2010年09月17日
まあ確かにそんな親もいるのだろう。特に私達の世代は教師に対する不信感が強いといわれており、それもモンスター化を後押ししている一因と言われている。自戒しなければいけない。と、今回はクルマに関係無い話題。
で。そうはいいつつ、やっぱりダメな先生多くないか?
例えば社会科のテストであったちょっとしたトラブル。「日本がポツダム宣言受諾を連合国側に通告したのはいつか」という問題があった。これの答えは8月14日である。終戦記念日の15日は国民に敗戦が知らされた日であり、連合国側への通知はその前日の14日に行われていた。そのことは教科書にもきちんと記されている。
それにもかかわらず、私の娘をはじめ14日と答えたすべての生徒がバツをくらった。そこで何人かの生徒が先生に抗議をしにいったが、その社会科の先生曰く、一般的な通念として終戦は15日だから15日が正解なのだと言う。しかし問題にははっきり「連合国側に通告したのはいつか」と書かれているのだから、一般的通念とは関係なく14日が正解のはずなのである。
さすがにそれはおかしいといういうことで私は直接先生に電話をした。するとあっさり「じゃぁ14日でも正解にしましょう」などと言う。これでまた私はカチンと来てしまった。だって、全く同じ内容の抗議しかしていないのに、生徒が言うとダメで、親が言うといいというのでは、何より生徒に対して示しがつかないではないか。誰が抗議するかによって学問的正解が変動してしまっては、生徒も勉強に対してシラけるだけだろう。
つい先日はこんなこともあった。学校で行われた県内統一模試において、娘の学校の成績は余り芳しいものではなかったと言う。だからお前らもっと頑張れと、先生が生徒にゲキを飛ばすのはそれは当然やっていいことなのではあるが、その一方で先生方にもきちんと反省して頂く必要はある。学校全体で点数が悪いというのはそういうことだ。
しかしそういう偉そうなゲキを飛ばす先生に限って、生徒から分かりにくいと評判のフダつきの先生だったりするらしい。今度は上記の社会科の先生ではなく数学の先生である。今学年の数学の先生は二人いて、半クラスずつ周期的に交代しながら教えている。で、A先生の授業だとみんなチンプンカンプン。そこでB先生の時にA先生で分からなかったことを聞いてみると、みんな憑き物が落ちたようにあっさり理解してしまうという。で、偉そうなゲキを飛ばすのはもちろんA先生の方である。成績が悪いのは自分のせいもあるかもしれないなどとは露程も思わないのだろう。
ちなみに娘の友人で数学だけ異常に得意なコがいる。県内統一模試でも数学だけ100点とってしまった恐るべき子なのであるが、ただ彼女もA先生の言う事だけはどうにも理解不能らしい。何を言っているかわからないし何をやっているかも分からないと文句を言っているそうだ。
ちなみにそのA先生は数ヶ月前にも問題を起こしている。定期試験の当日か前日、小テスト的なものを配布したのだが、これが定期試験の内容に酷似したものであった。あからさまな平均点アップねらいの処置である。今の学校でそういう事が許されるのか否かは知らないが、とにかく生徒達はその小テストをこなしてから定期試験本番に臨んだ。
しかしその小テストの回答集には一つ間違った答えが紛れ込んでいたのである。その間違いを正解と勘違いさせられた生徒達は、定期試験の酷似問題でその勘違いした答えを書いてしまったのである。当然、バツ。そのことで生徒達がA先生に抗議するも、「先生にだって間違いはあります!」と逆ギレされてとりつくしまも無かったらしい。収まらない生徒達は今度はB先生に陳情するが、間違った答えを正解にするのは無理な相談だった。B先生にはいいとばっちりだっただろう。
以上、割と白黒はっきり付けやすい勉学面だけに絞ってもこの有様である。生活指導面で言えばおかしいと思う事はもっと山ほどある。学校側は保護者に対してとにかくもっと信頼してくれというが、もう少し信頼回復を意識して努力しないと、虚しい叫びに終わるだろう。いくらモンスターペアレント(ツ)を批判した所で、その事実は変わらない。
Posted at 2010/09/17 11:15:19 | |
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2010年09月08日
さて我がCDIは一回目の車検を終え、1.6万kmの走行距離となった。
