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メタボラKのブログ一覧

2025年01月23日 イイね!

名前が恥ずかしい工具

名前が恥ずかしい工具薄口スパナという物をご存知でしょうか。
通常のスパナより薄く、ロックナットを構築するときや薄いナットを締め緩めするには必需品の工具です。

薄いナットに普通のスパナを掛けると結構いい確率でナットの頭を舐めることが多いんです。
それは精度や使い方ではなく、力点と応点の位置関係の問題で舐めてしまうんです。
だから、厚みの無いナットや薄い3種ナットにはどうしても薄口スパナが必要になります。

しかし、薄口スパナには規格が有りません。
つまりメーカーが勝手に造っているだけで4ミリも厚みがある薄口スパナもあれば、2ミリしかない薄口スパナも存在します。
もっと薄い板スパナというのもあるけど、とても本締めには程遠い程度のトルクで口が開き使えたものでは有りません。

しかし、そこは工具の世界、お金さえ出せばハゼットとかスタビレーなどのちゃんと本締めできる薄口スパナが買えます。
ただ、自分が必要なセットを考えると簡単に数万という価格となりお財布に優しく有りません。

で、最初は安物を買って凌ぎ、ダメになった順から買い替えていこうと考えました。
で、買ったのがコレ。



トップから販売されているのですが、メーカー名も製造国も無く「超ウス」と避妊具のような凸文字があるだけです。

がっ!
これが意外と丈夫。

薄口スパナの場合、口のサイズが大きくなると比例して厚みが増えるメーカーが殆どなんですが、このスパナ、サイズにかかわらず、すべて厚さ3ミリ。
まあ、大きなサイズで本締めしたり、パイプなんか掛けたら折れるか曲がるでしょうけど、悲しいかな相手はRC、そこまでトルクを掛ける部分が無いのですよ。
ご家庭でもキャスターの交換や組み立てに便利ですよ。
付属してくるペラペラ板スパナの様な物と違いしっかりと締められます。
でも仲間内に隠すようにして使用しています。


なんとかならなかったのですかねぇ、この文字。
Posted at 2025/01/23 17:46:07 | コメント(2) | トラックバック(0)
2025年01月23日 イイね!

シューは届いたけど、カップキットが届かない

シューは届いたけど、カップキットが届かないエブリイのタイヤを交換した時、何気にドラムを外してみたらシューの残量が1ミリほど。
次の車検迄に持つかどうかは微妙な所です。
なのでシューとカップキットを手配しました。
がっ、カップキットが欠品で遅れるとの事。
まあ寒いんで良いんですけどね。
リアのブレーキシュー、不思議な事に1mmを切ると急に減る気がするのは自分だけでしょうか。
今回買ったブレーキシュー、一台分で1700円と凄く安いんですが純正品番が打って有ります。



モノタロウもこう言う定価が分かりにくい商品はぶっ掛けてるのは本当の様です。
向こうはシューだけで3000円オーバーですもん。


カップキットは安定のミヤコ自動車の社外品です。
漏れてないけど予防保全で交換です。
ディーラーに出すとコミコミで3万位?
今回は部品代2500円とフルード代1000円で済ませます。
時間と手間は有りますから。
買い足したお道具(工具)代は考えちゃいけません。
こうしてお道具増えていくんだなあ。
Posted at 2025/01/23 15:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年01月22日 イイね!

お勧めの六角レンチは?

お勧めの六角レンチは?RC飛行機においては、六角レンチのお世話になることが非常に多いんです。
ロッドストッパー、タイヤストッパー、大型機ではほとんどが六角ネジです。
しかもその殆どがイモネジと呼ばれる特殊なネジ。
で、工具の入手に困るのもこの六角レンチ、特にインチサイズが非常に入手しにくいのです。

