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メタボラKのブログ一覧

2025年02月23日 イイね!

困った時のモンキーレンチ

困った時のモンキーレンチ


はい、困ったときの「モンキーレンチ」です。
本来は、ソケットやマトモなレンチを使うのが正解ですが、サイズが手持ちになかったり、ボルトナットが中華製で精度がインチキな為やむおえず使用する必要に迫られたとき、握るのがこれ。

今まではホムセンの得体のしれない(たぶん中華製)モンキーを使っていましたが、
①口が緩んでほしいときに緩まない
②口が緩んでほしくない時に緩む
③口の精度がひどく、平衡が出ていない、そのため良く舐める
④口のガタがひどく、力を掛けると口が開く
とまあ、出来の悪いトンカチ程度にしかならないシロモノです。

で、買ったのがシグネットの150mmサイズ。
シグネットは「いつまで経っても一流メーカーになれない」とか「ホムセン工具よりはマシ」とか人によっては「二流メーカー」なとどいう人も居ます。

たしかに自分もこのメーカーのメガネレンチを金を出して買う気はありません。
単に、このメーカー、手に馴染まないんです。
グリップ部分の角が立ってて、手が痛いんで、嫌いなんです。

じゃ何故買ったのか。
実はこれ、スペインのイレガ社製なんです。
どうせモンキーだから安物で良いや、なんて考えてホムセンの名も入って居ない銀色のモンキーなんて使うとエラい目に合います。



台紙をひっくり返すと、隠す気も無いのか堂々とイレガのネームが入っています。
イレガ社はバーコのモンキーを作っている事でも有名で、モンキーだけはバーコの次にまともなモンキーを作っています。
自分の所のネームより、実を取る会社でOEMとしていろんな名前で作ってますし、もちろんホムセンレベルの工具も作っているため、ここらへんが一流になれない理由でもあります。

ちなみに、銀色の2000円以下のモンキーは前述の「ホムセン」レベルの工具ですので、500円程度なら買ってもいいかな、ぐらいの品質ですので、手を出さない方が無難です。(買うなら黒っぽい方にしましょう)

しかし、バーコより多少安く、精度や強度、ローレット(ネジの部分)がバーコと同じで逆なのまでそっくりです。
バーコもスウェーデン鋼を使ったスウェーデン製ならともかく、今はクロバナ製のイレガOEMに成り下がってますので、ネームバリュー以外には何のメリットもありません。
ですから、下記の様になります。

シグネット = バーコ = イレガ

まあ、全部イレガで作ってますので同じなのが当たり前なんですが、さすがに中華得意のコピーには気が引けるようで、グリップエンドが丸穴なのか角穴なのか細部で違ってたりします。
まあ、現在のバーコにまったく魅力を感じないのも原因ですが、それならいっそイレガを買った方が潔い感じがします。
Posted at 2025/02/23 13:30:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年02月23日 イイね!

やらかしました(その2)

やらかしました(その2)やらかしました。

30年連れ添ったミツトヨのノギスがお亡くなりになりました。
いや、自分が悪いんですけどねぇ。

30年前、分析装置のサービスマンをしていた時、会社から支給されたノギスが使いずらく、自費で買ったものです。
メーカーのサービス担当者に「何処のノギスがお勧めですかねぇ」と聞いたら「ノギスやマイクロメーターなら、ミツトヨ一択でしょう」との回答で、当時出たてのデジタルノギスを奮発。

当時の給与では自分にとって高価な代物でした。
手になじみ、寸法を測るには定規よりもこちらを手にする頻度が圧倒的に高い測定器です。

原因はうっかり中華製の電池を使ってしまったため、バッテリーケースの電極を液漏れで腐食させてしまったことです。
既にこの型番は古く修理不能品としてメーカーでも受け付けてくれません。
腐った電極を掃除しようとしたら、電極を折ってしまいました。


