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2023年02月19日 イイね!

全塗装後17か月経過

全塗装後17か月経過














誰しも、人は、
人生最後の車は、これだ、あるいは、こうしたい
と、思ったことは、一度かはあるだろう。

自分も若い頃から、
最後は○○の車に乗るんだ!
と思っていた。

定年送別会で部下が
「やっぱり○○の車に乗るんですか?」
と問われたから、
そうだ」と答えていた。

・・・
この○○は、自分の場合は、「何色」のことを指していた。
・・・
若い頃からの動機として
「こんな色の車に乗りたい」
心で決めていた。

セダン、ステーションワゴン
オープンカーなど
乗って来た
・・・
ところが
いざシニアになってみて
最後の車が話題に乗り始めると

「じゃ、その色を捜してのりかえればいいじゃないか?」

と安易に考え易くなるのに
気が付いた

まわりもそう進言するしてくる。

若い時はそれでいいと思っていたし、
そうして来ていて、いざ、シニアになってみると、
常に
「最後の車」
と言う認識が付きまとうものである。

一方
もはや
「自家用車は家族の一員」
になって来ていた訳だから
現有車を
なかなか手放しにくくなっている
ことに気が付く。

そこで最後思いついたのが
この愛車をそのままの乗り続ける
プラス
『えい!全塗装しちゃえ!』
(オールペイントと称すると学ぶ)
という
手段があった。

中古車を交換するだけでも
諸費用込みの代金よりも
全塗装の方が安く仕上がることは
確かである。

シニアにとっては
もってこいの選択支でもあった。

不幸中の幸い、
コロナ禍で、遠出ドライブが、激減していた。

そこで
自分で調査を開始した。

方針は

ベーシックなメインの色を
不動jの精神で
選定する。

世界中の自動車の色とデザインとをチェックし
候補色を絞る。

この作業が一番時間を要した。

まずは基本色を決めないと、
イメージもデザインも追及できないから
先にまったく進まない乗り越えるべき
第一の壁でもある。

最後にデザインを決める
ここは重要なポイント!

自分の場合は 単色ではないから
色分けラインのデザインを決めなければならなかった

幸い前期型だった事が幸いした

どういうことか?
 
ベンツ開発時に研究室で練りに練って作られた
モックアップデザインが
公開されていた。
alt
明らかに サイドのラインが強調されている
・・・
2011年上海モーターショウで発表したデザインがある
alt

同様なデザインは、他にも見つかる
・・・
2012年4月2日バンコク国際モーターショウ

alt


・・・
ご覧の通り
オリジナルデザインでは
流れるようなボディー凸凹ラインが際立って目立つ!

このデザイン・コンセプトから
A180W176 前期型として 市場発売時に 実現している

我がA180W176前期型の凸凹ライン
alt


『前期型で よかった!』 と 納得!!

補足
あいにく 後期型では 凸凹ラインは おとなしくなってしまった。

そう 前期型だから 凸凹ラインを、生かせた訳。



。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜

つまり

色分けするなら
折角デザイナーが考え抜いた
この凸凹ラインを 絶対に 生かすべきだ!
直感で決めた
・・・
その方針を貫くことで、自分で、沢山のデザイン創作に着手し
最後は
家族会議の総意を、参考にし
色分けとカラー決定が
実現した

覚悟は必要だった!
なにせ 一旦塗装したあとは、変更は出来ない!

つぎは 塗装色の選定に入った。

alt


物理的考察から
最も心配すべき点がひとつあった。

太陽紫外線による
塗装色の日焼けである!

車体の部位によって 色を変えるしかない。

すなわち

太陽光線が直角に当たる
水平面には
明るい色を、敢えて、選んだ

日焼け・水垢シミなどに弱い
濃い色は、 
あえて太陽光線がまともに当たらない
垂直部だけに限定した。

最も大事な決定としては 
塗料そのものにあった。

世界の高級車に使われている塗料はどこの何か?

調べてみたら
殆どだ、と称していいほど

ドイツ
STANDOX社 スタンドックス社
の塗料を使っている!

・・・

だから
高級車が採用している『STANDOX塗料』と
決定した!

幸運にも
全塗装して頂いた塗装職人さんの
資格と工場認定は
STANDOX

濃い色は
既存の車の色の中から
特殊な色で感じがいいのを見つけていたから
すんなり決められた!

世界中に版流通している既存車の塗装色なら
STANDOX塗料に相当する調合データが
存在するからだ!

むずかしかったのは
明るい色

既存の車の色から、見つからなかった!

