カムロード 錆びたフレームを打ち換えよう 1万円 Vol01

閲覧注意ｗ

うちのカムちゃんですが、１ヶ所だけ、看過できないとてつもなく錆びているフレームがあります。

写真が見えにくいですが、リアタイヤのすぐ後ろの、車体左右方向に貫くボディ側の角パイプフレームです。

多分この型のナッツRVはそうだと思うのですが、リアタイヤが巻き上げた（塩カル付きの）水が、キレイにこの角パイプの中に溜まるような設計になっています。
（ふざけた設計です）

その水がこのフレームを溶かし、もはや穴レベルではなく、下半分が朽ち落ちている感じです。

他のフレームも錆びはありますが、明らかにこのフレームだけ錆が異常にあります。

溶接機でパッチを当てるレベルを優に超えています。

閲覧注意ｗｗ

中古で買った際は、錆びたフレームを囲うようにL字の後付けフレームが足されていたので、何やら大丈夫かと思いましたが、元々のフレームが朽ち落ちているとわかったときは衝撃で、ショックで夜も眠れないほどでした・・・。今見ても吐き気がします・・・。

確かにL字の後付けフレームに加え、別の場所には木の角材を挟んであり重量を支えているので、すぐにボディが折れたり落ちたりすることは無さそうですが、精神安定上、最悪です。

やはり、安心して乗りたいです。

なので、今回、錆びているフレームは極力除去し、代わりとなるフレームを打ち込もうという一大事業を行います。

写真は極力錆びたフレームを除去したあとです。
簡単に除去といっていますが、車の下にもぐり、グラインダーが入らない狭い場所を、ペンチでコキコキ、金鋸でギコギコやって除去しているので、４日くらいかかり（土日を何度かつぶして）、全身筋肉痛になってやっています。

コロナのせいで外出自粛が続きますが、お陰で運動不足が起こりません。

次に、フレーム買いました。
近所のホームセンターに売っていないので、通販です。
ギリギリ入るサイズが良かったので、色々探して悩みましたが、下記を買いました。

鉄　スチール　角パイプ　厚さ2.3ミリ×75ミリ×45ミリ　長さ2ｍ　重さ約8.1ｋｇ
https://item.rakuten.co.jp/genbayasan/kakupipe-23-75-45-2000/

厚み2.3mmは、元々のフレームと同じだと思われ、重くて頑丈で安心感は抜群です。

１本3200円ですが、加えて送料が3100円もかかりました。仕方ありません。

カットは無料でしたので必要な長さ1730mmにあらかじめ切ってもらいました。
ちなみに日曜注文して火曜に届きました。
早いですね・・・。

ホールソーで左右２か所、穴を開けます。
これは、下のシャシフレームとこの代替フレームをボルトで留める際、この穴からナットを差し込むためのサービスホールです。
一番力がかかる場所に穴を開けるので応力的にイヤですが、仕方ありません。
ちなみに純正のフレームも似たような構造です。

ボルトの穴は、フレームを挿してから、挿した状態で空けられるので、今は空けません。挿してからでも下からは結構場所があるので大丈夫です。

ちょっくら挿し込んでみます。

奇跡的にちょうどいいあんばいの締まり嵌めになっています。

あまりにもちょうどよすぎて、これ以上差し込んだら人間の力では抜けない気がします。

当初はこんな角パイプを差し込むなんて無謀かと思っていましたが、なんだか行ける気がしてきたので、いったん抜いてシャシブラックで塗装します。赤だとカッコ悪いのと、気持ちばかりの錆止めです。
あと、黒いと、なぜか強いフレームに見えるので精神安定上も良いです。

本当は内側までメッキされているのが錆対策として良かったのですが、そんな都合の良い角パイプは売っていませんでした。内側は一応両端からスプレーはしてみましたが、なるべく水が入らないように両端をふさごうと思います。

さて、準備は整いました。
あとはこれを打ち込むだけです。

一回勝負です。

途中で入らなくなったら、もう人間の力で抜くことはできませんｗ

本当にこの長さの太い角パイプがカムちゃんに差し込めるのでしょうかｗｗｗ

次回に続く・・・