綿棒じゃ腐食が取れなくて、仕方無く細い棒の先端にサンドペーパーを貼り付けて擦ってたらポロリと2本有る電極の内1本が折れました。

中華製バッテリーは、サイズや品種にかかわらず高確率で液漏れが発生します。
電池を使っている器具は買ってきたら、日本製の電池に全交換するのが定番なのですが、後で捨てようと寄せていた電池をうっかり使ってしまい、高価な測定器をダメにしてしまいました。

もし、安いからと中華製の電池を使っている方がいらっしゃいましたら、悪いことは言いません、すぐに日本製の電池に全交換しましょう。
中華製が使えるのは、短期間で電池を使い切るおもちゃ程度で、間違っても壊れては困る機器に使用してはしけません。
僅かな金をケチって高価な機器を壊すのは愚の骨頂です。

ごめんよぉ~500-301(このノギスの型番)

さて、良く手にする機器なのに、困ってしまったので急遽購入したのがコレ。



工業系の学生さんに大人気のアストロプロダクツ(以下、APと略)
いやー、これが税込み2894円で買えるってどうよ。
確かに1/100なんかは測定誤差が0.03mmmあるけど、素早く動かしても脱調してとんでもない数字が出る事も無い。
あまつさえ、表示の数字が大きいのは高齢者になって老眼となった自分にはうれしいところ。

がっ!!

違うのである、操作感というか、レールの滑りがガサツなのである。しっとり感なんかまるでない。
測る度に0.01の数字が1~2動くのはこの価格帯では仕方のないことで、逆にこの価格で良くこれまでの物を作れたのか驚く。
機能的には問題ない、しかし使用する度に感じるのはガッカリ感である。
一番困ったのはホールド機能がないことで、模型の場合、機体に付いている状態で測らなければならないことも多々あり、表示部が覗けない事もあります。
そんな時に助かるのがホールド機能で、親指でホールドをONにすると表示が固定されジョーを開いて外しても正確な数値が読み取れる。
一度、便利な機能に慣れてしまうとそれに依存していた事に驚く。

そう、APのノギスにはホールド機能が無いのである。
これは自分にとって致命傷。

しかし、ミツトヨの新型を見ると、ホールド機能がない!!
対応するのは測定データ外部出力を持った機種だけで、それにオプションのホールドスイッチを付ける必要がある。

ええ~!
ホールド機能ってそんなにいらん子だったのですかぁ!
自分に取っては必須の機能なのにぃ~。

本当にホールド機能って普通の人は使わないんでしょうか。
そんなに簡単にスッとジョーからワークが外せるんでしょうか。

いちいち、固定ビスを回すのも面倒だし、回すときにずれる可能性もあります。
泣く泣く発注をかけざるおえない・・・これも中華製の電池を誤って使ってしまった自分が悪いのだけど、高くついたミスでした。

Posted at 2025/02/23 13:16:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年02月15日 イイね!

はたして激安中華切断ホルダーは使えるのか

はたして激安中華切断ホルダーは使えるのか大型模型の制作には結構太いボルトを切ったり、メチャ硬いドライカーボンのパイプを切ったりと結構な頻度で発生します。
とは言え、大きな切断機が必要な程の物でも有りません。
アングルグラインダーに切断砥石を付けた程度で十分なんです。
でも手斬りじゃ綺麗に切れないし専用品はバカ高い。
そこで見つけたのがコレ。




ディスクグラインダーを取り付けて、高速切断機として使えるようにするスタンドです。
商品名をディスクグラインダースタンドというこの商品、色を変えたりしていろいろな所から販売されて居ます。
(中身は一緒)
言ってしまえば中華製ですね。

これ、無茶苦茶安いのですよ。
税込み3000円しないという破格で、日本の販売会社名が輸入販売元という中華丸投げというより、安かったから売ってみました、みたいな商品です。
こんなもので真面に切れるとは自分は思っていないのは当然ですが、意外にも箱を持ってみると重い。
で、素材(ブログの素材じゃなくて、高速切断機を作るための素材です)にはなるんじゃないかと思い、高くも無いので買ってみたわけです。
実は普通に売ってる高速切断機、大きすぎて自分の用途には合わないんです。

