コーナーがきつくなってでもGがかかる時間が減るように走ってみたところ、いくぶん改善しました。
しかし他の車の立ち上がりにはまるでついていけませんでした。いやーLSDってこんなに違うのか、と。
ターンインでリヤを出してもアクセル入れた瞬間にスライドが止まってしまうので、曲がりながら加速が無理。まがるか、直線的に加速するか、どちらかしかできない感じでした。
あとはバケットシートと4点ベルト。これも無いとなかなか大変だというのを思い知りました。当たり前ですけど体が動いてしまうので、最終コーナーはステアリングを切りながら体を支える感じになります。故に手がすごく疲れました。筋肉痛です。
あとは事件としては、走り出してすぐにエンジンのスイッチが切れる、入るを繰り返す事態になりました。電気がいっせいに遮断されている感じだったのでバッテリーを見てみたところ、バッテリーが動いてターミナルが外れてました。
なるほど、街乗りでは外れませんでしたが、ドライ路面のサーキットだとこうなるのか、と。バッテリーを固定し直したら改善しました!
一応無事に家に帰ることはできましたのでめでたしめでたしです。
サーキットに行くなら、バケット、4点、LSDは必須、というか無いと面白くないということがよく分かりました。次はシートかな〜!
Posted at 2020/12/23 19:04:27 | |
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