
今週末と来週末に『SLやまなし号』というイベント列車が走り、その主役はこのD51型498号機。
1000両以上が製造され、デゴイチの名称で親しまれた蒸気機関車です。
現在は2両が動態保存され、イベントに活躍していますが2008年11月に空炊きで火室を破損してしまい、修理に要した時間はなんと1年半・・・
やっと復活できました^^
愛好家の間で機関車の事を『カマ』、あるいは『釜』と呼ぶのは、蒸気機関車からきています。
ただ、電気機関車やディーゼル機関車はお釜を持っていないから『釜』と呼ぶのはどうかという意見もありますね。
個人的には乗った事の無い機関車や車両に興味は出てこないのですが、すでに製造から70年近く経ち、戦前、戦中、戦後の大変な時期を走った蒸気機関車に敬意を表し、イベント前の待機中を撮影しました。
現場には石炭の燃えるにおいと湯気が、まるで生き物のような存在感を出していました。
警備員さんに聞いたら、点火するまで6時間かかるとか。
この状態でもすでに火を入れておかないと本番で走れないため、燃焼の具合や水量のチェックなど、専門のお世話係さんが時々様子を見ていました。
脚立もそのための物かと思います。
そろそろ出発の時間です、沿線では大勢の撮影者がスタンバイしているでしょうね。
安全に良い写真が撮れる事を祈ります^^
P.S.
書き方が悪かったようですが、JOEはこの写真を撮影後すでに帰宅しております(^^;
よって、今日と明日の本番を撮影する皆さんにエールを送ります!
Posted at 2010/05/29 09:55:21 | |
トラックバック(0) |
写真 | 日記