コレでも12ミリのボルトなんかは簡単に切れますし面は出ない物の30mmφ程度なら切れますしグラインダーを手持ちで切るより安全で綺麗です。

結論
そのままでは全く使い物になりませんでした。

いえ、切れることは切れるんです。
「斜め」に・・・。

いくらグラインダーの刃の垂直を出しても、刃が袈裟懸けのように左上から右下に勝手に移動します。
これは、スタンドのアームが台と直角になっていないことを意味します。
台に取り付けてある、アームのベースの左側が下がっているためこの様な動きになるわけです。
説明書ではグラインダーの固定アームを移動して調整するような事が書いてありますが、これ、どうやっても絶対に調整取れません。
アームの直角を取らない限り絶対に無理で、多分輸入業者は組み立てたことも無いのでしょうね。
まあ、部品の過不足は当たり前の中華製にとってちゃんと数が入っているのは評価できるのですが、このネジ類がやっぱり残念な仕様。

ネジ一つとってもこのありさま。


左側が今回ついてきたネジ。右側が別の中華製の道具についてきたネジで30年前に入手。
30年前のものから比べたら大分ネジ山は改良されたのか山が深くなっていますが、どちらもM5×15mmのミリネジです。
30年経っても進歩の様子も有りません。

トラスネジのような格好の、鍋ネジより小さい頭、もちろん頭のドライバーを掛ける部分も底が浅く、どんなドライバーもまともに食いつきません。
左側はかろうじてバインドネジの形状に近いものの、大きさは鍋ネジより小さい。

なので、C(中華のCね)バインドと勝手に呼ぶことにしました。
どなたか中国の規格に詳しい方がいらっしゃったら教えてください。
これにぴったり合うドライバーなんて私、知らないです。

ちなみに、日本製のナベネジと並べるとこんな感じ。


右がISO規格の同じM5×15mmナベネジ。
同様にトラスネジと比べるとこんなん。


左からCバインドネジ、ISOナベネジ、ISOトラスネジ
やはり、見るからにネジ山が低く、実測しても公差を大きく取ってあるのか細いです。

つまり、中華ネジは公差が大きくガッタガタ、ネジ山は低くかろうじて引っかかっている、材質はメッキを掛けたようにテッカテカで、材質も強度も解らない。

こんなのに12000回転も回すグラインダーを付けて回す蛮勇は私にはありません。
で、このCバインドネジについてきたナットがすこぶる素敵で、ナットの真ん中に穴が開いていない。(爆笑



左が付いてきたCナット(中華ナット)、右が日本の1種ナット。
日本なら不良品として弾かれる品質ですね。
ちなみに、中華製は何故か2種ナットです。

日本では1種ナットが普通ですが、中華では2種ナット(両面面取り)が普通なのでしょうか?
確かに図面へ指定しなければ2種ナットを標準とするのが国際的ルールなんですけど、日本ではダブルナットの指定に2種ナット指定する程度ですもんね。
2種ナットは1種ナットよりも面取りする分、ワークへの固定力が応力的に不利になります。
しかも、ドーナツ状の面でしかワークに当たらないため振動や応力には弱く、緩みやすいという欠点があります。
まあ、何故か2種ナットより片面が面取りしていない1種ナットの方がコストがかかるらしいんですが、ここまで酷いのが中華の現状です。

実は日本でも1種ナット、2種ナット、3種ナットの使い方を知らない人が多すぎます。
橋とか締めてあるナットを見る癖が有るんですが、平気で2種ナットで締めた後に、3種ナットでロックしているのを目にします。
本来は3種ナットで締めた後、2種ナットで締めるのが応力的に正しい使い方なのに知らないか、やむおえない事情があるのでしょうか。
まあ、私なら1種ナットで締め次に2種ナットで締める指定をするが、確かに2個並べて1種、2種と重ねてロックナットを構築すると高さが出てしまう。

オーブン環境でボルト高さの制限のない場所に、あえて3種ナットを逆に付ける理由がわからない。

で、話を戻すとすべて日本製のネジに入れ替えました。
値段はバラで買っても1000円近くかかったけど、こんなネジで精度が出せるとは思えないし、なにより危険です。
カラーボックスや机程度ならこれでもOKかもしれないが、高速回転するグラインダーを止めるには怖すぎます。

