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フランス車党のブログ一覧

2007年10月22日 イイね!

酷いオーディオ

クルマの機能としては比較的どうでもいい部類に入るが、この純正オーディオはかなりよろしくない。ボーカルが聞きにくいほどのすっっっっさまじいドンシャリなのだ。ここまで凄まじいドンシャリは、最近ではミニコンポから安物PCスピーカーから携帯オーディオに至るまで、まずお目にかかれない。有形文化財に指定したいぐらい今時有り得ない酷さだ。

私はオーディオマニアのレベルで話しているのではない。ごく普通の安物カーオーディオのレベルで、それにしても酷いと言っている。どれぐらい酷いかと言うと、10年以上前のMRエスティマのカセットテープとラジオしかない標準オーディオの、遥か下の下のそのまた下ぐらいだ。

フラットなものをドンシャリにするのは簡単だが、その逆は容易ではない。試しに高音低音を4目盛りぐらい下げても、一部の中低音だけが突出して大きくなる傾向は相変わらず残る。ベースの一部分だけ強調されて聞こえるから、気に触ってしょうがない。

ボーカルだけちゃんと聞かせておけばとりあえず曲の像は把握できるのだから、オーディオにコストがかけられないのなら、素直にカマボコ特性にしておけばいいのだ。かつて乗ったプジョー205は典型的カマボコ特性な2スピーカーで、しょぼいはしょぼいが、ちゃんと音楽に聞こえたものだ。それじゃ高級車としてアレだから、ちょいちょいっと中高音と中低音だけ持ち上げて迫力出しときましょってな事なのだろう。DCJも随分安いマネをするものだ。
Posted at 2007/10/22 01:45:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2007年10月16日 イイね!

ボディ剛性

ドイツ車と言えばボディ剛性…というのも今は昔か。このクルマに試乗した時も、実際にオーナーとなった今でも、感覚的なボディ剛性の高さはそれほど伝わってこない。湾岸線の荒れた道を走ると突然「ガスン!」と来てリヤフロアがぶるるっと震える感覚がある。ワゴンだからしょうがないと思われるかもしれないが、試乗車のセダンでもリヤフロアがぶるるっと震える感覚は伝わって来た。

福野礼一郎は最近のクルマの傾向として、ある部分までの入力にはミシリとも言わないボディが、ある大きさを超えた入力の時に急にグシャっとくると言っている。それに対してプジョーやアルファなどは、普段から音も振動もガンガン感じられる一方、大きな入力にたいしてもリニアに反応するので、ドライバーも自然に感じる事が出来ると述べている。

これは私の前車プジョー405と、現車E320との比較においても、全く同様の事が言える。405からE320に乗り換えるとあまりの乗り心地の良さに驚くのだが、忘れた頃にドカン!といった大入力がクルマをゆさぶってこれまた驚くのだ。これに比べると405はもう朝から晩まで振動しっぱなしのガタガタなクルマではあるけど、どんな大入力でもきちんとダンピングして抑えてくれたものだ。その時のダンピング感ははっきりとE320に勝る。

一方でE320には、鉄のカタマリが地面をいなして走っていくような感覚が確かにある。でも上記の理由から、ボディが頑丈というよりは駆動系とエンジンマウントの良さによる部分が大きい気がする。
Posted at 2007/10/16 20:34:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2007年10月07日 イイね!

今時グルマのお作法

前車は1993年製だったので、私のクルマ生活感は90年代前半で停止している。例えば盗難防止警報装置だ。前車にはこんなものは付いていなかったので、鍵の閉じ込みにはほとんど注意を払う必要が無かった。ところが今のクルマは、JAFを呼んでもドアロック解除できないらしい。一部の腕っこきの鍵屋さんはそれでも開けられると豪語しているが、少なくともヤナセではスペアキーが無ければサイドガラスを破るしかないと言っている。

どうやら鍵の閉じ込みはワゴンで多発しているようだ。まずリモコンキーでゲートを開けるとする。しかし不幸な事に、この時はまだ警報装置は解除されていないらしい。荷物を取る為にキーをいったんラゲッジに置いて、うっかりそのままクローザースイッチを押してしまう。すると自動ロックがかかってしまい、車外に締め出されるというわけである。