世界はほとんどが「ミリ」規格なのになぜかUSAだけは頑なに「インチ」規格を採用しています。
アメリカならホームセンターで手軽に買える「インチ」規格の工具も、日本では大型のホームセンターでやっと数種見つけられる程度です。
近年は、ネットのお蔭で何とか手に入るようになってきましたが、たまに「ボッタくり価格」を平気で付けているところが多く見かけます。
米国のハンガー9社のキットや半完成機は、すべてのネジ、ボルト、ナットにインチ規格のものが付属し、製作を困難とします。
まあ、愚痴はこのぐらいで、今回はこの六角レンチにスポットを当てましょう。
先ず六角レンチというと、頭に浮かぶのがこれでしょう。



100円ショップでも手の入るコレ。
絶対に100円ショップで買っちゃダメなヤツです。
ネジは緩まない、締まらない、舐める、折れる、曲る、捩れる、トドメに折れた部分が刃物の様になりかなりの深い怪我負います。

最近ホームセンターで見かけるようになってきたのが、ボールポイントと呼ばれる六角レンチで、先っぽがボールのように丸くなっていて、ネジやボルトにまっすぐ差せなくても回せる機能です。


こんなのね。
しかしながら、コレは使う場合、注意を要します。
コケシの首のようにくびれているためネジに規定トルクを掛けると、ネジの内部でここから折れるのですよ。
だから、フルにネジのトルクを掛けたい場合は、上記の普通の六角レンチが安全です。
まともなメーカーなら注意書きに「ボールレンチ側では本締めをしないでください。」と記載されているはずです。
ではどのぐらいか。

実は「半分のトルク」が精一杯なのです。
メーカーによっては1/3のトルクでも折れた事が有ります。
L型の六角レンチの場合は、短部をボルトに差し込み、長い方の端を押してあげると、当然しなり出します、目に見えてしなり出したら、ここらへんがネジも工具も大体限界に近いんです。
(中華ネジと中華工具は除外)
ネジの相手(受け側)がアルミだったら、さらにこの半分がトルクの限界。
これ以上トルクを掛けると母材側のネジ山を舐めることになります。
緩む場合は低強度か中強度のネジロックを併用するのが正しい方法です。

とくに、イモネジの場合は、厄介で抜くことができない場合が多く、ネジの頭の中にボールが折れて残ってしまったら地獄です。

六角ドライバーは、海外製の場合ほとんどがボール先端になっていることが多く、通常の六角が少ないです。
まあ、トルクを掛ける場合は、T型のハンドルで売っているが、狭いところでは使いにくいのです。

しかし、なぜか日本製のの工具に良いものを見つけました。
これです。


アネックスの六角レンチドライバーです。

精度は、そこそこ。
先端の持ちは悪いけど価格も数百円程度で買え、先端がすり減ったら使い捨てと考えれば惜しくは有りません。
奥まった部分にネジを入れる場合、ボールポイントだとネジが堕落しますが、まっすぐな先端だと下方へ向けない限り落ちることは有りません。

ボールポイントでネジの保持機能を持つのは、私が知っているのではボンダス社の「プロホールド」だけです。
「磁石を使えばいいじゃん」という人も居るが、そういう人は、SUSネジやチタンネジは磁石が効かないことを知らないのでしょうね。
しかもこのボンダス社、材質が良くあるクロームバナジウムではなく、プロテニアム合金と呼ばれる材質で、クロームバナジウムどころか、クロモリ鋼より強靭で高級工具に使用されているS2鋼さえ凌ぎます。



では、高価なのかというとPBスイスよりは安いというなかなかのメーカー。
世界で初めてボールポイントを開発したメーカーであり、宇宙船や海上油田の標準工具として採用されてるのは有名らしい。
まあ、宇宙から「工具壊れたのでちょっと取ってくる」ができない場所での採用はそれだけの実績に支えられているのでしょう。
メーカーが公開している「保障トルク」も他社より抜きん出て高いのがボンダス社です。

自分も30本以上ボンダス社の六角レンチを持っていますが、一度として折れる、曲がる、欠けるを経験したことが有りません。
精度も非常に高く、レンチとボルトの公差が2.5ミリの六角で0.0127mm以下と決められており、中国製のネジに使用する以外はガタツキが一切有りません。
逆に、ネジの頭に煤や汚れが付いている場合は、入らなかったり抜けない場合もあるので注意が必要です。
キャップの頭が錆びてたりしたら絶望的に入りません。

