
「ピッコロ」
言うまでも無く、ドラゴンボールのピッコロ大魔王でもなく、楽器のピッコロでもありません。
ピッコロ piccolo (伊語) 小さな
でございます。
その昔、フェラーリはV12であり、V12以外のフェラーリ生産のクルマをフェラーリとは呼ばず、Dino(ディーノ)というブランドで一時販売しておりました。
Dino206/246~Dino208/308gt4ですね。

うーん、やはり今見てもカッコいい
V8サウンドもサイコーだったのよ。
でね、
この208/308gt4の途中から、やっぱりフェラーリって言ったほうが売れるんじゃね?
ってことから、フェラーリ208/308gt4となり、その後の308GTB/GTSに繋がります。
恐ろしいことに・・
Dino206からすでに50年以上が経過しております。
なにげにワタクシ、このDino308gt4を所有していたことがあるのですが、お値段が高騰する前、ほんとに少し前に手放してしまい、自分の相場感の無さを未だに嘆いております。
まぁ、そんなことはどうでもいいです。
で、ピッコロ
主にV12以外のフェラーリ、つまり当初はフェラーリと呼ばれなかった物から、現代のV12以外のモデルが主に、ピッコロフェラーリと呼ばれます。
英語で言うと、スモールフェラーリです。
ピッコロフェラーリ
スモールフェラーリ
同じ意味でも、この響きの違い
こういう面でイタリア語って素晴らしいですね。
スモールフェラーリという言葉がすごく無粋に聞こえます。
で、ワタクシ、上述のようにこのピッコロフェラーリのひとつ
Dino308GT4を所有していたことがあるのですが、このときは、まったくピッコロなどと感じることはなく、まぁ、デカイ!というのが率直な感想でした。
なので、手放してしまったんですけどね。
で、今回ふと、ケイマンって、コンセプトとして、ピッコロ ポルシェだよなぁってことにいまさらながら気が付きまして、ディメンションをDino 308GT4と比較してみたのです。
◎ケイマン 987
全長:4340
全幅:1800
ホイールベース:2415
全高:1305
◎Dino 308gt4
全長:4300
全幅:1790
ホイールベース:2550
全高:1210
うーん、近いサイズ!
やはり現代のクルマ、ケイマンのほうがデカイ!
しかしながら、ケイマンは308gt4で感じたような、デカさを感じないんですわ。
なんででしょう?
308gt4がケイマンよりデカイところは、ホイールベースくらいしか無いんですけど、曲がるときだけデカサを感じた訳ではないので、これが理由ではないでしょう。
後席があるコックピット空間がスカスカだったからかなぁ?
たまに、「デキの良いクルマは、デカさを感じさせない」なんていう記事もみますけれど・・・・ホントか?
単に、時代、当時の自分の感覚の問題でしょうかね。
と、つらつらと取り留める無く書いてきましたが、
ピッコロ ポルシェという言葉が、自分的にハマったので、ワタシのケイマン987.2のことは、そう呼ぶことにします。
ちなみに、ドイツ語の小さいはKlein(クライン)だそうです。
カルヴァン・クラインと同じですね。
クライン ポルシェ
うーん、カワイクない
やっぱり ピッコロ ポルシェだね。
戯言を最後までお読み頂きありがとうございます。
って、読んでくれた人いるのかね??
いたら、ほんとうにありがとうございます。
Posted at 2020/01/29 21:00:58 | |
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