今回はこれまで製作した部分のブラッシュアップです。
まずは前回組み立てたトランスミッションですが、スリーブの摺動に不安を覚えていたため改良を試みます。目を付けたのはスリーブの穴の開口部です。この縁が鋭利になっていることにより、私の想像としては、シャフトの微妙な凹凸に引っ掛かりやすく、また駆動しているうちに新たな凹凸をシャフトに付けてしまいやすいのではないかと思われました。
というわけで、両開口部にリューターを当ててテーパー状にします。素人作業なので綺麗なテーパーにはならず丸みを帯びると思いますが、今回の目的からすればむしろそのほうがよいでしょう。
もう一度組み立ててモーターを回し動作確認します。前よりスムーズにギヤチェンジできるようになった気がします。タイミング次第ではスリーブの歯が噛みあわずギヤが入らないことがありましたが、摺動の途中でシャフトに引っ掛かっているような感触はありませんでした。
これでダメならあとはシフトフォークの改善点が見えていますが、そっちはアルミ板か何かでフルスクラッチする大変な作業になると思うのでできればやりたくありません。
今回のもう一つのネタはラバーシールベアリングです。アクスル周りの分だけバラで注文したもので、中国から1ヶ月ほどかけて送られてきました。具体的にはuxcellの
5x11を10個と
10x15を2個です。余談ですがこういう細かい部品はだいたいuxcellで手に入るので、エアエンジンでもよくここにお世話になっていました。
ベアリングに話を戻すと、FastEddyがこのシャーシ専用の社外オプションを出していますが、コチラは全軸受分入っていて冗長な気がしました。そもそも私の目的はベアリングオイルの流出を気にせずタイヤを水洗いすることなので、外部に露出する分だけラバーシールにできれば満足です。
まずはリヤアクスル。ベベルギヤ(小)の5x11を交換します。
あとはドライブシャフトの5x11を交換してリヤアクスルは完了です。
次はフロントです。ベベルギヤ(小)についてはリヤと同じ。
フロントはここからが面倒です。まずタイヤを外してナックルアーム外側の5x11を交換します。
次にナックルアームを外して内側の10x15も交換します。
さらにCハブも外してドライブシャフトの5x11です。水没しない限りよっぽど水はかからないと思いますが一応外部に露出してることにはなるので。
これでようやくフロントアクスル、トランスミッション、リヤアクスルが完成したと心から言えそうです。バラバラでもこうやって並べるといかにも車って感じがしてワクワクしますね。
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スケールクローラー | 日記
Posted at
2023/07/15 19:59:42