空気圧センサー(TPMS)プログラムのお話
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★ |
作業時間 |
30分以内 |
1
ご存じのように、現行のポルシェ車両にはすべて空気圧センサーが取り付けられています。
タイヤ交換だけであればセンサーはそのまま利用できるので問題ありません。
センサーのバッテリー切れやホイールそのものを交換する場合は、センサー取り付けが新たに必要となります。
左が現行の718シリーズに付いている型番のセンサーです。
同じ型番のセンサーを付ける場合はプログラムは必要なく、そのまま取り付けて車両側の設定を行えば数キロ走行することで認識します。
今回の私のように、純正センサーではなく、社外のプログラム式のセンサーを利用する場合は、センサー固有のIDを複製する必要があります。
2
これがセンサーのIDを複製(プログラム)するツールになります。
PCと接続し、元のセンサー情報を読み取って、新たにプログラム式の社外センサーに書き込みします。
3
プログラム画面です。
赤丸が空気圧センサー(TPMS)の製造メーカー名です。
青丸がいわゆるセンサーの純正No(型番)です。
フォルクスワーゲン・アウディとの共用パーツなので、両方の型番があります。
ここで注意ですが、ポルシェでも製造年が同じであれば同じ型番とは限りません。718系と991系の製造年が同じでも型番は違います。
製造メーカーが同じであっても、型番が違うと車両側のセンサーが認識してくれませんので警告マークが点灯したままになります。
画像はすでにプログラムが完了し、黄丸のセンサーIDが複製された状態です。
4
作業順としては、元の純正センサーをツールの上に置き、センサーIDを読み出しします。
その後、新たな社外センサーをツールに置き、プログラムさせるだけです。
1分もあればできます。
このツールは輸入価格6,000円程度です。
5
今回使用した社外センサーですが、いろいろなメーカーのものが存在する中で調べた結果、AUTEL社のものにしました。
輸入価格で1個3,000円程度です。
センサーは315MHzと433Mhzのものがありますが、国内正規品は電波法の関係で、315MHzですのでお間違えなく。
純正品をPCで購入すると4セットで10万円以上するようです・・・
6
ということで、タイヤも購入済みとなっており、明日組み込みにいってまいります。
無事にセンサーが機能してくれることを願うばかりです。
7
最後に、スタッドレスタイヤなどで新たに空気圧センサーが必要な場合は、上記ツールで簡単にお安く準備できます。
ショップでも社外センサーのプログラムサービスがあるようですが、これまた1個10,000円以上するようです。
もしご近所さんでお手伝いできることがあれば遠慮なくおっしゃってください。
参考になればうれしいです。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]ヤフオク
関連整備ピックアップ
関連リンク