タイヤバルブ交換

タイヤバルブをゴムからアルミに替えたい。
と、いうことで大きなクランプを調達しました。
ビード落とし専用の工具です。
初チャレンジなので、真夏に冬タイヤをいじります。
DIYによるビード落としの方法は、フロアジャッキと荷造りヒモを使った方法や、蓋の無い側溝でパンタジャッキを使う方法など、ググるといくつか出てきます。
格安のビードブレーカーなんかもアマゾンなどで見つけられます。

近所にガードレールや溝落としが出きる蓋の無い側溝が無く、ビードブレーカーを保管する場所が無いので、フロアジャッキと荷造りヒモでチャレンジしましたがタイヤ幅とジャッキが揚がる角度が合わずうまくいきませんでした。
ローダウン車対応のジャッキならうまくいくかもです。

いろいろ悩んだ末にたどり着いたのがこれです。

では作業の写真を並べます。

※作業、工具の選択は自己責任で。。。

まずバルブのムシを専用工具で外します。
エーモンの工具。ホームセンターで購入しました。

で、大きなクランプで挟みます。

レバーを上げ下げするとどんどんしめこんでいきます。

レバー側がリムと同じような曲線の押さえが付いていますのでリムギリギリを攻めます。

反対側の押さえはホイールを押さえられる長さがあるので、タイヤを真横に表側だけ押し込むことが出来ます。

ホイールの内側の段差辺りまで押し込むと、リムのそばを押し込むことが出来なくなります。
タイヤの側面真ん中辺りを押し込むことになりますが、できる限り押し込みます。
タイヤを傷付けそうに思ったのでタイヤレバーでホイールの溝とタイヤの縁の間をこじります。
段差をタイヤが越えた瞬間、"メリ"って音がするのが、ビード落とし出来た合図です。

さらにクランプをしめこんで、バルブ裏側をあらわにします。

ゴムバルブの根元はカッターナイフをノコギリのようにコキコキして切り取って、外してしまいます。

替わりにアルミバルブをホイールの内側から装着。

ビード落としの次はビード揚げ！

空気の入っているタイヤをコンプレッサー代わりにして、空気入れのホースを使います。
先端の付いたホースを購入しました。バルブに付ける方ではなく、ポンプ側のパーツを取り除きます。

取り除いた側をビード揚げするタイヤのバルブに押し付けます。
従来のバルブとつなげる側を空気の入ったタイヤのバルブにつなげます。

ビード揚げ側のバルブはムシ無し。
空気供給側はムシ付きでOKです。

空気供給をはじめて１分たたずに、"パン！！"と大きな音を立ててビードが揚がります。はじめてやったときはビビります。

ホースを外して手早くムシを付けて完了。
供給側のタイヤの空気圧は2.3BAR位で成功しました。
タイヤの柔らかさやビードクリームの塗り方などで必要な空気圧が変わるかもしれません。
私はビードクリームの代わりにシリコーンオイル、カルナバ粉と洗剤入り5倍希釈水をホイールとタイヤの間にスプレーしました。