もう一つディーラーから注意されたのは、立体駐車場でのESPの振る舞いだ。ターンテーブルなどでESPがアラート表示をする事があるらしい。そうなっても大丈夫ですから、故障じゃないですからと念を押された。おそらく、そういう些細なことでいちいち客から呼び出されるのに辟易しているのであろう。

あと少々間が抜けていると感じたのは、ライトやスモールに関してはつけっぱなしの警報装置が鳴るのに、フォグに関しては鳴らないという事だった。オーナーならお分かりだろうが、このクルマのフォグは独立スイッチではないので、力の入れ加減で意図せずオンになる(ライトスイッチを引っ張ってしまう)事も十分考えられる。さらに悪いことに、エンジンを切ったあとしばらくフォグが点灯するのがデフォルト設定になっているので、フォグ切り忘れと気付かずにクルマを離れてしまっても全然おかしくないのである。これをロケーションライト機能とかいうらしいが、そういうコワザがかえって話をややこしくしている部分があるわけだ。

最もコワザ関係もまんざら悪いものではない。アンビエントライトといって、夜間に室内灯をうっすら灯す機能があるのだが、これが家族に好評だ。残念ながら都会の夜に運転席からではほとんど見えないレベルではあるが、真夜中の山中ではたいそう雰囲気が良いであろうと、今からそんなシチュエーションを楽しみにしている。他にも足元を照らすフロアライトや、ステアリング舵角に合わせて角度が付くフロントライトなど、何やら夜が楽しいクルマになっている。前車で悩まされたドアミラーからの反射も、他にも防眩機能ですこぶる快適だ。

さて、さらに納車説明は続く。ベンツは伝統的に、ドアロックをしていても車内からならドアノブ一発で開いてしまうのだそうだ。子供がうっかりドアを開くのを防止する為にはチャイルドロックを使って欲しいとの事だったが、私の頭にはそれとは別の心配が浮かんでいた。

私は山歩きが趣味なので、山中の駐車場で車中泊をする事が多い。で、こういう車だからやはり盗難防止装置をかけてから寝たい。それで翌朝、寝ぼけ眼でいきなりドアを開くと、実際開いてしまい、静かな山中に警報装置が鳴り響いてしまうというわけだ。

ワゴンの車中泊と言えばリヤシートを倒して荷室で寝るのがベストである。しかしここにまた注意点があった。リヤシート座面を起こすと、フロントシートバックと当たり易くなるが、手動であればつっかえる感覚が即座にわかるのでたいした問題ではない。ところがパワーシートだとフロントシートとリヤシートが当たってもわからない。そのままフロントシートを下げ続ければ荷物を破損しないかとか、リヤシートのヘッドレストがリヤシート座面の裏を突き破らないか等の心配もある。

幸いな事に、このクルマはリヤシート座面の取り外しが出来るので、シート破損に関して言えばこうしておけば心配は無いだろう。少々面倒だが仕方が無い。

とまあ、あれこれ快適装備が増えるに従ってかえって気を使わなけばならない箇所も増えてくるのであった。
Posted at 2007/10/07 12:11:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2007年10月05日 イイね!

ESPを切って走ってみた

ESPを切って走ってみた用事があって某山道へ。これで走行距離はやっと500kmを突破。今日のドライブでかなりアタリが付いてきたのか、エンジンもステアリングもかなりいい感じになってきた。少しずつディーラーで乗せてもらった試乗車の感覚に近づきつつある。

一つ不思議に思ったのはESPだ。今日山道を走っている時に、ふとESPスイッチをオフにしてみたのだが、急にコーナリングが素直になった。というより、普通のクルマになった。どうもESPをオンにしていると、クルマが何か考え事をしているかのような切り始めのタルさと、荷重移動があまり感じられない不自然なコーナーリングが目につく。それがESPをオフにすることでやっと普通のクルマになる感じだ。

ちなみに今日はたいして飛ばしていない。何台かのクルマは抜いた(譲ってくれた)が、何台かのクルマとは同じペースだった。しかも後者は普通のセダンとかRV車とかであったといえば、だいたいどれくらいのペースか想像が付くだろう。

このような状況だから、タイヤはほとんど滑っていないと考えていい。しかし私はESPというのはタイヤの滑り始めで作動するものだと思い込んでいたから、これはちょっと意外であった。

この問題についてはもっと様々な状況で比較して検証してみたい。とりあえずこのクルマ、ESPを切ってしまった方がよほど「いいクルマ」である可能性がある。オーナーの方は検証してみて欲しい。
Posted at 2007/10/05 20:44:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2007年09月30日 イイね!