自分は、錆びたり汚れているであろうネジには、日本製のレンチを使い、きれいにして本締めをする場合はボンダスを使用するといった使い方をしています。
良く使う、1.5ミリや2ミリは1本持っていて良い工具メーカーで、価格もけっして高くは有りません。
問題は、この工具の感触を覚えてしまうと、他社が頼りなくて使う気にならないことです。
勿論PBスイスや海外一流メーカーも悪くは有りません。
価格を除けば。

あ、くれぐれも中華製の六角レンチは論外の精度と強度ですのでご注意下さい。
良くてネジを舐めるか刃物の様に折れて怪我しますから。
工具自体に強度もなく、小さなサイズの場合は精度も10%単位でインチキ。
すべてが真直、真円なとどという言葉とは無縁の工具で、使っていて折れる、欠ける、曲がる、依れるは日常茶飯事。
材質表示、サイズ表記などはすべて当てになりません。
使えば、ネジやボルトを高確率で破壊する。(もちろんネジは緩まない、締まらない)
まして、電動工具に使用した場合は何が起こるか分かりません。

使っていて怪我をしなかったらラッキーというシロモノ。
素人でも絶対に手を出してはいけないレベルです。
100円ショップの工具は全てコレです。
Posted at 2025/01/22 21:40:50 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年01月21日 イイね!

15mm厚のアルミ、舐めてました

15mm厚のアルミ、舐めてました15mm厚のA5020材(アルミ)にM4
の中タップを立てていて、10孔目にやらかしました。
気が緩んだのか、此の位の捻じれなら大丈夫と思ってた処でポキッ!!
M8以下は要注意なのに中華製のタップで有ることを忘れ、日本製のタップ感覚で切ったところあっさりと。
ええ、自分が悪いんです。
中華タップ、切れ味は悪く無いんです、結構サクサク切れネジ山もそこそこ綺麗です。
違いは日本製の様に粘りが全く無く、ヨレ始めた瞬間折れます。
相手がアルミだからイケるべと使ったのが間違い。

そんなにトルクを掛けたつもりは無いんですが、やはり其処は中華製、いとも簡単に逝きました。
問題はアルミ材に残った先端、しっかりと母材に食い込んでいます。
まあ、中華製タップなんで喰い付きもそんなに大きくない筈ですが、こうなるとちょっとやそっとでは抜けません。

人生初のプールタップの出番です。



実はこんな時の為に持ってました、プールタップ。
この抜去工具なんですが、M3~M12程度まであり、3本爪と4本爪があります。
コレが無い場合は、あきらめてドリルで周囲を揉んで取り去るか、別の場所にタップを立て直す必要がありますが、うまくいけば綺麗にネジ山を傷めず抜くことが可能です。
特に中華タップの場合、そんなに大きなトルクで噛んでいる事はありませんので(ステンなんかは無理)大抵この工具で抜くことが可能です。
問題は、値段が高いんですよ、この工具。
ネジのMサイズごとに違っていて、1本3~4千円ほどします、しかも使うかどうかはわからないという工具。

職人の恥と言われるタップ折れですが、致し方ありません。
結論は一枚目の写真の通り綺麗に抜けました。
不安だった母材への噛み込みトルクも少なく、スルスルとリカバリー。
でもこの工具って何時からあったんでしょうね。
若いころは聞いたことも無いんですが(汗

中華タップ、全部鉄屑箱に叩き込みました。
Posted at 2025/01/21 13:52:10 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年01月20日 イイね!

使いやすいプライヤーは?