このころが、
気分的にも、日程的にも、悶々と躓きつつある時期となった。

垂直の色にマッチする
ぴったしカンカンの水平部の塗装色が
見つからなかったからだ!

だから
自分と家族とで
試行錯誤に選ぶ羽目になって
決めるまでに
何か月間も 時間がかかってしまった。

結論から述べると

明るい色は
既存色見本に無かった
だから
日本とドイツとの工業塗装色見本から
二色以上を混ぜ合わせて創り出す
方針を立てた。

いくつかの組み合わせの塗装見本を
塗装屋さんの協力を頂き
創って頂いた

根気よく
自分が納得いくまで絞り込んで行く
息の長い作業が始まった!

同時に
濃い色とのコンビネーションがベストとなるように
つまり
お互いの色を映え立てさせるような
相乗効果のある
そんな特別な色を、捜し続けた。

塗装屋さんは
職人さん魂で根気よく
調合した色見本をいくつか製作してくれた!

試行錯誤と粘り強く
これだけでもすごい労力である!

そして
最高の組み合わせとなる
明るい色を
見つけ出した!

最終的に
それぞれの塗装色見本が完成し
そして組み合わせの感性と試行錯誤とが
最適化するまで続いた!

明るい色は
自分が創り出した色なので
自分で好きな命名をした。

スタンドックス塗料で調合データが
新規登録された訳。

すなわち
スタンドックス配合に登録してもらったので
自分だけが使える特注配合である。

塗装の前に、
目立たないが大事な根気ある作業があった。

機構部品の分解:処理、等、下処理の作業である。

車体から外せる機構部品を外す
ボンネット、5ドア、前後サイドボディパネル
裸になり電線がぶら下がる

素人目には
再び組み立ては不可能に見えるほどバラバラになった!
心配してしまうほど、分解し尽くされた。

普通の大手のオールペイント屋さんは
工数がかかるから
そこまでやらないらしい。

この塗装屋さんは
塗装剥がし、分解とを丁寧に根気よく続けて
徹底してA180の機構を
何か月もかけて分解しバラバラにしてしまった。

素人目には
そこまで解剖し尽くして殆どバラバラのボディーに
一体元通りになるのか?
心配するくらい。

有名な全塗装(オールペイント)業者の
ウエブサイトを調べてもそこまで
やっていない

車体から
ボンネット、5ドア、サイドボディーなど
本体からつぎぐちと外され
塗装工場内には
無残な姿に部品が散らばっていた。

そのころ
これは一年かかるかも?
と思った。

丸裸になったボディも
バラバラになった分解部品をも
サンドペーパーで塗装剥がし作業が
根気強く続けられ
塗装のない灰色の部品と化した。

ツートンカラー塗装は
まさに熟練の職人技で見事に完成した。

仕上げに
STANDOX社のクリアラッカーを使用。

車体の輝きは衰えない。

この二年間
自分はこう思った。

こんなに艶が残っているのなら
わざわざガラスコーティングは
必要ないのでは?

(あくまでも、個人的見解)

alt


まとめ

A180W176前期型メルセデスシルバーを、
コロナ禍で気分を変えたい、
との意思があった。

2021年3-9月まで塗装屋に預けて、
2021年9月末に、全塗装が完成に至った。

そして
2021年9月から現在まで
主に街乗りで愛用して来て17か月間が経過した。

非常に満足している
一緒に協議して創り上げた家族が同じ気持ちであるのが
最高に素晴らしく感じる

・・・
そうした完成した姿は
自分の創作の範囲だし
自分でデザインし配色を決めた
素人の作品故、
みんカラにUP致すには、
恐れ多く

全塗装の色分けに関する
デザイン詳細 や カラー/白黒写真の公開は、
遠慮しているまま、
今日に至る。

どこかで
あれかな?と すれ違うことがあれば
それがその車かもしれない
そこまでしか
申し上げられない

・・・

今年もこれからだんだん春が近づき暖かくなる

コロナ禍の三年間は、幸か不幸か、
全塗装に明け暮れていた

これからは 気分を変え、
カーライフを、まだまだ、楽しめる!

そんなステージに入っている。

Posted at 2023/02/19 17:41:05 | 外装 カスタム | 日記

プロフィール

「二年前の全塗装の前の 塗装剥がしの作業を 想い出しています https://minkara.carview.co.jp/userid/3167048/blog/47670742/
何シテル?   04/21 21:45
ID MeinSchatz  (独語:僕の宝) です 現在所有している  愛称『令和ベンツ』 含み  ドイツ車(MB3種3台、BMW1台)...
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