休みの日に、早速新東名をドライブをしてきました。
これは駿河湾沼津SAにて。
道すがらの全SA&PAに立ち寄りましたが、
それぞれで、各施設で会った顔に出会いまくり。
みんなやってることは同じなんですねぇ。
今日のルートは、R1→東名浜松西IC→三ケ日JCT→新東名→御殿場JCT→東名御殿場IC。
その後は足をのばして道志みちを走り、R246→R1で帰還です。
さて、新東名を走って感じたのは、「意外と走りずらい」ということでした。
まず、新東名では、曲率や勾配の緩さが、必ずしも走り易さに繋がっていないように思います。
とにかく、カーブや坂がダラダラと続き、ずっと気を抜けない感じです。
一般的なスキルのドライバーがコンパスで描いたようなラインでコーナーリングするわけもなく、
車線の中でフラついて、左右車線からこっちに寄ってこられることも多々。
また、カーブの途中なのに縫うように死角から車線変更してくるバイクも結構居て、怖い怖い。
坂道にしても、登坂車線が必要なほどの傾斜がないのはいいものの、
いつのまにか速度を食われているような緩い登坂がずっと続く一方、
アクセルを放しても勝手に加速していくような下り坂があるわけでもなく、
自分が今走っているのが平らのか坂なのか、よく判らず、とにかく小まめな速度管理が必要。
クルーズコントロールがないと右足が休む暇がありません。
従来の東名の方が、カーブや傾斜といった運転中のイベントにメリハリがあり、
かつ直線&平坦な、いわゆるノーマルな状態もハッキリしてるので、
気分転換にもなるし、運転していても楽しく、眠たくなりません。
次に、場所によって車線数が2・3・2・3と増減するのもいただけません。
制限速度で走る大型トラックと、それを微妙に上回る速度で走る乗用車が入り乱れながら
左側2つの車線で車線変更を繰り返すのであわや接触や追突!というケースも数回目にしました。
全線3車線で完工しているのを、ポールやガードレールで敢えて2車線化しているわけですから、
それを早急に取っ払うだけで、無駄な犠牲が避けられるはずなんですけどね。
現行法で80km/h走行を強いられる車両が淡々と一番左の車線を走れる環境を整えるのは、
燃費向上&エコドライヴや事故防止にも繋がるのではないかな、と思います。
あと、PA&SAの出入口の速度設定にも疑問が。
どう考えても本線と施設との出入りがスムーズに行えるとは思えない設定です。
施設への流出部は、かなり早い時点で40km/h、
逆に本線への合流部は、合流の直前まで60km/h。
前者は、マジメにその速度で走ってたら、後続車に追突されかねませんし、
後者は、施設から本線へ向かう下り坂を生かしての加速を完全に殺してしまう。
本当に無駄な設定です。
特に後者は、CVT車だと速度が乗りずらい中間速度域からの加速になってしまうので、
凄く効率が悪いはずです。
なんというか、新東名だからといって、運転が劇的に楽になったり楽しくなったりとか、
そういう実質的な改良が少なかった気がします。
完工までの間に起きた車の進歩や変化に、道路の設計が追いつけなかったのかもしれません。
SA&PAの化粧に掛けたコストを、もっとそっちに振り分けて欲しかったな、と。
実は祖父母の眠る墓が三ケ日JCTのフェンスの脇にあるので、
幼い頃からお参りしつつ期待しながら工事を見ていたのですが…ちょっと残念でした。
そのあと走った道志みちが、まぁ楽しかったこと楽しかったこと。
Posted at 2012/04/18 01:21:27 | |
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