使いやすいプライヤーは?40年物のTOYOTA刻印のスリップジョイントプライヤー、そしてツノダさんのスリップジョイントプライヤーがSSTに改造されたに伴い、残るはKTCのプライヤーとシグネットのプライヤーのみとなってしまいました。
なので、ラジコン工房で使用していたシグネットのプライヤーを車整備用にお下がりします。

何処のご家庭にも1本は有るだろうこのプライヤー、ペンチよりも使い勝手が良く持っていると何故か手に取る機会は多いのですが、もし新しく買われるのでしたら、購入はこの記事を読んでからの方が良いかもしれません。

次の物はどのメーカーにしようと考えたとき、ふと思いついたのがスリップジョイント(いわゆるコンピネーションプライヤー)を発明したチャンネルロック。
握り物ならクニペックスでしょと言われるでしょうが、クニペックスには一般的な形状のスリップジョイントプライヤーは存在していません。
コンビネーションプライヤーの名を持つものは存在するのですが、我々の言う処の「ペンチ」であり、スリップジョイントプライヤーではないのです。

近所のA社に尋ねてもチャンネルロックは取り扱いが無く、仕方なしにモノタロウで購入。


そう。
シグネットです。
シグネットはメーカーというより、いろんな国の工具を自社名で販売している、いわばプライベートブランド専門のバイヤーです。
アストロやストレートと似てますね。
その為、玉石混合で「コレ売っちゃダメな奴だろう」というものから「よくこんな値段で・・」という物までさまざまです。

え?KTC?
勿論持ってますよ。
でも握り物に関しては自分は全く信用していません。
だって、KTCの握り物はすべて社外品な筈ですから。
それに、プライヤーの類ってボールベアリングが掴める物を基準にすると、日本製はすべて落第です。
プライヤーはその名の通り「物を掴み固定するもの」ですから、ベアリングが噛めない時点で落第です。
もちろん今まで使っていたものもベアリングなんか掴んだらその瞬間に何処かへ飛んで行ってしまいます。

原因はこの部分。



殆どのプライヤーやペンチは横に溝が彫って有ります。
ごく一般的なプライヤーの歯の部分です。
多少すり減っていますが、ホームセセンターで1000円以下で買えるのがコレ。
基本的にKTCはこれしかないんです。
ネプロスでさえ歯は横向きオンリー。
これプライヤーで縦方向に引っ張る時は良いんですが、横方向にはめちゃくちゃ弱く、引き抜くことができません。
丸いものは縦方向には掴めても保持力が弱くグラグラして危なくって使えません。
で、シグネットはというとコレ。



綾目と言うんですが、斜めにクロスして溝が彫って居ます。
これ、どの方向で噛んでも固定できます。
日本製品には見たことがないこの仕様は、チャンネルロックを始め海外製品では当たり前。
コレ、実はラジオペンチでもいえることでなんです。



左側は以前ホームセンターで買った物で「GRAY.G」と名を印刷してあるけど、メーカーも製造国も不明。
右はもちろんクニペックスです。
正確にはラジペンじゃなくてメカニックプライヤーなんですけど、違いは番線を切る刃の部分の有無です。

で、普通のラジペンの歯はこんなん。


見事に横溝、ベアリングのボールなんか掴んだらエライ勢いで跳んでいきます。
でもクニペックスは違います。


勿論、綾目。
何を掴んでも跳んでいく事は有りません。
こんな所が選ばれる理由なんでしょうね。

間違っても火で炙ったり電解液の中に突っ込んだりはしません。
しかし、汚れ役にはその役が回って来ますんで安物も持っている事は必要と言えます。
もちろん「貸して」と来た時には、貸すのは「汚れ役」だけなのは言うまでも有りません。

Posted at 2025/01/20 17:27:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] 2025年09月01日10:53 - 15:54、241km
下道は大型トラックが多く平均速度が35km/hなので8割高速。
結果、フェリーターミナルで時間持て余してます。
大洗と違い売店が有るのが救いですかねえ。」
何シテル?   09/01 17:03
メタボラKです。よろしくお願いします。 ロードスターとエブリィが現在の愛車で、カミさんがツインに乗っています。 遊びに行く時はハイドラを上げてますので、お声を掛...
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