今回は、CL7用の車高調をCL1に流用する情報について纏めます。
CL7の車高調を流用するメリットは、CL1と比べて選択肢が多い事です。
今回、TEINからラインナップされているCL7用のMONO SPORTSを購入しました。
以前にみんカラで、「CL7の車高調はフロントのアッパーマウントを除いてポン付け」という様な記事を見ましたが、あれは嘘です。
流石のホンダさんといった感じで、専用設計(!?)になっていて、そのままでは使えません。
流用にあたり、解決すべき点は以下の3つ。
①リアブラケットのブッシュ厚
②リアブラケットのブッシュ内径
③フロントのアッパーマウント
1つずつ解説します。
①リアブラケットのブッシュ厚

1枚目(黒)がCL1用、2枚目がCL7用のリアブラケットで、ブッシュの厚みはそれぞれの50mmと45mm。
CL7用の方が約5mm短いです。
これは、ブッシュの両側に2.5mm厚のワッシャーを挟む事で対策します。
必要なサイズは、外径(Φ20~)×内径Φ10mm×厚み2.5 の物を四枚。(厚みは2.3mm程度が望ましい)
②リアブラケットのブッシュ内径

1枚目(黒)がCL1用、2枚目がCL7用のリアブラケットで、ブッシュの内径はそれぞれΦ10mmとΦ12mm。
CL7用の方が径で2mm程度大きいです。
これは、ブッシュの内側にカラーを挟む事で対策します。
必要なサイズは、外径Φ12.0~12.05×内径Φ10.05~10.1mm×長さ40mm~44.5mm の物を2個。
これ、実は①をとめるボルトが軸方向に効いているので、無くても大きな問題は無いと思われます。が、抜く際は自己責任で。
③フロントのアッパーマウント
これ!マジでイヤらしいホンダさん。
アッパーマウントのボルトの突き出し間隔が微妙に違います。CL1のフロアを切り刻む覚悟があれば、ドリルで穴位置を拡張すれば良いですが、タワーバーも同じく拡張する必要があります。
これは、ラルグスの補修用アッパーマウントを購入する事で対策します。

片側約1万と高めですが、ピロアッパーにもなりますし、費用対効果を考えて決めましょう。
以上、CL7車高調の流用情報でした。
※他にもショートパーツが必要になるかもしれませんので、その際は適宜準備して下さい。
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足回り | 日記
Posted at
2022/04/11 23:57:32