
昨日の続きです。
https://clicccar.com/2020/07/04/991582/
シェルが良いのね、と数時間思ってしまったこの記事ですが
どうもミスリードっぽい。
有名な自動車評論家さんらしいですが
意図的なものか、それともそうでないかは知りませんが、シェルからチョイと貰ってるんじゃないって思えちゃいます。
ツッコミどころ満載なのですが、メンドクサイので、1か所だけ。
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そんな中、1人ブランドイメージを大きく上げたのがシェルのカンバンを出しているスタンドだ。昭和シェル石油(今は出光昭和シェルになったが、シェル看板のスタンドは残っている)で扱っているVパワーは特別配送をしている。オクタン価も限りなく100に近い上、実効のある浄化剤(汚れを落とす効果)が使われていることも、多くの人達が実績によって認めてます。
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シェルはオクタン価を公表していないのですよ。
「多くの人達が実績によって認めてます」って多くの人ってだれ?
このくだりには、エビデンスが無いのだけど良く読まないとシェルが良いと思わせるような書き方なのです。
現にワタシもそう思ってしまったし・・・
評論家さんとかジャーナリストならば、ちゃんと調べて記事にしてほしいなぁ
毎日新聞によれば
「出光昭和シェルは「Shell V-Power」のブランドで販売するハイオクについて「他社製と混合していない」と答えた。」
https://mainichi.jp/articles/20200627/k00/00m/040/124000c
混合してないのは、他社と同じものだとの否定にはならないよね。
Shell V-Powerは独自のものだとしても、
肝心の、ワタシ(だけではないと思う)が知りたいオクタン価は非公表。
うがった見方ではあるが、他社をしのぐ数字ならば、公表するのではないかと思う。
という中で、こんな記事を見つけました。
https://young-machine.com/2020/06/29/109919/
記事では、明言していませんが・・・
全部同じじゃんと言っているのだと思います。
これらから、推察するに、やっぱりハイオクはどこも一緒で、
たぶん、コスモが言うように、オクタン価 99.5以上というのが正解ではないか?
他のメーカーは、四捨五入して、100と言ってたんじゃないか?
仮にシェルは独自のものだとするのならば、これに独自の洗浄剤を投入して、独自のものとして他社と混合せずに販売しているのではないか?
そういえば、シェルといえば、あのプロスト~セナ時代の、「スパークエイダー」
このときの、広告を見てもオクタン価の記述はなく、プロストもセナも「スパークエイダー!」とは言っているが、オクタン価についてはセリフが無い。
この時に他社は、スパークエイダー対策で、オクタン価100を謳ったのではなかったかなぁ。
当時はまだ再編前で各社違うものだったのでしょう。
で、洗浄剤ですが、シェルのウェブサイトには、吸気バルブにV-Powerがかかることで吸気バルブを洗浄しますって書いてありますが、これ直噴エンジンだと洗浄効果はないのではないかと・・・・
まぁ、ワタシのは直噴ではないので、良いのですけれど。
で、もちろんこの洗浄もシェルのラボデータでは、ウェブサイトのとおりかと思いますが、実使用でのエビデンスはどこにある?って感じ
やっぱり、どれもおんなじなんじゃない!?
と思いました。
そうすると、オクタン価はどれも99.5以上ということでよさそうです。
なので、これで解決
洗浄剤は・・・シェルを信じるか信じないかってとこですかね。
でも、とりあえず、せっかくアプリも入れたので、しばらくシェルを入れてみることにするかな。(^^;
値段次第だけど。
ああああ、またこんな文章を書くために時間を費やしてしまった・・
後悔
Posted at 2020/07/12 07:34:56 | |
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