ディーゼルエンジンは必ず普及する

なぜCDIを選んだかというと、それが今「旬」だからである。クリーンエネルギー競争はこれからますます激化するだろう。事によっては、今日本全体で落ち込んでいる新車の購入意欲を、もう一度喚起する事にさえなるかもしれない。そういう意味でE320 CDIは、間違いなく先取り感溢れる選択であったと自画自賛している。

だからまぁ、環境を重視してとかそういうご立派な理由でもなく、極めてミーハーな選択であったことは正直に告白しておかなければなるまい。Eクラスはその辺でゴロゴロ走っているから、自分なりの差別化をしたかっただけである。人によってはそれがAMGにいったり、社外製エアロやホイールを付けたりする方向へ行くのだろうが、私がCDIにしたもの結局そのようなことであり、あまり堂々と自慢できるような事ではない。

とはいえ、最もディーゼルから遠いイメージのある高級車に初ディーゼルを突っ込んできたベンツへのリスペクトも少なからずあったし、日本市場では最新と言っていい新しいディーゼルエンジンに興味があったのも事実だ。実際、このディーゼルエンジンのフィーリングは素晴らしいものである。いくらターボ付きとはいえ、ガソリン3Lでは有り得ないぐらいの凄まじい加速を見せつけてくれる。その一方で、前述した通りきわめてジェントルな運転もこなしてくれる。

来年にはエクストレイルのディーゼルエンジンがデビューすると聞く。欧州基準で作られたディーゼルであれば、これは間違いなく日本市場にも浸透するだろう。CDIはEクラス全体の2割を目標とし、実際には1.5割売ったらしいが、日本市場全体では少なくとも3割は占めるようになるのではないだろうか。これは最新ディーゼルを知りもしないであれこれ文句を言っている外野の予想とは違う。実際CDIを所有しての意見だし、同じCDIオーナーであればおそらく同様の感想を持つだろう。

ではディーゼル普及の懸念材料とは何か。黒煙の問題はあっさり解決済み、音だって下手なガソリン車より静かなぐらいで、ドライバビリティも怒濤のトルクで申し分無い。しかしただ一点、値段が高いのである。それはEクラスでざっと80万、現行ハイエースでも役40万円の価格差がある。ディーゼルの燃費を二割増し、レギュラーガソリンとの差額を20円とすると、ハイエースでも7,8万kmは走らないとモトが取れない計算となる。Eクラスの場合はハイオクとの価格差が30円になるとしても、80万円の差額を埋めるには少なくとも10万kmは走り続けなけばならない。ところが日本人のクルマの平均所有年数が6,7年、平均走行距離が年1万km程度とすると、モトがとれるかどうかははなはだ微妙なことになるのである。

それでもディーゼルが普及するだろうと予想する理由は、国産メーカーお得意のコストダウン技術に期待しての事である。事実エクストレイルの開発陣からは、できれば20万程度の価格差で抑えたいとのコメントが出ているらしい。20万円なら4,5万kmで十分元が取れる。これなら年間に2万kmも走る人なら迷わず購入できる。国産メーカーのコストダウンが実現し、もしこのまま原油価格が暴落しないのであれば、間違いなくディーゼルエンジンは長距離ユーザー達を中心に支持を得るであろう。

その一方で、ディーゼル普及の比較的早い段階でガソリン回帰の流れも出てくるに違いない。ディーゼルに乗ることによって逆にガソリンの良さも分かる。私がBMW 525に試乗してホっとしたように、回転上昇にあわせて車速が上がっていくガソリンの感覚は、やはりクルマらしく気持ちいいからだ。ならば年1万km程度の走行距離で、無理して高いディーゼルを買う事もあるまいと、そう思うのは自然だろう。
Posted at 2007/09/30 17:13:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「ザ・ビートル 2.0 R-Lineに驚く http://cvw.jp/b/316324/41918163/
何シテル?   09/06 17:34
はじめてのドイツ車、はじめてのディーゼル。いろいろ勉強になります。
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メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
2007年式E320 CDIです。8月購入なので新短期規制適合車両。
プジョー 205CTI (カブリオレ) プジョー 205CTI (カブリオレ)
一生の思い出に残るクルマでした。
プジョー 405 プジョー 405
詳しくはレビューを。 グリーンのガラスが美しいクルマでした。

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