
みなさんこんばんは。
爽やかを通り越してちょっと熱い日が続く2024年の晩春、いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は北海道の離島、具体的には礼文島と利尻島に行こうと思っていまして、ここ最近その計画を練っています。どうやって行くか?もちろんマイカーです!
さて、行きは高揚感と体力でどんな行き方をしても乗り切れるので基本は最安かつ最短のルートをとるのですが、帰りは疲労と睡眠不足でかなりシビアにルートを選ばないといけません。
実は北海道へクルマで行くとき(と帰るとき)のルートって意外といっぱいあるんですよね。どれが安くてどれが楽でどれが早いのか、調べるのって面倒…。という方に、今回自分のために調べた結果を見える化しました!
私が関東在住なので、今回の見える化の対象は以下の9ルートです。
東京を基準に遠回りにならない全ての航路をチェックしています。
①津軽海峡フェリー 函館~大間
②津軽海峡フェリー 函館~青森
③津軽海峡フェリー 室蘭~青森
④シルバーフェリー 苫小牧西~八戸
⑤新日本海フェリー 苫小牧東~秋田
⑥太平洋フェリー 苫小牧西~仙台
⑦新日本海フェリー 苫小牧東~新潟
⑧新日本海フェリー 小樽~新潟
⑨さんふらわあ 苫小牧西~大洗
※https://illustimage.comの日本地図をお借りして編集しました。
今回の見積もりにあたっての仕様はこちらです。
1.2名での旅程とする。
2.自動車ルートはNAVITIMEで検索したものとする。
3.目的地は東京駅八重洲中央口とする。
4.基本的には利尻島からのフェリー入航時刻を基準に出発時刻を決める。
5.稚内港からオトンルイ風力発電所を経由(景色見たいので!)する以外は最短ルートとする。
6.フェリー料金は各社の定める最高値の期間とする。
7.フェリー乗船時間7時間以上を船中1泊と定義し、その場合の客室は基本的にバス・トイレ付個室とする。
8.6:00~23:59を走行可能時間と定義し、それ以外の時間(0:00~5:59)は宿泊=フェリー乗船orフェリー乗船前泊を必須とするが、7で述べた基準を適用した船中1泊後はこの限りではない。
9.前泊する場合の宿泊費は1名あたり\8,000と仮定する。
10.フェリー出航2時間前にはフェリーターミナルに到着しているものとする。
11.フェリー入航時刻+15分でフェリーターミナル出発とする。
12.2024年5月18日時点のデータで算定を行うものとする。
それでは比較の結果はこちらです。
寒色系:北海道 暖色系:本州 緑系:フェリー
という感じで色分けしています。
まずはタイムテーブルから。
直帰した場合の時間で組んでいます。①②は稚内港の出発時刻をハートランドフェリーの1便前にすると、函館の前泊の際に2~3時間ほど観光する余裕が作れますね。また、③④のタイムパフォーマンスがなかなかであることが分かります。
※FT=フェリーターミナル
走行距離を棒グラフにすると。
走行距離は疲労を表す尺度になりますね。最大最小で3倍弱もの開きがあります。
所要時間ではこんな感じ。稚内出発を基準。
マイカーで20時間を切るのは至難の業のようですね。なお、最短の③津軽海峡フェリー室蘭航路と、フェリー航行距離の最も長い⑨さんふらわあでも10時間も違いません。意外と船も速いのですね。⑧には稚内前泊分が含まれていないので、実際にはもっと長いです。
最後に気になる費用です。
①~④のパフォーマンスが光ります。ただしこれらはどれも走行距離1000km超えで、特に③④は睡眠時間も短めと修羅の道です。まあ基本的にフェリー乗船時間が長いほど高くつくものと思っていいですね。
簡潔にまとめると
費用の少なさ ⇐⇒ 所要時間の長さ and/or 疲労の多さ
だいたいこのトレードオフの関係になっているということです。
安いけど長い
安いけど大変
楽ちんだけど長い・高い
こんな感じですかね。みなさんの好みに合ったものをお探しください。
個人が作ったものですので誤りがあったらご容赦くださいませ。
それではみなさん良い旅を。
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Posted at
2024/05/19 18:40:26