美ケ原の美術館の駐車場からの景色。
朝日の昇るタイミングにて。
SB-008SHでは、これが限界。
御無沙汰しております。
御無沙汰している約2ヶ月間に、既に1万km以上走っていたりするわけで。
車両更新の喜びであちこち駆け巡った、という訳ではなく、
福島の知り合いの人生の転機を最大限応援するべく飛びまわった結果、です。
先日、その責務にひと区切りが付いたところです。
20型プリウス、素晴らしいです。
酷暑の中、身の拠り所が無い現地で車を快適な退避場にできる、電動エアコン。
深夜、大半のGSが閉じる田舎を不安なく長距離移動できる、燃費。
身も心も疲れ切った幼子の眠りを妨げない、静かさ。
ハッチバック車ならではの、積載性能。
驚きの中古車価格。
他の車では得られなかったものが、そこにはあります。
独身の身ながら、チャイルドシートを付けて走り回った、2ヶ月・約1万km。
前車11型の分を足せば、1年半・約6万kmに達します。
その間、よく知る夫婦の震災離婚の模様を、まざまざと見せつけられました。
世間の復興の速度に身を任せていれば、色々な助けを受けられたのでしょうけど、
フロンティア精神に溢れる余り、その遅さに業を煮やして先手先手で動いたが為に、
セーフティネットからこぼれ、地元の人間関係からもこぼれてしまった。
そして、立ち直りの脚を引っ張られ、さらに地元にも居ずらくなるという、最悪な状況。
それが衝突を生み、一つの家庭が壊れました。
最初は旦那側を助ける為に動いていましたが、その旦那が失踪。
最終的には、奥方と子供の生活を別天地で成立させる為に奔走していました。
その目処が、やっと付いた訳です。
友情と、青春時代に育んだ絆の限界に挑んだこの1年半が、完結。
先日、携帯電話の番号を2件消去しました。
もうこちらからは関わらない、という決意です。
一人で対処するには、荷が重すぎました。
そんな事が終わっての、久々の空いた時間。
職場からの帰り道、そのまま自宅を通過してR19を夜通し走り、
気が付けばここ、長野県の美ケ原に辿りついていました。
全ては、この雲海の下の別世界で起きたこと。
何もかも、忘れられるような気がする。
偶然出会った景色が、いい気分転換をさせてくれました。
嗚呼、ドライブ最高!
Posted at 2012/09/27 22:06:22 | |
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