8mmのボルトも付いてきたのだが、コレである。


得体の知れないテカテカのメッキ仕様です。

ナットの頭も丸く高確率で舐めるのは使う前から解ります。
数字は4.8とあるので、最少引っ張り耐力が400N/mm2降伏点が80%の320N/mm2のボルトな筈。
これ見よがしに、誇るように中央に打刻されて居ます。
もちろん信用など絶対に出来ません。
何せ軟鉄の焼きも入れて居ないネジにクロムメッキするお国です。
信頼性なんか皆無です。
恐ろしくて使えたもんじゃ有りません。

お次はキャップボルト。
コレである。


左側がC(中華のC)キャップ、右が日本の同じキャップボルトです。
長さが異なるが手持ちがなかったので、同じM6のキャップネジを並べてみました。

規格が異なるので一概に言えないが、明らかに頭がCキャップは小さい。

しかも、よく見て頂きたい。
キャップの穴が真ん中にない(爆笑

規格の打刻はあるようなのだが、意図的なのか打刻不良なのか全く規格が読めない。
しかも、問題はこれだけでは有りません。



キャップの穴が致命的に浅い。

応力的に有利なはずの12.9の日本製キャップネジよりはるかに薄く浅い。
こんなのにネジサイズの規定トルクを掛けた日には、一発でネジの方が破断するか舐める事は間違いありません。
コレ全部このグラインダー切断機に付属していたネジなんですよ。
怖いですねー、12000回転で回る切断砥石、片手の指4本位なら簡単に飛ばせるんです。
結局一個も使えるネジはありませんでした。

まあ、こればかりではなく多々交換と修正を繰り返し、なんとか使えるようにしたのがこちら。


黄色い丸の部分を見て頂くとわかるように、アームの左側に銅製のシムを挟み込み、アームが台と垂直になるように修正しています。
最初はオイルストーンで修正しようかと思ったんですが、なんと2.5mmもあてがいやっと何とか許容できるレベルになりました。
フライスでも無きゃ対応出来ないレベルです。
後日、2.5mmのテーパーを作り入れ替えるつもりです。

中華製に精度が無いとかガタつくとか文句を言う人が多いけど、当たり前なんです。自分に言わせれば自業自得です。
嫌なら、10倍以上の金を出して日本製か一流メーカー製を買ってから文句を言うべきで、この価格帯に文句を言うことは中華の基準を舐めて居ます。
キチンと基準が有っても守らないのが中華テイスト、隙さえ有れば手を抜くお国です。
このリスクを知り、許容できる人は買ってもいいと思います。
もちろん、それには自ら修正するほどの力量も必要なことは言うまでも有りません。
精度と強度に必要な対価を払っていないのですから。
だから、修正のできないハンドツールは10倍の価格を払ってでも高いものを買う価値が有ると考えるのです。
Posted at 2025/02/15 15:26:42 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年02月05日 イイね!

林道をのんびり走るマシン

県内程度の林道に遊びに行くには良いですよ。
春はこれにデイパック背負ってタラの芽ハントでした。
Posted at 2025/02/05 12:36:37 | コメント(0) | クルマレビュー
2025年02月05日 イイね!

悪い事は言わない、オフローダーなら別のを買った方が良い

悪い事は言わない、オフローダーなら別のを買った方が良いオフローダーとしてはお勧めしません。
使い道としては公道でも大排気量車についていける事、加速が良い点。
Posted at 2025/02/05 12:12:23 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「自分も3枚持ってます。
何で増えたか訳ワカメ。
スモーク、クリア、カーマインと純正入れたら4枚ですね。
一緒に増やしましょう。」
何シテル?   03/19 17:45
メタボラKです。よろしくお願いします。 ロードスターとエブリィが現在の愛車で、カミさんがツインに乗っています。 遊びに行く時はハイドラを上げてますので、お声を掛...
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