長期放置車 燃料タンク錆びによる加速不良修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
5年以上前にヤフオクで購入した低走行サンバー
もう債権時効なのでネタにします
納車時からフェイルセーフモードに設定されていて、恐らく主は知っていたのかな?と思われるが。
当時民法とか知らなくて、契約不適合責任追求とか思いもつかなかったので
仕方なく自力で直したそんな話
2
症状は走行中にブーストかけると、ブーストアップしてないのにブーストリミッターの燃料カットの様な症状が出た。
日によっては、走行後30分しないと症状が出なかったりしてトラブルシュートに時間がかかってしまった。
この年式のサンバーは、電子制御がまだ未熟だったのと、コストカットのお陰で自己診断がザルなので、チェックランプがアテにならず本当に苦労する。
数年後イグナイタの失火で、また燃料ラインにエア噛んだような症状が出るが、チェックランプが検知出来ずに発見まで苦労させられることに。
別の整備手帳にて。
3
最終的に燃料タンクの錆だと特定出来たのは半年後だった。
決め手は燃料ポンプの異音だったが、当時経験値が少なく判断が遅れてしまった。
燃料フィルターとポンプが走行距離と年式の割に新しかったので、前オーナーが交換したのだろう。
やっぱり怪しい。
4
燃料タンクを調達し、燃料を減らし、燃圧を抜いて早速下ろした。
最近知った話だと、T#系のタンクもK#に流用出来るらしいのでドレン付のT#に積み替えるのも手だったな~。
5
今見ると現場猫案件だが、こんな感じで当時燃料の残りを抜いた。
6
燃料の錆でござい
タンク内の錆が
停車時は負圧開放され、一時的に落ちて始動は可能だが
数分走行するとタンク内フィルタに付着し
最終的に閉塞してしまい、ブーストによる増圧対応が出来なかったと
いう事にした。
7
燃料タンク交換後は嘘のように症状は消えた。
タンク交換後、ポンプの異音とブーストカットの様な症状は消え、しっかりフルブーストが掛かるようになりました。
長期放置っぽい鉄タンクの中古車を買うときには気をつけましょう
現場からは以上です。
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