リコール対応現在進行中(終わりました)
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以前交換したターボチャージャー周りがリコール対象になりました。原因は前に書いた通りターボのところにあるフィルターの目が細かすぎて煤で目が詰まりオイルが循環しなくなりターボ冷却ができなくなり焼き切れるという流れです。ディーラーで修理した方もいると思いますし、私の場合はディーラー以外で修理したので手間がかかっており参考になればと思い経過を書いておきます。
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まず私がディーラーを使わなかった理由としては、実は私の場合ターボ破損の走りに何度かエンジン失火エラーを起こしていました。一度目はディーラーに持って行ったところ点火系エラーが出ていたということでイグニッションコイルとスパークプラグの交換で様子を見るということになりました。数か月で同じエンジン失火エラーがまた発生し、今度はイグニッションコイルの気筒入れ替えで様子を見ることに。また数か月で同じエラーが出ましたがこれもまたイグニッションコイルの気筒入れ替えのみで対応でした。今思えば少しずつターボが焼き付き始めていたと解る話なのですが、ディーラーを疑う目で見るようになった原因の一つが同じ異常が繰り返し出ているのにも関わらず(つまりイグニッションコイル交換という修理は「はずれ」の可能性が高い)イグニッションコイル以外の異常(今回の場合はターボチャージャーが回らないことにより空気が行かないので点火できなかったを)疑わなかったこと、ターボ破損後の修理見積でショートパーツ20万円というおかしい見積書を出してきたことで私からディーラーへの信用はほとんど無くなったのでディーラー以外で修理したという理由です。一つだけ運が良かったのは走行不能になったときにディーラーにレッカーで持って行ったのでディーラー側が実際に開けてターボ破損を確認していたことは幸いでした。それのおかげで現在普通に走っているということはターボは間違いなく修理されているという確認だけはディーラーも文句なく認めてくれました。
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9月の初めにリコールが発表され私の場合は修理後だったのでディーラーに確認してみたところ修理後対応もできるとの返答でした。修理が終わってしまっているので返金という対応になるとのこと。
ただし、返金対応に必要なものとして修理した証明が必要であるとのこと。最初に求められたのはリコールのメイン部材である交換後のストレーナ(フィルター)でした。しかしこれは3センチくらいの大きさしかないものなので処分してもらった後で念のため保管してある焼き付いたターボチャージャーなら提出できると言ったら、代わりに修理業者さんに修理してもらったという書類の提出を求められました。
そこで修理業者さんに修理したことのわかる書類をお願いしたところ請求書という形で修理の内訳を再発行してくれました。そこに修理で使った部品もきちんと書かれているので大丈夫だろうとディーラーに提出したところ、これじゃダメなんだそうです。修理にお金を支払ったという証明が必要とのこと。
そこでカード会社に確認したところ明細を出せるとのことなので修理代を支払った月(3年前)の明細を再発行してもらいました。そして保管していた通帳から振り込んだ部分の記載のコピーを取りディーラーに提出しました。
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12月26日にディーラーから連絡あり。私が出した内訳にエンジンフラッシングがあったのは何でか?とアウディジャパンから連絡があったとのこと。なので正直にターボ故障の原因が煤だったので念のためエンジンフラッシングしたほうが良いかもしれませんよと修理屋に薦められたのでそれで少しでも煤が取れるのならとお願いしただけですよと返答。担当の人曰くそうだろうと予想できるのだけど、リコール担当がそこまでするほど必要はないという感じだったとのことで、フラッシング部分は保証されないかもしれませんとのこと。こっちも払ってくれるならラッキーでその部分はもらえないのはしょうがないと思っていますと返答したところ、本部から連絡が来たらまた連絡しますとのこと。年末なので年が明けてからになりますとのことでした。
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2023年1月22日にディーラーから連絡がありました。アウディジャパンの結論として今回請求書の費用を全額支払いますとの結論でした。ターボチャージャーを2回交換していたのですが2回分全額払ってくれるということなので
私がターボ故障により払った修理金額全額返ってくることになりました。あとは支払い手続きだけだそうなので1か月以内には振り込まれると思われます。
追記:支払います連絡から4日後に入金されました。
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最後に、ディーラー以外でリコール前にターボ交換してしまった人のためにまとめておきます。
第一に求められるのは実際に交換したストレーナです。無い場合はできれば破損したターボチャージャー、交換したという証拠はおそらく必要です。私の場合はターボが破損した状態でディーラーにレッカーしてその状態を確認されたうえでほかに持って行ったので現在通常で走れていることは間違いなくターボが修理されているのが解るということで認められています。修理したことの裏付けで修理した内訳、請求金額、そして請求金額分を支払った明細です。私の場合はクレカで一部支払ったのでクレカの当時の支払い明細の再発行、銀行から残りを振り込んだので銀行の通帳のコピーをして提出しました。
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