距離が距離なので、目立ったトラブルは無い。ただ一回だけ、スロットルバルブの不調でエンジンが吹けなくなる事があった。ゆっくりなら普通に走るのだけど、アクセル全開にしてもフル加速しなくなったのである。
ちなみに通常ディーゼルにスロットルバルブは無い。ディーゼルは空気を常に目いっぱい吸い込み、出力調節は燃料噴射のみで行うので、空気弁は必要無いのだ。ただエンジンブレーキ強化や吸気音低減の目的で、補助的にスロットルバルブが付く事もあるらしい。CDIもそうした機構なのだろう。
その他はクランクポジションセンサーのリコール修理が一度あっただけ。かなり奥まった所にあって苦労したとメカニックがぼやいていた。もし自費で修理するとなると工賃が高かったかもしれない。
そうした明らかな故障とは別の、いわゆる「ヤレ」についてだが、足回りは既に1万km経過あたりから劣化が感じられていた。それは加速減速時の前後姿勢変化が大きくなってきたのですぐそれと分かった。ダンパーの劣化である。ダンパーの劣化は乗り心地にも現れるが、それはなかなか体感しにくく、目に見えて分かるのは前後姿勢変化なのである。
それから排気音の低周波が大きくなってきた。アイドリング時や低回転時など、ボディや体に伝わって来る低周波が大きくなっている。一応見てもらったが、排気系のゆるみや損傷は無かったと言う。おそらく目に見えないレベルで排気系の継ぎ目が劣化してきているのではないかと思っている。
もっともこちらも欧州車は長いので、低周波の排気音は全く気にならない。そもそもベンツだろうがプジョーだろうが欧州車というのはもともとそういう乗り物だったし、むしろそこに快感を感じていた欧州車ファンも少なくかったのだ。
ということで新車時からわずか一万キロで劣化が感じられてしまうという、車を長く乗りたい人には嬉しくない報告となってしまったが、しかしクルマというのは案外ここからが面白かったりする。各性能の絶対評価は落ちてきているのに、クルマとの馴染みというか一体感はますます深まっていくものなのだ。もちろん劣化が過ぎれば不快感が高まる。そこでまたパーツ交換してリフレッシュすると、ますます一体感が深まっていくという構図だ。そんな理屈通りにいかないところがあるからこそクルマは面白い。
Posted at 2010/09/08 09:21:32 | |
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2010年09月03日
さて211の初回車検である。お高いイメージのあるヤナセ、さて車検代はいくらだったか?
その前に、ここでは車検費用の明細を三つに分けたい。一つは法定費用である。これは自賠責や重量税、印紙代といったもので、同じクルマであればどこへ車検に出そうと金額は変わらない。ので、ここの部分の費用公開はパス。
二つ目はパーツ交換を伴う整備費用である。例えばブレーキパッド交換をすればその部品代と工賃が上乗せされるし、オイル交換をすればその費用が上乗せされる。ただし部品代も時間工賃もディーラー毎や工場毎によって異なるので、全く同じ整備をしても金額は異なる。
今回の車検時はまだメルケア中だったので、基本ここで発生した整備費用はタイヤを除いて「タダ」である。うちのCDIの場合は走行距離が少ないので、交換したのはオイル/オイルフィルターとワイパーブレードぐらいなものだったが、もっとあれこれ交換したとしてもダタになる。
三つ目はそれ以外のすべての費用である。この部分はディーラーや工場によって明細の立て方が微妙に異なる。すべてコミコミで表示するところもあれば、24ヶ月点検代と代行手数料を別に立てている所もあるし、もっと細か書く分けている所もある。だからディーラー毎の車検代金の正確な比較をするには、細かい明細項目は無視し、上記一、二以外の費用としてカウントすればよい。
この部分が今回80955円であった。地域の相場からすると二、三万円ほど高く感じるが、ベンツだと非ディーラー系でもやたら高い工場があったりするので、実際にはもっと差額が縮まるのかもしれない。だとすると正規ディーラー系の安心を得るにはまぁまぁなのかな。
Posted at 2010/09/03 12:07:19 | |
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