
GRグラベルに関し資料がないので、いろいろな記事、業界情報から推測して妄想しています。
業界情報では、ノーマルのギヤ比と、「GRグラベル」の等速トランスファーでは道によってキロ1秒速いらしいとの話しがあるようです。
ここまで書いたようにGRヤリスのRCにオプション設定されている「GRグラベル」の仕様は、等速トランスファーというミッション後端のドライブシャフトの出口のパーツが「GRグラベル」その物のようです。
ここでリヤ側の減速比をフロントと同じくらいにしているらしいとのこと。
リヤの減速比がフロントの[第1速~第4速]:3.941と同じになると、その領域で多板クラッチを100%つなげるとトルク配分が50:50、多板クラッチをフリーにすると100:0でFFと同じ状態になります。
第5速~第6速ではフロント減速比が3.350なので、クラッチを100%つなげても54:46とフロント寄りのトルク配分が最大となります。
リヤの減速比をフロントの[ 第5速~第6速、後退]:3.350と同じにすると、多板クラッチを100%つなげると46:54となり、若干リヤ寄りのトルク配分となります。
このギヤ比だと第5速~第6速では50:50になります。
リヤの減速比3.350は、ラリー、ダートラ、ジムカーナでは現実的なトルク配分な感じがします。
もしくは、実際に走りながらベストな価を出したとしても、この2つの例の間になるかと思います。
と、ここまで書いてきて、あることに気付きました。
フロントの駆動は直結で、リヤの配分だけを油圧多板クラッチで電子制御するというのは、GT-RのアテーサETSの前後逆バージョンではないかと。
アテーサETSは前後の減速比が同一なので、GRヤリスほど複雑ではないですが……。
ノーマルのGRヤリスのギヤ比だとほとんどのシーンで油圧多板クラッチが滑っている状態なのでクラッチがオーバーヒートする可能性が高く、「GRグラベル」はそれを防止して駆動力も最大にするための解決策なんでしょうね。
これか結果的にWRXなどのセンターデフ方式に比べ優位になるのか?
もちろん、車体もエンジンも違うので、一概に比べられないですが、この駆動方式のこれからの実戦での評価が楽しみです。
写真は日産Webサイトからの引用です。
Posted at 2020/09/20 21:03:23 | |
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