ライバル

今日は、友人のお別れ会に行って参りました。

まさかの事故で急逝したことを知った時には、かなりのショックを受けました。

紫号を駆った彼とは、昨年エリーゼスーパーテックのＳＴクラスで戦ったライバルでした。

彼とは、3年前に走行会で知り合い、その日2人とも初めてサーキットを走りました。

それからと言うもの、お互い意識し合い、刺激し合いながら腕を磨いてきました。

去年も最後まで、2位、3位争いを繰り広げました。

彼がいなければ、こんなにも早くレースに参戦することも無かったでしょうし、車にのめり込むことも無かったと思います。

それほど私の車人生に影響を与えた人物でした。

今日は、友人代表として弔辞も読ませて頂きました。

自分の歳で、友人の弔辞を読むことになろうとは思ってもみませんでした。

遺影の中の彼は、走行会で私に勝ち満面の笑みを浮かべていました。

どうか安らかに、そして勝利の余韻に浸りながら眠って下さい。

そしていつかまたバトルしましょう。

それまでこの一度しかない人生、いつ死ぬか分からない人生に悔いが残らないよう、これからも楽しんで行きたいと思います。